思いやりと親の手助けの関係とは

思いやり親の手助け、どんな関係が?
・子どもは思いやりを持つよう育ってほしい
・親の手助けはどの程度必要?

興味本位でも、この記事を見つけたあなたの知りたいことは、こんな感じでしょうか?

私は学童クラブでたくさんの子どもと関わり、家でも子育てしているので、お話できることがたくさんあります。

ジャム
こんにちは、経験20年の
東大出身 理系保育士ジャムです。

セラピストでもある私(プロフィール)(@jamgakudoツイッター)の視点から、

親が子どもに適切に手助けをすると、思いやりのある子に育つ

👆今回はこれについて、あなたにお話していこうと思います。

子どもが片付けをしない、面倒で身の回りのことをやらないと親としては

●なんでやらないの!?

●自分のことは自分しなさい!

と一切手助けせずにやらせる方がいますが、この姿勢だと子どもの育ちに悪影響を与えます。

自己肯定感が下がり、仮に自立へ向かう能力は増えても育ちが曲がるのです。

勉強はできるけどイヤミな嫌われ者

👆こんなふうに育てたくはないはず。

とるべき行動をキャリア20年以上の視点から理由付きでコツも書いているので、方針がハッキリとし、あなたの悩みが解決に向かうと思います。

思いやりのある子に育てる 自分のことは自分でしなさいは弊害あり

1.自立を急いで親が手伝わなさ過ぎると、思いやりどころか育ちが曲がる

この記事の主題は「親の手助けが子どもの思いやりを育てる」ですが、手助けしない方面の考え方に「自立」があります。

自立も子どもの育ちには外せないけれど、

自分のことは自分で!

が度を越して、親が一切手助けしない、手を貸さないで自分でやらせるのは子どもの育ちを曲げます。

一輪の花 子どもの思いやりと親の手助けの記事のアイキャッチ画像

私が学童クラブで働いていた頃、子どもの早い自立を目指し、自分のことを自分でさせすぎる親を何人か見てきました。

一年生のうちから親は早くに仕事に行くので、休みの日に朝から学童クラブに来るのも弁当を自分で作らせ、学校に行くのも自分でアラームをセットして起きて身支度をして来る。

部屋の掃除や下の子の面倒を見、食事の後片付けや食器洗い、買い物まで親が大変だからとやるように親が仕向けている家。

そんな生活が続けばその子にとってはそれが普通になり、一見するといい子にみえます。

ですが、今の時代の低学年の子がする内容じゃないですよね。

私が親から小さい頃の話として、

ジャム母
手伝いしないと
学校行かせてもらえなかった

と何度か聞いたけれど、それは昭和30年(1950年代)くらいの話。

周りの子がみんなそれなら不思議でもなく、たくましく育ったそうですが、もはやその時代ではありません。

道 子どもの思いやりと親の手助けの記事のアイキャッチ画像

結果、私が見てきた「発達にそぐわないほど自立を急ぎ過ぎた子」は、2年生くらいから愛着障害っぽい感じになり、高学年以降は一見落ち着いたように見えるけれど何かのキッカケでキレる。

友達ともうまくいかないようになり、

友達
〜ちゃん、
学校行けてないんだって

年月が過ぎて下の子が同じ学童クラブにやって来て現状を知ったこと、何度かあります。

学童クラブで20年働いてきても、こんな極端なケースは10も行かないけれど、ネグレクト系の保護者だと似たような感じになります。

思いやりどころの話じゃありません。

今の子育てに当てはめてみると、そんな極端な話じゃなくても

あなたが出したオモチャなんだから、片付けは全て自分でしなさい。

と毎回、一切手出しをしない親。

✔学童クラブに校帽を忘れたのを、

あなたが忘れたんだから自分で取りに行きなさい、

と夜七時に取りにこさせる親。

この延長で、

人に迷惑かけず、全部自分でできなくちゃいけない

こんな思い込みが保護者にあると、自立を急ぎ過ぎても結局育ちを曲げてしまうのです。

ちなみに私は違うけど妻はそのクチ、親に必要以上に手伝いを強要されていたそう。

学童クラブの小学校2年生くらいから買い物をさせられ、晩御飯のメニューを考えて材料を買ってくる。

弟の世話も普通にさせられる。

頑張っても褒められもせず、たまに報いがあっても言葉ではなく物を買い与えられておしまい。

ジャム
義父母とは結婚して数年は交流がありましたが、

些細なキッカケで絶縁状態となってますね。。

2.思いやりは自己肯定感と感謝から

2-1.思いやりは人に何かしてもらった経験が必要

思いやりのある子を育てたいなら、年齢相応の手助けを親がする必要があります。

●学童期の子どもはオモチャを散らかしますが、片付けを少しは手伝ってげる。

●ボタンをかけられないなら、手を添えて手伝ってあげる。

●学童クラブくらいの子だとできることが増えてるけど、それでも多少は手伝ってあげる。

ランドセルからプリント出すのを声かけて気づかせるとか、重い荷物を少しは持ってあげるとか。

日常の中のほんの些細な積み重ねが、子どもの思いやりの育ちに効いてきます。

  • 手伝ってもらった
  • 助けてもらった
  • してもらった

この経験が自分になければ、人にやれるわけが無いって単純な話。

子どもがいっぱい 子どもの思いやりと親の手助けの記事のアイキャッチ画像

2-2.子どもの自立を急ぐ親は自己肯定感を下げる

子どもができないことは親や先生がやってあげたほうが、将来的にはしっかり自立できます。

反対に自立を促そうと急いで必要な手助けをしない場合、親のマインドも曲がってきます。

✔しっかりさせなければ!
✔子どもは言えばしっかりする筈!

これは期待を持ちすぎている状態。

そして「言ってもやらない・できない我が子」の姿を見て期待外れになり、手伝わないと決めていると見てるだけになるからイライラしてきて

6歳なのになんでできないの!?

簡単に否定的な言葉が飛び出してきます。

叱られることが増えた子どもは、自己肯定感も下がって卑屈になる。

学童クラブにもたくさんいます、怒られたくなくて嘘が頻発してる子。

また自立を急ぐ親はできないことには敏感に反応する一方で、できたことは「当然なこと」と捉える傾向なので

子どもは認めてほしくて頑張っても、当然のこととして褒めもしない。

褒めてもどこか子どもを自分の思い通りにコントロールする意図が見え隠れ。

こんな感じで「怒られたくないから言うことを聞く」といった歪な関係になると親への信頼も失われ、

反抗期になればひどい反抗が出てくるし、それが落ち着いても親への違和感はくすぶり続け、成人したあとには捨てられる。

うちはそれで良いんだ、なんて親はあまりいないと思います。

子どもが並ぶ 思いやりの記事のアイキャッチ画像

一見親の言うことを聞いて手のかからない子でも同じで、高学年以降に抑え込まれていたのが噴出し

学童クラブ卒会後にやってきた親が

どうしてこんな感じになった??

と途方に暮れている方もよくいました。

ジャム
学童職員として必要な情報を伝えたつもりが

足りなかったか・・と反省したもの

【人に期待しないアドラー心理学】人間関係で悩まない重要マインド

3.思いやりを育てる年齢相応の手助けは、自己肯定感を上げる要素に過ぎない

3-1.自己肯定感を上げること

思いやりを育てるには、親が適切に手伝いや手助けが必要。

してもらった経験が感謝に繋がります。

ただしさっきも話したような積み重ねの話なので、即効性は無いので期待せずに(^^)

その他にも思いやりを育てる方法は知られていて、その要素は

●自己肯定感を上げること

●人との関係を良いものにすること

自己肯定感

①褒め方を間違わずに褒める
②人と比較をしないこと
③スキンシップ
④ルールを守ることを教えていく
⑤好きなことや得意なことをする
⑥できないことは仕方ないと認める

【子どもの自己肯定感と自己効力感】違いを知って両方とも高めよう

親が子どもの手助けをするのは、②人と比較をしないこと、⑥できないことは仕方ないと認めるに関係してます。

そう、親の手助けなどは自己肯定感を上げるための方法に過ぎないのです。

まあ子どもが単に面倒くさくてやらないのまで無条件に手助けしたら、ワガママになるのでNG。

面倒でもあなたの気分で助けるか助けないか、そんなキッチリしたものじゃないので、たまに手助けするのもOK。

基本的にはできないことには手助けしつつ、できることは自分でやってもらうけど気分次第で変えてOK。

ゆるい感じで大丈夫、むしろ「いつも自分でしなさい」みたいなキッチリしない方が良いです。

仲良し 思いやりの記事のアイキャッチ画像

3-2.人との関係を良くすること

人の心を考える機会を増やす「誘導的しつけ」の有効性が心理学者アイゼンバーグによって言われています。

喧嘩やトラブルの場面でなくても、学校の道徳の授業、もっと幼児なら絵本の読み聞かせで

ウサギさんはどんな気持ちかな?

みたいに考える機会を増やす。

お手伝い場面で言えば、

自分でできるとお母さんも嬉しいわ

人の心を考えてもらう機会を作り、下手な叱られ方をしないなど。

親子でも人間関係なので、親だからといって子どもに未来永劫信頼され続けるわけじゃありません。

その他親子の関わりを増やすのに「お手伝い」がとても有効です。

生活スキルも上がるし家事も楽になる一石三鳥

【家事スキル】子どもにお勧め「7大お手伝い」を自立のために教えよう

4.思いやりのある子に育てるには、まとめ

いかがでしたか?

思いやりを持った子どもに育てたい場合、親が手助け含めて適切に関わり、

✔自己肯定感を上げること

✔良い人間関係を作れるよう助けること

この2点を意識するとうまくいくと思います。

「自分のことは自分でしなさい」といつも突き放すのは良くないというお話でした。

ジャム
ここまで読んでいただきき
ありがとうございました

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