いじめ/意地悪/嫌がらせ/上級生怖いの訴えへのトラブル対応
学童クラブでは「3年生が怖い」と言う1、2年生がよくいます。
- 「上の子が怖いから学童クラブ行きたくない」と家で訴えているんです
- 「◯◯君にいつも意地悪をされているって家で泣いていました」
なんて保護者に言われたら、あなたならどうしますか?
学童クラブではなくて、小学校などで「あの子(強め同級生)が怖い」という訴えも似たようなものです。
文章だけ見ると「強い子がいたら、単純に怖いから仕方ないよね」と思うかもしれません。
はっきり言って、「学童あるある」です。
年度始め4月の新しい環境に慣れるための何かの儀式のように出てくることもあれば、年度途中に別の問題の"ついで"に出てくることもあります。
これ、いろんななケースがあり、対応の要素も多く、場合分けも必要になる意外に複雑な問題。
結論から言えば解決はできます。
でも学校でも学童クラブでも後手に回って対応に失敗すると「あの子とは遊ばせないでくれ」とか、「あの子が来る日は休みます」とか、これが原因で退会していくとか、後味の悪いものになっちゃうこともザラにあります。
このページを読むと分かること
- 「上級生が怖い」問題の要素
- 原因を探って対応する方法
- いろんな気を付ける事
- について書いていき、経験の浅い方でもある程度の道筋が分かるようにしたいと思います。



はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたんですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが伝わることを願い、
このブログを運営しています。
私は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててます。
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)

- 1.原因を探る4つの視点
- 1-1.加害者にあるもの
- 1-2.やられた側にあるもの
- 1-3.関係にあるもの
- 1-4.環境要素
- 2.対応で外せない条件とは?
- 3.対応の基本路線
- 3-1.先手をとる
- 3-2.保護者対応のタイミング
- 4.解決の具体的な方法
- 4-1.環境を作る
- 4-2.やられた側への対応
- 4-3.加害者側への対応
- 4-4.外部連携
- 5.保護者への対応
- 6.まとめ
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