1.スポーツ鬼ごっこ概要
スポーツ鬼ごっことは、2チームに分かれての鬼ごっこ要素を取り入れたチーム戦。
もう一度ざっくり説明すると、
四角いコートを半分に分けて自陣と相手陣地とする
相手陣地内の宝を、敵に捕まらずに取ったらポイントが入る。
相手陣地で捕まったら自分の陣地からやり直し。
👆単純明快ですね。
名前に「スポーツ」とついてるのは、ルールを厳密にして競技性が高くなってるという話。
共通のルールが決まっているので、いろんな場所に出掛けていっても交流戦ができるメリットがあります。
しかし相手チームに勝つためには戦略やチーム協力が不可欠、練習も必要なスポーツなので大人がチームを作るほど人気が出ているのでしょう。
まあ子どもがやるもので小学校一年生でも参加できるくらいだから、楽しむ要素はたくさんあります。
しかし本家スポーツ鬼ごっこは、本気でやれば競技の部類に入ると思います。
だから学童クラブや子ども会などでやる分には、本気でやるより遊びの延長で崩せるルールは崩してエッセンスを楽しめば良いと思います。
2.スポーツ鬼ごっこのメリット
スポーツ鬼ごっこはチーム戦で、相手チームに勝つことが主目的。
鬼ごっこ自体は楽しいけれど、チーム要素をによって子どもたちが得るものやプレーするメリットはたくさんあります。
敷居の低さ~スポーツ鬼ごっこの最大のメリット
スポーツ鬼ごっこは他の運動系活動より、人を選ばない敷居の低さが大きなメリットです。
サッカーや野球などの元々のスポーツは学童クラブなど低学年が「遊びとして」遊ぶ場合でも、好みが分かれてきます。
子どもに人気のスポーツ的な遊びのドッジボールでさえ、ルールをアレンジして遊びやすく楽しくしても、やっぱり入口で入ってこない子もいるくらい。
【ドッジボールいろいろなアレンジルール】子ども遊びを展開するコツも
このように球技だと好みが分かれてきますが、スポーツ鬼ごっこは、文字通り鬼ごっこ。
足の遅い速いで苦手意識を持つ子もいるけど、ドッジボールや他のスポーツに比べたらはるかに敷居が低いものです。
小学校1年生〜保育園や幼稚園だと毎日のように鬼ごっこなんてやってるわけです。
こんな場面見たことありませんか?👇️
子どものじゃれ合いからの追いかけあい。
タッチすると、なぜか追いかける子が入れ替わる遊びが自然に発生。
見たことないって言ってもアルアルで、鬼ごっことは自然に発生する遊びで、本能に訴える楽しさがあるように思えます。
スポーツ鬼ごっこで得られるもの
「運動+チームプレイ」なので、子どもがやって得られものがたくさんあります。
- 協力する態度
- ルール内の協調性や規範意識
- 自分の役割を知って動く態度
- 自主・自立心などの主体性
- 回りをみる力
- 体力増進
- 人を信頼する態度
子どもに仕掛ける大人側にも、
✔学年関係なく楽しめるので、「入らない子をどう乗せるか?」など悩む必要がない
✔ルールが統一されているので、交流プログラムにしやすい
✔チームプレーだけど一人のミスにならないので、ネガティブ感情も生まれにくい
👆どうですか?スポーツ鬼ごっこって、メリットいっぱいですよね。
まあ実際デメリットもあるんだけど、そんなにクリティカルなデメリットじゃありません(次の章)👇️
3.スポーツ鬼ごっこのデメリットは大したことない
ちゃんと「スポーツ鬼ごっこをやる」時に、ハード面が厳密に決まってるのがデメリットと言えますが、
コートの広さ〜、プレー人数〜など細かい決まりは遊びなら無視してOKなので大したデメリットではありません。
また基本のルールは、小学校1年生でも数回で覚えちゃうくらい簡単です。
- ちゃんとした対抗戦を外部チームとやる
- クラブ活動でスポーツとして楽しむ
こんな感じじゃなきゃ、スポーツ鬼ごっこのエッセンスだけをルールとして取り入れた遊びをやればいい話です。
その他の考えられる具体的デメリットは、
審判の人手が必要
子どもの人数が最低10人は必要
ケガの可能性はある
途中参加が難しい
発達による理解度の差より、大人の手が必要
始めのうちはプレーに移れない(ルール理解と練習時間必要)
コート準備や物品が必要
こんな感じですが、審判も子どもに任せれば大人1人でOKになるので問題ないし、集団としてゲームに慣れれば初回のルール理解なども大丈夫になります。
慣れるまでゲームができないのは、他のルール遊びでも同じこと。
環境はフラフープを使って安全地帯を作ったり、真ん中の線は適当に足で地面に線を書くとか替えは効きます。
人数もさすがに5人とか無理だけど、6人いれぱ3+3でやれるし、多い分には10+10でもコートを広くすれば問題なし。
あえて言えば雰囲気作りが肝なので、進行する大人に習熟が必要になりますが、スポーツ鬼ごっこというよりは、どんなルール遊びでも言えること。
例えば集団のスポーツで雰囲気作りに失敗すると、個人の勝手な行動からチーム内の反発を生んだり、負けたくやしさから挑発行為や暴言が出たり、ミスした子をチームメイトが責めるみたいな話が出てきます。
まあこれを避けるための記事でもあるので、のちほど6章で詳しくお話します。
4.スポーツ鬼ごっこルールややり方、必要物品〜アレンジの方法
この章ではスポーツ鬼ごっこの正式なルールを解説した後に、アレンジするポイントをお話していきます。
4-1.スポーツ鬼ごっこに最低限必要な物品と環境
平面コート
コーン
宝
ゼッケン
線を引ける道具
運動靴での参加は必須、サンダルなんかだと踏まれて怪我するし、転びやすいから。
4-2.スポーツ鬼ごっこコートのゾーン
スポーツ鬼ごっこのコートはこんな感じ👇️。SとかTとかのゾーンの説明していきます。
S(start)エリア
自陣のSゾーンがスタートゾーン。タッチされたらここに戻ってきます。
相手陣地のSゾーンは自分にとって無敵の待機ゾーン、ここで待機して相手チームの宝を奪う隙を伺います。
T(treasure)サークルは宝ゾーン
味方は宝を守るためにでも、少しも入ったらダメ、反則!
敵陣のTゾーンに侵入できたら勝負あり。
当然敵は、相手が片足でも入りこんでくる前に阻止してきます。
D(difference)は守りゾーン
3人まで守りの人が入れる宝を守るゾーン。
小学3年生までのルールだとDゾーンはないので気にしなくてもよく、この記事でも解説しません。
(図にも載ってないけど、正式ルールだとTサークルを囲うように配置されてるゾーンがあります)
センターライン
越えると相手の陣地、相手陣地内でタッチされたらS(start)へ戻ります。
サイドゾーン
タッチされてS(start)へ戻るときに通る通路。コートの外側のこと。
宝(トレジャー)
図のように、コーンみたいなてっぺんに、"筒っぽい宝"を置きます。
4-3.スポーツ鬼ごっこルール
1チームの人数は7~12人でプレーは7人、交代してプレーします。
両手タッチで捕まえた判定(顔以外)
基本的には審判が判定するけど、前からタッチされたことが分かったら自分でもアウト。
素直に自陣Sゾーンに戻ります。
各ゾーンは片足だけ入っても有効
センターラインを片足だけ越えてもまだ捕まらない。
相手陣地内のSゾーンは片足入ってれば無敵
復活するときは自陣Sゾーンに片足いれただけでOK
サイドゾーン通って戻るときだけは完全に入ります。
宝や台を倒したら無効
宝の乗ってるコーンを倒した子は、戻してから自陣Sゾーンへ戻ります。
捕まった子と反則があった子は審判がS(start)へ戻す
(実際は自分で通路を通って戻る)
捕まった判定を審判がしないと背中から両手タッチされたのかプレーヤーには分からないから、審判が判定します。
詳しくはルールブック・・なんだけど、
スポーツ鬼ごっこ公式ルールBOOKは、公認指導員・審判員ライセンスを取得された方のみに原則として配布しております。一般販売は行っておりません。
公式サイトより
4-4.スポーツ鬼ごっこのゲームの流れ
- 並んで挨拶
- 全員自陣のS(start)ゾーンに入る。
- 開始の合図
- 宝を取ったら審判が旗をあげて仕切り直し(2から)
- 主審が笛を吹いて得点(同時なら両チーム得点)
- 5分ハーフ
- 作戦タイム1分を2回取れる(いつでも申し出ていい)
台を倒したら得点なしで、状況によって試合中断し、倒した子は宝をもとに戻してS(start)からやり直し。
3回台を倒したら相手に1点!!
4-5.以上を踏まえて学童クラブでアレンジして遊ぶ方法
アレンジしたゾーン配置やコート
使える範囲や広さとか、山や段差があったりする環境をうまく使って、オリジナルコートを作っても問題無し!
ハーフラインからダッシュして一瞬で宝にたどり着いちゃうとつまらないから、片側10メートルはほしいところです。
Tサークルは長めのロープで囲って作るとか、フラフープを使うとか。
捕まったときに戻るゾーンをうまく作らないと、プレーの邪魔になるからそこだけ注意。
またTサークルは壁際に配置せず、周囲どこからでも狙えるような設定は必要です。
適当な高さの台と、勢いで吹っ飛んでいってもある程度頑丈だけど安全な宝も用意。
アレンジした人数
適当に振り分け6人もいたらプレー可能で、人数によってコートの広さなどを調整します。
オリジナルルールの改定
両手タッチは審判が判定しないといけないから、遊びでやるときは片手タッチでOKです。
普段の鬼ごっこも片手だから。
かすったり微妙なときはどうするか?を決めておきましょう。
詳しくは鬼ごっこの記事、進め方のコツ(第30章)の箇所を転載👇️
ーーー
学童クラブなどで大人がいるなら見るポイントがあります。細かく見ていないと気づかないトラブルも多くありますよ。
全体的に楽しそうでも、
"その子は嫌で嫌でしょうがない"
みたいな事です。
大人が仕切ってやる時には、テンポよく進めるように、時間設定をうまくする。
トラブルも多いので、ルールで決まっていないようなトラブルか起きたときは全員集めてこのケースはどうする?と問いかけて、
みんなで決める体裁を取るのが、大人に勝手に決められたものではなく、"自分達で決めたルール"となるので守られやすくなります。
あるあるですよね。
小さいトラブルでいちいち止まってたらつまらない。
- 気づいていないことでもちょっと謝ってすむなら謝ること
- 判断がつかないときはじゃんけん
- 多少の事なら流す
必要なことを遊びを通して教えてあげましょう!
【集団遊び/ルール遊び】小学生みんなで遊ぶ進め方のコツや注意点など
5.スポーツ鬼ごっこのよくあるトラブルと解決
学童クラブくらいの小学生がスポーツ鬼ごっこをやる時によく出てくるトラブルと、その対応についてお話していきます。
ルールが分からない子のトラブル
ルール理解があいまいな状態だと、
- タッチされてもコートを突っ切って戻る
- タッチされても宝を取って得点を主張する
- 無敵ゾーンがよく分かってない
こんな感じの動きをして審判が見てないと、正しくプレーしてる子から確実に文句が出てきます。
言われた子がすぐ理解して直ればいいけど、繰り返してると当たりも強くなりがち。
子どもは特に理解度に差が大きいので、ある一人だけがルール分からず変な動きをしてる場合には個別対応がいります。
個別対応がいる子は普段の様子から事前に予測できると思うので、人が付ける時に初回の説明〜練習を行い、ルールをしっかり教え込むのがコツ。
鬼ごっこのタッチが強いとか叩かれた主張
小学生も学年が違えば当然力も違うので、下の子にとっては上の子のタッチが強くて
よく言ってくるし、しかも頻繁に言ってくる子は決まってます。
場合によっては特定の子にタッチされた時だけアピールする場合もあって、日常の関係性を引きずってきます。
しかし多少流したり我慢するのも「遊びたいなら」必要で、スポーツ鬼ごっこに限ったことじゃありません。
鬼ごっこの「タッチが強い」主張とか、ドッジボールで「俺ばっかりを狙ってくる」みたいな主張、
「そこを流せないと、この遊びは楽しめないよ」って、将来的な「空気読めないヤツ」に繋がらないようこまめに伝えていきましょう。
また実際にタッチが強い場合も少なくないので、本当に力が強い子には主張があるたびにいちいち謝るのを促し、
って思って自制してもらうのがうまい誘導です。
審判に対しての態度が悪い
審判のいるスポーツに免疫がない子もいます。
サッカーや野球なんかやってれば、審判判定にも慣れてるから文句を言いつつ従ったりしますよね。
だけど慣れてない場合、自分の思いと審判の判定が違ったら審判に文句や暴言、判定されたあとに暴れる子も中にはいます。
✔審判の意味を分かりやすく伝えること。
✔審判でもミスはあるから文句は言わないこと。
✔アピールはしていいけど通ることは少ないこと
などプレーが始まる前の約束として、分かりやすく伝えておくのが効果的です。
スポーツに興奮して暴言や挑発行為
スポーツでプレーに興奮すると絶対出てくる行為で、スポーツに慣れてない子に特に多いです。
普段の様子からそんな態度になりやすいこは決まってるから、日常から指導していきましょう。
全員で楽しむスポーツなので、そういう子が一人でもいると全体の流れが止まるし、他の子からの不満も募る。
その子に対しての当たりも強くなるし、ダメなやつみたいなレッテルも貼られて良いことがありません。
曖昧にしてほっとくデメリットがすごいから、ちゃんとした対応が必須。
ダメな態度を知ってもらうため、一時的に外に出しちゃうのもやむ無し。
フォローはちゃんとしてね。
負けて荒れる
勝ち負けにこだわる子、発達障害の子に多いですが、子どもは気分の生き物。
負けて悔しがるだけならいいけど、ものに当たったりもします。
一瞬で元に戻ればいいけど、繰り返しちゃうならやっぱり一旦外に出てもらうのが必要です。
ADHDの子なんかは特に、自分の状態は自分でコントロールできない(脳の機能の問題だから)ので、叱っても意味がありません。
子どもの脳内の状態は、淡々と大人がコントロールしてあげなきゃダメなわけです。
個人的な特性だから全体的な指導じゃ効果なしなので、メンバーにそんな子がいるなら人手の余裕があるときにスポーツ鬼ごっこを仕掛ましょう。
【ADHD学童期の子どもへの関わり方】伸ばしつつ問題を減らす支援
6.スポーツ鬼ごっこの進め方のコツ〜雰囲気作り
6-1.安全管理と人数調整
雰囲気作りと言うか、危険防止や大人の人数に対して指導が行き届く範囲内に押さえることは必要。
単純に子どもがワラワラいて、走ってるだけで怪我リスクが大きいから。
人数が多いなら3チームに分けてローテで遊ぶのも必要です。
6-2.ルールが分からなくて自分勝手に見えてしまう子の対応
全体の雰囲気に関わってくる子は特定できます。
その子がみんなを引っ張ってくれたりプラス方面の影響なら好ましいけどその逆、みんなから不満が出てくるとか、ふざけてダメなところを真似する子が出てくると全然話が違ってきます。
- はじめは許せてもだんだん許せなくなってくる子もいるし
- バカにしたり挑発行為にもつながる。
- 当然不満も多くなり楽しくなくなる
問題がなく楽しんでるその他大勢を守るためにも、大人がちゃんと介入していきます。
チームでやるスポーツはどうしても集団としてみる面があるけど、ほとんどの場合は特定の個人の問題が集団に影響してるだけ。
だから
みたいな指導は下策です。
必要な子どもだけに必要な指導をする、状態によってはプレーから外れてもらって、話ができたら戻すって感じです。
進行に慣れてないと、荒れた後にこの対応を取りがちなので、初期に押さえるのがコツ。
6-3.勝つことが全てじゃないマインドは雰囲気作りに大事
元が鬼ごっこでもスポーツ鬼ごっこは勝敗のあるチーム戦なので、自分のチームが負け続ければ当然悔しさが貯まってくる。
たまに勝てるとその喜びが大きいけど、今まで負けてた反動から挑発行為に及ぶ子もでてきたりします。
子どもが鬼ごっこをプレーして楽しくて、勝ち負けにこだわらなくてもいい雰囲気を作るのが大事ですよね。
スポーツだからって、勝つための指導をして負けたら叱咤するとか、時代遅れ。
というよりも、子どもの遊びの延長たるスポーツ鬼ごっこには持ち込んじゃダメなやつ。
・いいプレーをしたら名指しでその場で褒める。
・ハーフタイムになったらみんなの前で褒める。
・点は入らなかったけどすごかったよ!みたいな感じ。
ポイント取れたら嬉しいんだけど、得点だけに喜びポイントをフォーカスしないためには、大人が働きかけや声かけしていくことですね。
6-4.チームプレーを促進する働きかけ
スポーツ鬼ごっこはチームプレー。
作戦タイムでの雰囲気作りがとっても大事で、ちゃんと公平性のあるしたリーダー格がチームの子どもにいなきゃ、大人がやるわけです。
子どもリーダーがいないと、全体的な雰囲気でやりたくない子に守備ばかりやらせるとか、普通にあるから。
やりたくないよ~
必要な大人の仕切るポイントは、参加者が楽しめてるか?視点。
あとチームの名前を呼び会うとか、プレー中でのみ通用するニックネームを決めるとかでもいいと思います。
勝つ目的のためには具体的な戦術も伝えていくのもOK。
守備が一人だと絶対に負けちゃうとか、積極的に教えるんじゃなくて子どもたちに気づいてもらう。
特に提案とか指示しなくても、こうなりそうじゃないですか?
6-5.審判が作るスポーツ鬼ごっこプレイ中の雰囲気
もうひとつスポーツに外せない要素は、審判がちゃんと判断すること。
タッチが強いのと叩くの判断って紙一重だけど、それもちゃんと判断してあげる。
子どもが余計なトラブルに時間をとられないで、プレーを時間内に最大限楽しむためです。
子どものなかでできる子にやってもらうとか、プレーしなくても審判やってもらうとかでも。
6-1~6-5の雰囲気作りがうまく行くと、スポーツ鬼ごっこのデメリットがすべて消えて、メリットがそのまま具現化します。
円陣組んで
みたいのを自分達でやりだしたりしますよ。
【集団遊び/ルール遊び】小学生みんなで遊ぶ進め方のコツや注意点など
7.スポーツ鬼ごっこのプレーの様子
雰囲気作りに成功した場で、スポーツ鬼ごっこをプレーしてる子どもたちを見てると、とっても楽しそう。
攻める子と守る子の役割がある程度は別れてくるんだけど、それもチームの作戦。
チームのリーダーをちゃんとしてる子がやる。
本当は攻めもやりたいけど、たまにやらせてもらうとすぐ捕まっちゃう。
「守りやって」リーダーに言われてやってみると、守りも楽しい。
人も一杯いるから、守りに飽きてきて持ち場を多少離れても、実はあんまりバレない。
バレないんだけど、時間が区切られてるから、そんなチームのなかでのズルをする子って少ないんです。
コートの真ん中より向こう側に行ったら相手陣地。
まずはここで攻防があって、隙を見て相手陣地に入り込み、まずはSゾーンを目指す。
それか隙を見て、そのまま宝を狙うのもいます。
攻めながら隙をうかがってると、ピーッ
味方の宝が相手にとられて仕切り直し。
そんな状態だから、誰がミスしたかなんて分からないですよ。次頑張ろ!って自陣Sゾーンに戻ります。
1人の働きで勝敗が左右されないってところがgood!時間も5分だから集中してるとすぐ終わる。
だけど1回も宝を取ったり取られたりしないで5分経過ってのはほぼありません。
展開もスピーディー!
守備だからと言って運動量が少ないって訳じゃなくて、終わったらみんな汗だくですよ。
8.スポーツ鬼ごっこを子供会や学童クラブなどでやるまとめ
チームプレーで鬼ごっこのルールを入れた宝の取り合いゲーム、スポーツ鬼ごっこ。
スポーツ鬼ごっこのメリットは子どもが好ましい状態になること。
- 協力する態度
- ルールのなかで楽しむ協調性や規範意識
- 自分の役割を知って動く態度
- 自主・自立心などの主体性
- 回りをみる力
- 体力増進
- 人を信頼する態度
これに対してデメリットは
- コートや大人の人数とかハード面の整備
- 個人の動きに雰囲気が左右される
スポーツ鬼ごっこだからってわけじゃなくて、チームスポーツなら出てくる問題。
ハード面のネックはスポーツ鬼ごっこ的な遊び"にすることでも解消できることをお話しました。3章
スポーツ鬼ごっこっぽい遊びを作り出すために、公式のルールを解説したあと(4章)
雰囲気作りがメリットを引き出すために大事で、よくあるトラブルの対応5章と、雰囲気作りのコツ6章で書きました。
鬼ごっこをスポーツに昇華させたのが、スポーツ鬼ごっこ。
かっちりしたスポーツじゃなくても、それっぽい遊びを子どもたちに仕掛けてみてほしいです。
きっと得られるものがたくさんありますよ。
ありがとうございました。
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子どもたちと遊べるスポーツやゲーム遊びはこちらからどうぞ👇️
累計200くらいありますよ!!
座ってできる 帰りの会ネタ | 机などで やる遊び |
輪や列で やる遊び | ネイチャー ゲーム |
じゃんけん遊び | 王様取り |
鬼ごっこ30 | 雨の日の室内 運動遊び |
スポーツ 鬼ごっこ | 新聞遊び |
ドッジボール アレンジルール | タスケ (3歩ドッジ) |
ソーシャル ディスタンス 運動遊び | 一人運動遊び |
スポーツ チャンバラ | リレー遊び |
スタンプラリー、 ポイントラリー |
いろいろなレクレーション特集
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【スポーツ鬼ごっこ】っぽい遊びを学童クラブや子ども会で楽しむコツ
学童クラブ支援員や保育士など、保育者の方向けプレゼント配布中↓
このサイトでは子育て情報や子ども心理などのほか、学童クラブ~保育園や小学校の子ども向けのおすすめの遊び/オススメ本をそれぞれ100以上紹介しています
見やすい記事一覧です
👉️地域・自治体別の学童クラブなど👈️
学童クラブに関するよくある疑問はこちら👇👇👇
学童クラブ職員の悩みはだいたい
● 職場の人間関係で悩む
● 子ども対応のノウハウを知りたい
● 収入面や将来性に不満や不安あり👆これらを解決するには転職かスキルアップ。
転職に関しては、私も登録してみた信頼できる転職サイトがあるのでこちらから。
【はじめての学童指導員】登録した感想はかなり好印象、相談のみでもOK
スキルアップに関しては、
子ども心理/一般知識/事例/管理ポイント・・
個別にいくらでも学ぶことがあるので、それらを網羅して私ジャムがたくさん記事を書いています。
でも実は個別知識ばかり増やしても、根本的なものが足りないんです。
人間そのものを毎日相手にする学童クラブの仕事には、別次元のスキルや知識が必要、
というのが20年以上の経験と理系的思考による結論です。
・・では何が根本的に足りず、どうすればいいのか?
根本的に足りないもの
➔経営的な視点での基礎的な考え方、真の人間理解などのビジネススキル。
どうすればいいのか?
➔人に物を売るマーケティングを学ぶことで可能。
と思いましたか?(^^)
分野が全く違うように思えますがマーケティングを学ぶとは、人へ物を売ったり価値提供のために
✔ 人間を真面目に理解して読み解き、
✔ 発生した問題へどう対処すればいいか、
✔ お金/時間/情報/人材資源をどう使えばよいか?👆こんなのを学ぶ事になるので、結果的にあらゆる仕事に通じるスキルが身につきます。
これらが保育現場でも必要と言うのは、賢明なあなたには理解していただけるでしょう。
つまりマーケティングを学ぶと、どんな仕事にもつぶしが効く知識やスキルが身につくので、
保育に活用できるのはもちろん、ついでに副収入を得る程度は容易になり、収入面の不安もなくなってきます。
保育業界は価値観が偏りがちで、経験を積めば積むほど一般常識から離れてしまうジレンマがあります。
(経験が浅いと実感がないと思いますが、真面目に保育現場だけで経験を積むと必ずぶち当たる壁です)
特に現場リーダーや管理職になった時、一般的なビジネス知識やスキル有り無しは非常に大きな差となります。
良い主任や施設長は長い経験によって、自覚なしに身に着けているのですが、
あなたはその正体がマーケティングにより得られる知識やスキルということを知ったため、
それを学ぶことで、真面目に取り組めば1年ちょっとで10年以上の時間をショートカットして身につけられるわけです。
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ここまで読むくらい熱心なあなたには、ぜひレベルアップして子どものために生かして欲しい(^^)
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※以下「保育士の3大お悩み解決所」の記事が開きます。
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