↓関連検索はこちら↓
当サイトについて

このサイトでは管理者のジャムが、

主に学童クラブや児童館で"20年以上"
主に小学生に関わってきた経験を元に、

子どもに関わる大人へ役立つ情報を発信。

子どもと親が幸せになればいいなという思いをもって運営をしています

ジャムのプロフィールはこちら

ジャム
プロフィール

この記事を読むと分かること

  • 医療行為とはなにか
  • 子どもの施設で何がよくて何がいけないか
  • やらない方がいいこと
  • 医療行為ではないが重大なクレームになりかねない行為
薬の扱いや医療行為、体に変化を加える行為の記事の挿入画像

1.学童クラブや保育園など、子ども施設での薬の扱いや医療行為

薬を使うに当たっては、時代が経つにつれてだんだんと決まり事が細かくなってきています(もともと決まりはあったが、情報が容易に知れ渡るようになった。)

昔は怪我をしたら消毒(すごく昔は赤チン、ちょっと前はマキロン)とバンソウコウが普通でしたが、いつの間にかそれも普通ではなくなってきました。

特に学童クラブなど子どもの施設では、保護者の同意なく勝手に薬を使えません。

消毒一つとっても勝手にしたらクレームや、もっと悪い場合は医療行為を勝手にしたということになり、処罰の対象となります。

もっとも消毒に関して言えば、薬は使わずに水洗いをするのが一番よいという流れになってきています。

他にも湿布や薬を塗ることなどについても、今や勝手にやることは許されません。

それは特定の薬に対してアレルギーをもっている子もいるためです。

それでも保護者の要望として、食後に薬を飲ませてほしいとか、目薬を差してほしいなどは子どもにたいしての通常のニーズとして依然としてあります。

保育園では子どもが自分でやるわけにはいかないので、投薬指示書などを書いてもらってからの処置となります。

薬

学童保育では子どもがある程度自立に向かっているため、子どもが持参した薬は自分で処理する方向で受け入れていくのが一般的です。

目薬も自分でさせるように家で練習してもらう、粉薬も自分で飲めるように練習してもらうなどです。

その上でちゃんと飲んだか確認程度をしていくのが無難なところです。

薬を持ってきたからと言ってむやみに預からない方がよいでしょう。

こういった何でもやってあげない方向なのは、医療行為とそうでない行為の線引きが難しいためでもあります。

下に保育士でもできる医療行為らしきものについて挙げていますが、やらなくてはいけない事項ではありません。

保護者には、「学童保育所の規則で薬を口を開けて飲ませることはできないと決まっているけれど、薬を飲んだかどうかの確認だけならできる」と、できることとできないことをしっかり説明すればごり押ししてくる保護者はまずいません。

実際には保護者の同意のもと、医者に処方してもらった薬をその通りに飲ませたりはでき、また座薬も処方されたものなので同様です。保護者ができないからやって欲しいといったニーズのある子を受け入れるために、同意書をとって行っている施設もあります。


実際には平成 17年7月に厚生労働省から通知された「医師法第17 条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第 31条の解釈について」でその辺の線引きが書いてありますが、あまり知られてはいません。

概要だけ簡単に書いてみると

その1

体温計で腋の下で体温計測

耳式体温計で体温測定自動血圧測定器により血圧を測定新生児以外に動脈血酸素飽和度を測定するため、パルスオキシメータを装着

軽微な切り傷、擦り傷、やけど等について、専門的な判断や技術を必要としない処置をすること(汚物で汚れたガー ゼの交換を含む)

患者の状態が安定している場合に軟膏の塗布

湿布の貼付

点眼

一包化された内用薬の内服(舌下錠の使用 も含む)

肛門からの坐薬挿入又は鼻腔粘膜への薬剤噴霧の介助

医師法第17 条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第 31条の解釈について

その2

爪に異常がない場合の普通の爪切り

日常的な口腔内の歯磨きなど

耳垢を除去すること(耳垢塞栓の除去を除く)

ストマ装具にたまった排泄物を捨てる(肌に接着したパウチの取り替えを除く)

自己導尿補助のためのカテーテル準備

体位保持など

市販のディスポーザブルグリセリン浣腸器を用いる

医師法第17 条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第 31条の解釈について」より引用

医療行為ではないと書かれているためできることはいくつかありますね。

しかし先ほども書きましたが、やらなければならないことではありません。

また湿布や軟膏を塗る行為は、医療行為には当たらないとしても、薬アレルギーかもしれない子によく分からない市販の薬を使うリスクは大いにあります。実際には絆創膏を貼ることもよく考えないといけないことです。

例えばまた、爪切りも医療行為には当たらないのですが、間違えて深爪にしてしまったら傷害です。

このように、どこまで対応するかは施設で取り決めておきましょう。外傷や打撲など、そうケースは多くありませんので、それぞれについてどうするかを決めておきましょう。

そして保護者からの要望を断る場合には、施設としての取り決めをはっきり伝え、場合によったらその根拠を示すようにしましょう。

ここには示されていませんが、緊急時の応急救護は医療行為とは別の次元で必要なことなので、日常から訓練しておきましょう。

外でも使えるような救急セットには包帯とかテープなどしか入っていません。水道が近くにないときは水が要りますが、その程度です。昔は赤チンなど入っていましたが、最近は消毒薬もあまり入っていないようです。

こちらのセットなどを見るとわかりますね。↓

学童クラブ指導員と保護者の部屋のロゴ
学童クラブ指導員と保護者の部屋のロゴ

2.医療行為ではないが留意すること(体に変化を加える行為など)

手当てや日常の怪我対応についてはこちらの記事↓

2-1.顔の傷について

特に女の子の場合ですが、顔に擦り傷を作った場合には保護者に一報をいれておくのがよいでしょう。

男の子の場合でも連絡した方がよいですが、保護者によってはうるさがられます。

顔にバンソウコウを貼ることについて、禁止とはされていないものの、剥がすときにも跡になったりキッズモデルなんかをやっている子も中にはいるので、気を遣った方がよいでしょう。

後から、なんで女の子の顔の傷を放置して連絡をしてくれなかったんだ?なんて怒られる前に連絡をしておきましょう。

電話

2-2.体に何かを描く~フェイスペイントなど

フェイスペイントについては、お祭りなんかでは人気ですが注意が必要です。

顔料が体に合うのかのパッチテストをやったとしても、子どもの体に保護者の同意なく変化を加える行為です。ボディペイントも同じです。

また顔などに不特定多数に顔料をつけたりすることは美容師業法に抵触の恐れがある上、それよりも重い傷害罪とされる場合もあります。

ペンなどで腕や体にに何かを書くなども、知識のある保護者は傷害罪や暴行罪だといってくる方もおり、実際にその通りなので処罰の対象となります。

子どもからやってと頼まれてやってあげたとしても、家で親に問い詰められ、怒られたくなくて書かれたなんて言われたらどうしますか?

知らないとやってしまうことも、結構リスクが高いことがあります。自分の身を守るためにも日頃からアンテナを高くして学んでいきましょう。

エピペン

2-3.補足-エピペンについて

エピペンについては注射ですが医療行為ではないとされています。特に学校の教職員、保育士や救急救命士については緊急時はためらわずに打つことが勧められています。

またそれらの職業でなくても、偶然居合わせたような場合には、人道的な立場から打っても大丈夫です。事故現場に居合わせて救命活動をするのと同じとのことです。

クローバーとてんとう虫

このサイトでは子育て情報や子ども心理などのほか、学童クラブ~保育園や小学校の子ども向けのおすすめの遊び/オススメ本をそれぞれ100以上紹介しています



👉️幼児~小学生にオススメ【おもちゃ】👈️


👉️幼児~小学生へオススメ【本】👈️



👉️地域・自治体別の学童クラブなど👈️

クローバー

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事