個性を伸ばすを間違って理解してる人多く、長所と短所はとらえかただけ
こんにちは、元理系研究者だった保育士ジャム(プロフィール)です。
この記事は保育士向けですが、子どもを持つ保護者のかたにも役立つでしょう。
子どもの個性を伸ばす保育ってのは、なんか良さそうに聞こえるけど言葉だけで、全然ダメな考え方してる人多いです。
実際に「伸ばす」系の本もいっぱい出てるんだけど、タイトルで誤解を受けやすい感じがしています。
何かって言うと、
個性を
- ここはいい面だから伸ばす
- ここはダメだから直す
みたいな「いい悪い」のイメージになりやすいってこと。
それか個性、個性って言うのをよく聞いてみると
単に、個性=得意なこと
みたいに深い考えなしに、言い換えてるだけって言う話。
それなら「得意を伸ばす」って言えばいいと思う。



結論から言えば、個性ってのは人格そのもの。
- 短所っぽく言うと「人の話を聞かない」
- 長所っぽく言うと「自分のやりたいことがはっきりしている」
同じことを言ってますね。
言い方でその子の性質が変わるわけはなく、見る大人の感覚でしかない。
そして長所を伸ばし短所を克服するってのは、社会的に適応できるようにするって意味だとあまりに粗末な考え方。
だから「個性を伸ばす」を正しくとらえて、子どもの人格を認める保育や教育をしましょうって話をしていこうと思います。
- 個性のイメージ
- 個性とは人格そのもの
- 短所と長所みたいな見方が間違いな話
- 子どもが育つ要素は体験と承認
- 保護者が勘違いしてる場合の園ができる支援
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたんですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが伝わることを願い、
このブログを運営しています。
私は今までの経験を元に現在独立し、
中部地方にて
主に執筆活動を行っています。
家ではまだ小さい、2人の娘を育ててます。
とっても安定してますよ(笑)
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