子どもの自立には小学生の頃からの親のマインドが大影響
子どもは生まれてから、親に守られて大きくなっていく。
保育園や幼稚園などに通うこともある。
そこでは子どもは完全に守られています。一人で放っておかれることはあっても安全な場所でのこと。
でも小学校に通い出すと事情は変わり、一人で道に出て行きます。世界は広がりますね。
心配だけど、まあしょうがないから送り出す。
みんなそうやってるから。
まだ学童クラブってのもあるから、放課後も安心できるしね。



でもでも、学童クラブはほぼ3年生でおしまい。
6年生まで行ける学童もあるけど、ほとんどの子は行ってない。
本人も、他の友達がみんな自由にしてるのに、はっきり言って1年生ばっかの学童なんて行きたくない。
来たくもないのに行かされて学童で荒れてる高学年は、見ていてかわいそうにも思える。

小4の壁は、勉強や友達関係の面だと壁なんだけど、留守番できるか?みたいな面だと壁じゃない。
できないとしたら、特別支援学校に行ってるような子は留守番とか難しいだろうけど、それ以外。
ホントに留守番できるの?とか親が勝手に心配してるだけ、さらに言えば圧倒的な準備不足。
本人が行きたくないのに4年生以降も受け入れてくれる学童クラブや塾を探してまで入れる。
そしてその辺の親のマインドは、いつまでも子どもに影響してくる。言葉悪いけど毒親ってやつも含まれる。
親は何歳になっても親は子どもを心配するものだけど、それが行きすぎちゃう。
ってのが、たかが学童クラブを卒業するかどうかの話、10歳くらいでかなり先まで見える。
自立できる可能性を親が潰してるってこと。

そして自立心が育たないと最悪な結果にもなるかもってのは3章で書きます。最悪、大事な我が子が死ぬかもしれないですよ。
我が子大事で小さい頃から手を回していろいろやってあげた結果が、挫折の末の自殺ってあんまりだと思う。
けど安心してください。
これを読んでるあなたが学童クラブの職員とかじゃなく、子どもの親で思うところがあれば、変わることが可能です。
決まってるって書いたけど、決まってない。
具体的には子どもが、自分で人生を開いていくような力をつける関わりができるようになる。

20年以上私は学童クラブや児童館で働き、延べ1000人以上の3年生が学童から卒業していきました。(ただいたい毎年50人×20年以上)
その中で学童に残る子は車イスの子で物理的に介助がいる子や、発達障害で根本的に留守番が難しい子くらい。
数字だと多分2%とか。
それ以外の子は心配されながらも、3年生で学童おしまいだから留守番なんかできるのか?程度の心配は乗り越えてたって訳ですよ。

意外に大丈夫だったわ
マインドが変わったりする。
小4の壁は子どもが自立へ向かうために「子どもと保護者が乗り越える壁」かもしれません。
- 自分で鍵を開けて家に入り
- 友達と約束して遊びにいったり
- 自分で時間を決めて過ごす
やるべきこともやるんだけど、やりたいこともやる。
そんな子どもが主体性を発揮できる時間が放課後。
これは立派な自立への第一歩です。
この記事では小学生の学童をやめるかやめないかくらいの段階での自立や
将来的な自立を可能にするか・ダメにするかを分ける親のマインドを主に書いていきます。
- 子どもは自立へ向かうこと
- 学童クラブくらいの子の自立ってどの程度か?
- 自立心が育たない危険性は深刻
- 子どもが自立へ向かう親のマインド