はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたんですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
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- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが伝わることを願い、
このブログを運営しています。
私は今までの経験を元に現在独立し、
中部地方にて
主に執筆活動を行っています。
家ではまだ小さい、2人の娘を育ててます。
とっても安定してますよ(笑)
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ドッジボールに似たスポーツ~タスケのルールと進め方
みなさんはタスケという遊びを知っていますか?
簡単に言うと味方がいない全員敵の一人ドッジボールですが、これが子どもに超人気です。
小学生~中学生にも人気です。
導入されているところでは、ドッジボールかタスケかと比べたら、「タスケ」というくらいです。
この記事では基本ルールと進め方、また子どもに浸透させた方がよいルールなどについて書いていきます。

目次【本記事の内容】
- 1.タスケの基本ルール
- 2.トラブルや進め方のコツ
- 2-1.追加ルール
- 2-2.よくあるトラブルと対応・進め方
- 3.アレンジルール
1.小学生/学童クラブでも人気~タスケのルールと進め方
タスケをする準備
- ドッジボールで使うようなボールを使います。
- 当たった人が待つ場所を明確に決めておきます。
準備はこれだけ。
タスケの範囲や人数
テニスコート1~2面分(子どもがボールを投げて端まで届く位の広さ)
人数は5人くらい~多くても30人くらいが適当です。人数が少ないほど狭い範囲でやる方がいいでしょう。
タスケの基本ルール
- はじめの人が打ち上げをし、三回バウンドした時点でボールをとった人から始めます。(取ったら即開始か、時間を置いて開始)
- ボールを持った人はその場から三歩だけ動いてよい。
- 誰でもよいので当てる
- 当たった人はアウトゾーンで待つ
- 自分を当てた人がアウトになったら復活できる
2.タスケでの追加ルール・よくあるトラブル・進め方のコツ
遊び方を分かっていたり譲り合うことができる集団ならトラブルが起きる頻度は多くなく、またトラブルが起きても自分達でなんとかできることもあります。
しかし子どもなのでその時の気分により大きく態度や行動・言葉も変わるため、楽しいはずの遊びが人との間にしこりを残すこともあります。
トラブルを防いだり、安全に遊ぶためにはルールを整備することと、状況により判断することの両面からのアプローチが必要です。

子どもだけで学校の休み時間にやっているなら仕方ありませんが、大人がその場にいるなら「遊びを通した子どもの育ち」を支援するなら介入やほんのちょっとの口出しだけでも必要な場面がたくさんあります。
特にルールについては大人が介入できるときに、トラブルが少なくて進行がいちいち止まらないようなやり方を伝えていくことで子どもの中に浸透していきます。
そして子どもだけでやるときにもそのルールが一般ルールとなり、自然とトラブルが少な目のルールで、いちいちプレーが止まらずに十分に遊べるようになります。

2-1.タスケの追加ルール
追加ルールと、なぜそれらが必要なのか項目別に解説します
- 始めの打ち上げを省略可
- 床と同時キャッチやワンバウンド・かすり、顔面などの扱い
- 最後の二人や三人になったらコートを狭くするなど
- 同時キャッチの扱い
- アウトになった人の動き
- 復活したときの扱い
- 一人狙いは×
- 味方を作るのは×
- 当てろなどの言葉は内容によって制限
- なるべく近い人を当てていくこと
①始めの打ち上げを省略可
子どもの年齢や動き・人数にもよりますが、始めの打ち上げの時にはボールしか見ないので頭同士の衝突がたびたび起こります。
取ってから即開始のルールでは開始直後にアウトになる子もいるためつまりません。
また時間を置いてやるならわざわざ打ち上げて動きをつける必要がなく、衝突の危険があるだけです。
このような理由から、はじめにボールを持つ人はじゃんけんかなにかで決めて、その子だけ少し離れたところから開始する方法を推奨します。

②床と同時キャッチやワンバウンド・かすり、顔面などの扱い
アウト基準が曖昧だときわどい場合の度にプレーが止まるので楽しくありません。
ワンバウンドはアウトでもセーフでもどちらでもいいので、とにかく子どものなかに浸透するように決めておくことが大切です。

やる子が一年生が多くてバウンドボールばかりの時は、バウンドしたボールでもとにかく当たったらアウトのルールがいいと思います。
ルールが曖昧なことではトラブルが必ず起こるので、「起こったら考えよう」ではなく、想定外のケース以外ではあらかじめ芽を潰しておくことが必要です。
③最後の二人や三人になったらコートを狭くするなど
進行していくと、強い子がどうしても残ってきます。ですが逃げ延びて最後まで残る子もいます。
最後の二人とか三人になったら待っている子も相当多いため、間延びしないための工夫がいります。
簡単なのは書いたように範囲を狭くすることで、浸透してくれば子どもだけでやるときにも一般ルールとなります。
④同時キャッチの扱い
同時にキャッチした時は、手が上にある方とか、手が触れている面積が広い方とか、またはじゃんけんで決めるなど、これも何でもいいので決めておくのが必要です。本当に頻繁に起こります。

⑤アウトになった人の動き
アウトになった人はアウトゾーンで待つことを徹底しましょう。放っておくと危険でプレーの邪魔ですし、勘違いして当てることでのトラブルも多くなります。
⑥復活したときの扱い
アウトゾーンから出た瞬間にアウトになる残念な子がいます。線などでゾーンを分かりやすくしておき、出たら参加というのを知らせておきましょう。
ボールを持った子が近くにいるのに不用意に復活すて当たるのは仕方ないことで、周りを見る訓練になります。

⑦ 一人狙いは× ⑧味方を作るのは×
一人だけを執拗に狙うのはトラブルの原因ですし、狙われた子はいじめられているようなものです。プレーを止めてでも阻止しましょう。
味方の作り方は、普段から仲がよいから当てないとかパスをするなど何となくやることが多いですが、よく見ていれば分かります。
きっちり仕切ることが、参加者全員が楽しむためには必要な時もあります、
⑨当てろなどの言葉は内容によって制限
ルール上、自分を当てた子がアウトになれば復活できるので、「◯◯当てろ」など言いたくなる気持ちも分かります。
しかし言っていいことと悪いことはあるので、言わないように指導が要るところです。悪口は言うまでもなくペナルティです。

⑩ なるべく近い人を当てていくこと
味方を作らないでプレーをするに付随して、友達を当てた遠くにいる子をわざわざ狙おうとする行為もよくあることです。
一人狙いにつながるため、分かりやすく「近い人を狙う」ように伝えていきましょう。
それが浸透してくると、アウトになった子が「俺より近い人がいたのに狙わなかった」などの文句がでてきます。
ボールを持ってる子は後ろに近い子がいても分からないので、「向いている方向で近い子を当てていくこと」を伝えていくと、多少分かりやすいです。
それでも「俺より~」の文句を言う子はいますが、仕方のないことです。

2-2.タスケでよくあるトラブルと進め方のコツ
怪我は止める、ボールを預かる
どんな遊びでもそうですが、怪我やトラブルの時にはプレーを止め、ボールを預かりましょう。大人がもう一人いれば分担してもよいでしょう。
一人しかいない状態でトラブル対応をしながらプレーを続行していると、次々に起こってパンクします。
三歩だが厳密ではない
ルール上は三歩ですが厳密にすると頻繁にプレーが止まりつまらなくなります。
子どもから不満がでなければ多少流し、文句がでたらジャッジをするでよいです。
特定の子がいつも何歩も歩くとか、当たった子が文句を言えない一年生などなら多少「歩きすぎ!」ジャッジをした方がよくなります。

自分を当てた人を忘れた
自分を誰が当てたかは大事なところですが、背中を当てられたり、忘れてしまうこともあります。
「ぼくを当てた人だれー?」と聞いたり、「ここから五人当たったら復活してみて、文句(俺が当てたのに何で復活してるの?)がでたら戻る」ように伝えてみましょう。
勘違いの場合
当たっていると思っていて、その子がボールを持ったからもらいに行こうとした。でも復活直後の子だったから、近づいたら当てられた。
↑こんな勘違いがたまにあります。
- 「プレーゾーンに入っている子は当たっていない子」として勘違いした子のミスとして判定はアウト。
- アウトゾーンにきたボールを持って、復活しながらプレーゾーンにきた子のミスとして判定はセーフ。
- ノーカウントとして続行
ケースバイケースでいずれかの対応をします。
主張があった時にはすでにボールが違う子に渡っていて、その子がヤル気満々とか、数プレー進んでいるという場合も多いです。
双方に理由を伝えてアウトかセーフか、素早く判定を出してあげましょう。
いつまでも復活できない
当てた子が強かったり、人数が多くて自分を当てた子がなかなか当たらず復活できない、よくあるケースです。
座っていてもつまらないので、時間を見て初めからやったり、2節で書くアレンジルールを取り入れてうまく回しましょう。

対象を分ける
強い子ばかりだと、本当はやりたいけれど入れない子もいます。
場所がなければ「女の子のみ」とか「低学年だけ」など対象を絞って入れ換えをしながら行ってもよいでしょう。
3.タスケのアレンジルール
参加人数や雰囲気、楽しめるようにうまく回すなどの理由からアレンジルールを取り入れることもあります。いくつか紹介しておきましょう。
生き残りタスケ
復活なしのルールです。ガチでやりたい子がたくさんいるときや、最後の1分や2分でやることもあります。
ただし「やりたい」という子は自分がすぐに当たることは考えていないので、すぐに当たっても諦めきれずに文句を言う子が格段に多くなります。
やるなら判定をきっちりした上で、長くやらないことがコツです。
復活ルールの追加
いつまでも復活できない子を救済するルール。アウトゾーンには当たった順で座ってもらい、五人以上になったら先頭の子から順に復活していきます。
自分を当てた子がアウトになっても復活できます。

二機タスケ
二回まで当たってもいいルール。連続で当たっても無効。
二回目当てられたらアウトライに行き、二回目を当てた子が一度でも当たったらまた二機で復活できます。
三機タスケ
三回まで当たってもいいルール。タスケというよりは別の遊びになります。
誰かゼロになったらおしまいで、初めからになります。
ハンデ五歩
弱い子がたくさん歩いていいルールですが、弱い子=一年生などのため、ボールをもって五歩を数えるのが難しい場面が結構あります。男子VS女子の女子に適用するなどがよいでしょう。
仇(カタキ)
ボールを打ち上げて、誰かが取ったらその時点から他の人はその場から動けなくなるルール。
強い子でも近くから投げられたら当たってしまうので、誰でも優勝する可能性が少し上がると言えます。それでも強い子は強いですが。
いろいろなドッジボールの記事はこちらです↓

このサイトでは子育て情報や子ども心理などのほか、学童クラブ~保育園や小学校の子ども向けのおすすめの遊び/オススメ本をそれぞれ100以上紹介しています
見やすい記事一覧です
👉️地域・自治体別の学童クラブなど👈️
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まず経営とは、「価値あるものを提供した結果、価格以上の価値を感じたお客さんから、感謝しつつ対価をいただく行為」
単に儲ける行為ではありません。
保育・福祉とは、ボランティア的な慈善行為ではなく、今や支援者ー利用者といったサービス提供の視点が必須ですね。
保育学校や放課後支援員研修の講師など、利用者理解がとても大切だと誰もが言っており、弱者救済というよりは、エンパワーメントへ福祉・保育業界はシフトしています。
しかし福祉的な視点での利用者理解は、独りよがりになりがち。
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一方で税金で守られている保育・福祉業界に対して、一般企業を見てみると
事業継続のため、利用者(お客さん)理解を徹底的に行っています。
なぜなら、お客さんに受け入れられなくなった瞬間、利益があげられず、いとも簡単に倒産し、事業継続が不可能になってしまうからです。
従業員を路頭に迷わせないため、必死です。
経営の勉強をした私から見ると、「利用者理解」の必死さがシビアに違うことがわかりました。
👆️これが保育士の視点ではなく、経営者の視点での利用者(お客さん 保育なら子どもや保護者)理解がとても有効な理由です。
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