ウソや作り話は本当にいけない?嘘の種類と心理を知って対応
ウソはすべて悪いものじゃありません。
見分けてうまく対応できるようになるのがこの記事の目的です。



人の家の塀に登って怒られてたよ
学童クラブへ来た子どもたちからそんな話が出てきたけど、どうもよく分からない。
実は◯◯ちゃんって普段からしっかり目な子。
「あの子はやらないと思うけどなあ」なんて考えながら聞いてみると

△君がああなって、こうなって
状況も作り話っぽくもなくてつじつまが合ってる。△△君は既にもうよく覚えてない。
と言ったところでそのお家に△△君と◯◯ちゃんと謝りに行くと、二人ともやってたことが発覚。
普段からちゃんとしてる◯◯ちゃんはウソをついていたわけです。話した状況も作り話でした。
👆️学童クラブで働いてたときに実際にあったこと。
この後、あなたならどうしますか?

この場合の◯◯ちゃんの心理は多分"怒られたくない"。
ここで塀の家の人から怒られて、学童クラブに帰ってきてあなたからも怒られたらどうでしょうか。
「ウソをついたら怒られるんだな」って子どもは理解できる。
① "怒られるから、次もウソつこう"
② "怒られるから、次は素直にしよう"
どっちになるかは対応次第(時間はかかります)。子どもの性格や普段の関わりも関係します。
一方で
「こっちの手に入ってるよ」
「ウソでした~」
これを叱る親っていますか?
いませんよね。
でもウソといえばウソ。

叱るときに
「ウソをつかないように」って言う指導が効かないのは、大人も嘘についてよく分かっていないから。
いや、分かってるけどウソはいけないって教えつつ、かわいいウソには「しょうがないなあ」
つまり指導や応対がぶれてるから。
一貫性のない指導は、どんな場合にも効果ほぼなし。
と言ったところで、
- えっ、これも?そもそも嘘って何?
- 子どもが嘘をつく原因心理は?
- ウソをどうやって見破るか
- 素直な子にする嘘への対応
- 子どもの嘘へのダメな対応
- 見過ごせない嘘への対応