放課後児童クラブの避難訓練で子どもに話して伝えること

学童保育所放課後児童クラブや児童館や学校とか、とにかく子どもが集まる施設だと避難訓練は年1回以上の義務があり、自主的に月1回やってるところもよくある。

そこで子どもの年齢の上がった学童クラブで悩みがちなのは、

支援員
子どもにどんな話をしようか。

ですが、実は大した問題じゃありません。

子どもに話をするのは、避難訓練の目的のほんの些細な1つに過ぎないから。

避難訓練で何を伝えたらいいのか?

大人は何を訓練するべきなのか?
👇

答え

●災害ごとの大人側の動きの確認

●正常化バイアスへ対抗する訓練

●子どもへは知識を小出しに伝えること

●逃げる練習は子どもではサブ

2022年現在も毎年のように起きてる自然災害

  • 地震
  • 火事
  • 台風による水害土砂災害
  • 地域によっては竜巻被害
  • 自然災害じゃないけど不審者

これらが急に起きたとき、初めは

心の声
こんなん、
大したことないでしょ

と思ってしまう人間の心理があります。

これが避難訓練で練習すべき、災害時に一番危険な正常化バイアスなので、この記事の副題にしています。

非特定用途防火対象物とは、特定多数の方が利用する防火対象物(共同住宅、学校、工場、 神社、倉庫、事務所等)です

「通報訓練」については、「年1回以上」実施するように、消防計画に定めてください。

防災訓練について(PDF)
この記事を読むと分かること
  • 正常化バイアスを最も警戒すること
  • 正常化バイアスをなくすための訓練
  • 地震、火災、水害、竜巻などの防災訓練
  • 不審者への対応
  • 災害訓練の時に子どもにする話
  • 避難訓練で大人が学ぶべきこと
  • 災害時に情報を伝える技術
学童クラブの避難訓練
当サイトについて

はじめましてジャムと言います。

もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究
をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。

以来20年以上
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。

そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の

  • 疑問
  • 不安
  • 分からない

を解決することでアナタが幸せになり
子どもに良いものが帰ることを願い
このブログを運営しています。

現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。

家では2人の子どもを育ててますが
とっても安定してますよ(笑)

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