保育室からの脱走や寄り道の対応~保育園や学童クラブは怒られてまでいなくちゃいけない場所?
保育園や学童クラブって場所は、子どもを育てるとか、いろんな体験をしてもらうとか、必要なことや知っていたら人生が豊かになることを教える場所。
そうでもあるし、違うとも言える。
なぜなら保育園や学童クラブって本来は、子どもにとっては別に来ても来なくてもいい場所。
保護者の都合で預けられてる場所だから。
"子どもが確かにそこで過ごしていること"を保障してもらうことで、保護者は安心して仕事ができる。
「保護者が安心して働くために子どもを預かっている」のがベースにあって、その上で相手は子どもだから育てる視点がある。
(歴史的にはそうでもないけど、今の時代は明らかにこの視点が大部分です)
そのベースとなる安心、保育園や学童クラブから子どもが脱走したり飛びだしてたんじゃ根底から崩れちゃいますね。
特に保育園児みたいな右も左も分からない子が園外に飛び出てしまったら、死亡事故にもつながりかねない。
だから施設管理的には許されないんだけど、、
だけどね、、



もう一度言うけど、保育園や学童クラブってのは
子どもからしたら"本来は行かなくてもいい場所"
まあ保育園の間に疑問をもつ子はそうそういない。
学童クラブも1年生なら、まだ保育園の延長みたいなもんだから、やっぱり疑問も持たない。
たまに「行きたくない」ってぐずるくらい(笑)
だけど小学校も2年生、3年生、さらに高学年になってみるといやでも気づく。

学校終わったら駄菓子屋さんに集合だって?
自由に友達と約束して好きに遊んでる子がチラホラいる。
一方で自分は学童クラブ。
おやつの時間も外遊びの時間も決まってる。
好きなことをしてても、「帰りの会」みたいなよく分からない時間区切りでお片付けを強いられる。
勝手なことしてるヤツがいれば、とばっちりを食って、自分はちゃんとしてるのに
"おやつお預け"
みたいにそいつが怒られてる間、待たなくちゃいけない。
あなたなら耐えられますか?って話。
会社が終わったのに、再度自分が望んだわけでもないごちゃ混ぜ集団に組み込まれて、許しが出るまでそこで過ごさなくちゃいけない。
家にも帰りたいのに帰れない。
こんなことを踏まえて、保育園や学童クラブから脱走する子どもの心理を考えてみたいと思います。
もちろん預かっている側の視点だと、安全管理もしなくちゃいけないから、そっちも書いていきますよ。
- 保育園や学童クラブから脱走する子どもの心理
- 保育園の管理体制
- 学童クラブの管理体制
- 子どもの自立と自律
- 1.脱走する子ども心理
- 2.脱走する子どもの対応
- 2-1.前提
- 2-2.家がいい場合
- 2-3.何かの不満が原因
- 2-4.揺らぎの場合
- 3.子どもの出入りの管理面
- 4.外遊びや野外での安全管理
- 5.寄り道や育成時間外
- 6.まとめ~怒られていく場所じゃない
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