風景構成法の具体例~セルフでやってみよう!
風景構成法①で概要とやり方について説明し、②では解釈の仕方について書いてきましたが、この記事では各パーツの意味や解釈のパターンについて書いていきます。
このサイトでは仕事などでのストレス軽減や、悩みや迷いを解消する効果のある、セルフでもできるセラピーを紹介しています。
◯◯セラピーというと「怪しい」というイメージを持つ方もいると思いますが、一人でやる分にはお金を必要以上に請求されることもなく、悪い面はありません。
単に悩みを解消するなどのツールの一つとして紹介しているだけなので、興味のある方が行えるように説明をしています。

↑この絵を例にとって具体的なやり方について見てみましょう。
私が受け持ったセラピーの例です。書き直されたものなので、画面を分断する川に橋がかかっていたり、道が途切れずに右上に向かって伸びていたり、右上に山がないなど、マイナスポイントは少なくなっています。
受け答えは省略し、質問のみ書いていきます。
全体的に明るい雰囲気の絵ですね。優しい感じがします。
上の方に山がありますね。山は乗り越えるべき目標を表しています。上の方全体にあるのは過去にも未来にも、目標のようなものがあることを示していますが、なにか心当たりはありますか?
家に窓があり、開放的ですね。誰にでも来てほしいとか、関わりを持ちたいということを表していますが、どうでしょうか?
近くに田んぼがありますが、植えたばかりですね。まだまだ成長の過程として、自分に満足していない感じでしょうか?
川が画面の右下を区切っていますね。自分の思い描いた将来にはまだ現実味がないというか、どうやればいいか分からないことを示しています。おもいあたるふしはありますか?
橋が掛かっているのはそちらに行きたい願望でしょうか。
二人が手を繋いでいますね。誰かとつながりたい、今でも将来でも、そんな願望の現れかもしれません。
道が右上に向かってのびていますね。右上は未来を象徴しています。そこを笑いながら歩いている二人は展望が明るいですね。
川のなかに石がありますね。石は障害を表していますが、それが流れの中にあり、川底に沈んでいます。将来にむけて、障害となるようなものはあまりなさそうですか?
各パーツごとに質問をしていき、セラピーを受ける人が自分で考えていきます。
質問は外れていても当たっていても、あまり関係はありません。受ける人が考えるきっかけを与えるための質問なのです。
セルフで行う場合も、パーツの意味をを一つ一つ確認していって、内面に気づいていきましょう。
また、時間が許せば描き直しを行いましょう。

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