ポイントラリー/スタンプラリーを学童など小学生が楽しむコツやアイディア
「ポイントラリー」、「スタンプラリー」って言うと、世の中的には
✔鉄道会社が夏休みとかにやってる、いくつも駅を回るスタンプラリー
✔長い距離歩いて、ポイントにあるスタンプを巡るラリー
✔来店ポイントを何日もかけてスタンプを集めて、景品を貰って終わり
学童クラブのスタンプラリーはそうじゃない、
そもそも学童でやるのはスタンプラリーというより、友達とポイントを回ってゲームをやったり楽しむ遊び。
準備や回る広さによっては人手もいるから頻繁にはやれないけど、イベントとしてたまにやる時に重宝するプログラムです。
東大出身 理系保育士ジャムです。
この記事では児童館含めて20年以上キャリアのある私の最も得意とするプログラムの一つ、
小学生が楽しめるポイントラリー、スタンプラリーのノウハウやアイディアを紹介します。
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【スポーツ鬼ごっこ】っぽい遊びを学童クラブや子ども会で楽しむコツ
1.小学生/学童クラブのスタンプラリー、ポイントラリー、1000円予算で子ども大満足
ポイントラリーはいくつか形式があって
●ウォークラリー的にポイントでスタンプ集める
●各ポイントで点数がつく遊びをして得点を競う
●謎を解き目的の宝を探す形式
どの方式でも景品やご褒美を目指すのが基本かな?と思います。
まあ景品は「あるよ!」だけ言っておいて、結果的にアメとかジュースとかでOK。
保育園児だとなんでも喜ぶけど、年齢が混ざってる学童クラブや児童館、子ども会などで
高学年がいるのに景品が手作りのメダルなんかだと
なんかお互いに残念な気持ちになって終わるので、1000円くらいは予算をかけるのがオススメです。
私が児童館でやったのは点数を競うポイントラリーで、上位者に近くの駄菓子屋で100円分くらいの買い物券が景品。
一般の参加賞は袋に何個も入って買えるアメ一個とか、景品の総予算1000円で、200人くらいのイベントやったりしました(^^;)
最後に表彰式やったりすると、演出面でも満足する。
予算についてはそんなもん。
スタンプラリーは小学生がやる場合、一人よりも友達グループで回ったり、振り分けたグループでやってもらい交流するとか、
単なる楽しみ要素だけでなく、意図を持った仕掛け次第では子どもの成長や発達にも良い影響を与えます。
子ども会なら「活動の狙い」とかなくても良いけれど、学童クラブや児童館でやる場合は、
・友達の幅を広げる
・利用者満足
・地域や保護者への活動アピール
👆こんな目的を楽しみながら、同時に達成しやすい活動としてもオススメできます。
2.単にポイント回るラリーや出席スタンプなど、オーソドックスなのも受けは良い
最近は食育が盛んなので、地域の飲食店や食品系の店舗を回ってスタンプを押し、
最後にいただいた野菜などをもらって帰る、みたいなイベントが各地でやられています。
地域福祉の流れにも合っていて、閉じた施設になると地域の理解が得られないと、
子どもを遊ばせるな!
みたいな声だけ大きい大人の意見が容認されてしまう、世知辛い世の中だけど、
普段から地域に出てれば対話もでき、理解も得られやすくなる意味でもオススメ。
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参加人数によりますが、番号をつけて回る順番を指定すれば、特定のポイント一に人数が集中しないので良いと思います。
子ども会でやってる様子はこんな感じ。
比較的長い距離を歩いて、チェックポイントでスタンプを押してもらってお菓子をもらって休憩、とかウォークラリーも楽しいですよね(^^)
ネイチャーゲームにある
散策しながら目的地を目指す遊びと似ています。
3.言葉探し、謎解き系の学童ラリーは超オススメ!
学童クラブでやるのにオススメ、私が何度もやってハズレ無いのが謎解き系のポイントラリー。
・個人または多くても5人くらいの小グループでやる
・はじめにポイントの場所を書いた謎シートを分ける
・謎シートに従ってポイントを見つける
・全部のポイントを見つけると最後の宝のありかが分かる
👆こんな感じ。
いつも過ごしてる児童館や、学童クラブなら校庭やクラブ室、子どもを会なら子どもの足で行ける範囲の地域など、設定する場所でやります。
参加する子の年齢や理解度によって難易度調節は難しいので、ヒントを出しながらやっていく。
先走る子が必ずいるので、
減点ですよ
みたいに言い含めておけば、子ども同士の協力する姿が見られます。
3-1.ポイントでの仕掛け
ポイントのヒントとしては、場所を示すヒントを謎シートに書いておき、行くとクリアに近づく。
●写真の場所を探せ!
➔こんな感じで接写したのをプリント(鉛筆削りの手で回すところ)
●階段の12段目
●犬の置物
●赤の1つ目(だるまの目が一つ入ったもの)
こんな感じで、場所を示すワードでも写真でも、謎解きでもシートに書いておく。
そして場所に行くと
・クイズが書いてあったり、
・〜の背中を見ろ!
みたいな指令が書いてあったり、キーワードやアイテムを得る。
夜のプログラムなら
ブラックライトでここを照らせ
で、キーワードや絵が浮かび上がるとか楽しいですよ。
⬇ブラックライトで書いたのが浮かび上がるペン
3-2.最終的なクリア条件
最終的なクリア条件として
✔文字を集めて文章にしたらクイズやキーワードが分かる
✔ヒントを集めていき謎を解く
✔単純にポイントに書いてあるスタンプを集める
この辺は参加者によって工夫がいります。
難し過ぎると人の答えを見るだけ、ヒントを出しても分からないと興ざめ。
難易度調節は考えてみましょう。
謎解きとしてやったことあるのは
●重ねると地図になる透明シートを各グループが一つずつ得て、宝の在り処が分かる
●パズルピースが集まって最後の司令が分かる
グループが3つくらい、20人くらいのグループでやると一体感が出ます。
だけどそれくらいになると子どもの力関係で、中心人物が決まってしまう。
だから大人の声かけ、腕の見せ所。
またグループについてくだけの子がつまらなくないよう、
・ポイントごとに全員参加型の指令
・普段目立たない子が得意な電車クイズを入れとくみたいな
学童クラブなどでは参加者と展開も予想してプログラムを組むのが、仕掛ける大人も楽しいですよ(^^)
また「謎とき」は大人向けにもイベントがあるくらいブームなので、一個くらい参加しても刺激をもらえます。
またこんなのも有名ですね
4.ポイントごとに課題クリア遊びがあるスタンプラリー
場所を探すんじゃなく、遊びがあるポイントラリー
・射的コーナー
・輪投げ
・ボールを投げて穴に入れる
・紙飛行機を折って飛ばして穴に入れる
・〜に勝利せよ
・ミニカーをギリギリで止めたら得点
・10秒間違い探し
・20秒缶積み
・バランス棒を手のひらで立てる
・くじ引き
・じゃんけん
※内容は名前からお察し(^^)
こんな感じで得点を稼ぐ遊びをして、最後に高得点者を表彰する。
年齢によって差がつくゲームにはハンデをつけたり、運のみで得点を稼げるものとか、いくらでも思い付くでしょう。
3章で紹介したような謎を作るのは楽しいけど大変なので、こんな遊びポイントを作るのもオススメ。
各ポイントでゲームをして、クリアしたら得点じゃなく子ども手作りの折り紙とかドングリコマとか貰えるとかもあります。
プレゼント貰えるのは季節行事との相性も良く、
●夏祭りでチョコバナナの紙工作、星の折り紙
●ハロウィンでカボチャなどの小物
●ドングリに書いたジャック・オー・ランタン
●クリスマスでも松ぼっくりのツリーオブジェ
もらえる系はよくやりますね。
5.学童クラブのポイントラリー成功事例
私が学童クラブでやったのは、児童館で低学年の遊び活動。
参加者20人くらいのいつものメンバー、どの子が中心になりやすいとか、誰と誰が仲良しとか少しだけあるグループです。
仕掛けたのは謎解き系のポイントラリー。
音声のみの挑戦状が届いた設定で、まず子どもに聞いてもらう。
君たちが毎週集まって楽しんでるという話を聞いたぞ、私「X」も協力してやろう。
昨日、ここに忍び込んで宝を隠した。
見つけられるかな?
まあ無理だと思うがな、ハッハッハ・・
👆私が声を変えて録音したもの。
みたいな子どもの反応も。
すかさず演技して
コレが一緒に入ってたんだよ!紙を見せるとルールが書いてある。
ルールはこうだ!
・5人くらいのグループを3つ作れ
・3グループで時間内に謎を解くんだ
・3つのヒントを合わせると宝にたどり着くだろう。
・4時には宝は消滅する。
まあ、無理だと思うがな。
3グループに分け、グループに謎シート1枚を分けてスタート。
児童館内のポイントを探すと、小さい紙に書いたひらがなが分かる。
いくつか集めて並び替えると、最後のワードが
- 図書室
- はらぺ
- こあお
- むし
- 3ページ目
本のページを探すと最終ゴールへの道が開ける。
ヒントを求められても
でも、こうかもしれない、
とか演出面を大事に保ちました。
3グループそれぞれが透明シートをゲット、重ね合わせるとトイレのマークが浮かび上がる。
走り出す子ども。
1階のトイレ標識になければ2階、そこに
外の木の上を見ろ!
たらい回し感があるけど、何本かある木の上にそれっぽい宝箱を配置しておいたのを子どもが見つけると大歓喜。
大人が取ってあげて中を見ると・・
また音声テープが!
みんなで聞きましょう。
興奮しつつ、子どもは静かに聞き入る
よくぞたどり着いた。
ご褒美はそろそろ郵便で届いているはずだ、職員さんに確認してもらうといい。
さらばだ!
お菓子を人数分
これで1時間のプログラム、Xの存在を疑いつつも確証は持てず、もらったお菓子を喜んで持ち帰り。
かけた予算は1000円です。
謎は考えるほど進化していきますが、対象年齢に対しての難易度調整が成功のキモ。
公園の地図を書いてやらせてみたけど、3年生でも無理だったのは失敗談。
この形式は何年かに一度やって、設定も「忍者」とか、音声テープじゃなく怪しい映像にしたり、むしろ私が楽しんでました。
動画を怪しく作りすぎて、本気で怖がってた子がいたのはナイショ。
6.児童館で一大イベント〜競技型のポイントラリー
私が昔勤めていた児童館では、イベント的に得点を稼ぐ型のポイントラリーをやってました。
テーマも秋、ロボット、七夕、ハロウィン、
それに合わせた遊びを考える。
・秋ならどんぐりを投げて的に当てるとか、
・ハロウィンならマニアックなカボチャクイズ、ほぼ運の三択クイズとか。
中高生になった大きい子には、参加者じゃなくボランティアをやってもらい各ブースを運営してもらい、
20か所近くブースを立てて、それぞれでプレーして得点を競う。
参加者は当時200人とか、小さめの小学校全員参加するくらいの勢い。
その割に景品は、児童館付近のいつもお世話になってる駄菓子屋さんの200円買い物券✕3人分+参加賞のアメとか、予算は1000円レベル。
子どもの満足度も高く、遊びの中のコミュニケーションを図ったり、来てもらえれば日常の関わりにも繋げられる、
非常にコスパの良いイベントでした(^^)
7.学童や小学生なスタンプラリー、ポイントラリーまとめ
いかがでしたか?
ポイントラリーというと、ポイントに行ってスタンプをもらい、貯まると景品とかよくある形式ですが、
子どもが遊ぶのに非常に相性の良いものです。
準備してる大人のアイディア次第、場合によっては高学年とか上の子が主体になってやってもいいくらいです。
参考にしてくださいね(^^)
ありがとうございました
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