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学童クラブ支援員・保護者へ-クラブでの連絡帳事情・文例も

学童クラブに勤めている方は、家庭とのやりとりに連絡帳を使っている施設も多いと思います。

しかしその書き方や使い方はまちまちです。保護者としても書き方や、"これ書いていい内容かな"と迷いませんか?

学童クラブ職員としても書き方についても特に教えてもらったこともなく、経験だけでカバーしている方も多いと思います。

この記事では学童保育での連絡帳活用の仕方や書き方、テンプレートなどについて書いていこうと思います。

保育園の保育士さんにも参考になると思いますよ。

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1.学童クラブでの連絡帳の扱いは?

1-1.位置付け

放課後児童クラブ育成指針では、各所に「保護者と連携して」の記載があります。

保護者との連携
保護者との連携2
放課後児童クラブ育成指針 3章より

ちなみに小学校の連絡帳はこちら。学童もあるのは大変です。

まず最初に基本的なことですが、小学校の連絡帳は園のように毎日書く必要はありません。

連絡したいことがあった時のみ記入をして、先生には子どもから渡させます。

小学校の連絡帳、どう書いたらいい?

電話と併用、連絡の手段

学童クラブに通う小学生は一人で来て一人で帰る子も少なくなく、保護者は入会の申請と説明会に来ただけで、学童職員は親の顔も知らないといったケースもあるでしょう。

子どもは「学童クラブの子」であることに違いはないですが、「その家の子ども」です。

子どもの育ちの責任は基本的に家庭にあります。

野原

親元から少し離れて学校や学童にいるからといって、そこでの様子を知らないのはその責任を果たせません。学童クラブの職員としても学童の様子を知らせなかったり、必要な連携を家庭と取らないというのは仕事を半分しかしていないのと同じです。


学童クラブとしては家庭と連絡をとっていくことが必要です。

しかし迎えにくる保護者は少なく、電話は毎日するわけにもいかないといったところで連絡帳の出番です。

もちろん連絡帳が全てではありません。おたよりや電話・お迎えの時や面談などの対面での話などと並列している保護者との連携手段の一つです。

1-2.連絡帳をチェックしている環境

保護者から学童クラブ職員の仕事は見えにくいですね。

世間からも「遊んでるだけ」ととらえられることもありますが、保育士と同じく仕事内容は多岐に渡ります。

連絡帳を見たり書いたりしている環境は、子どもが学校から学童クラブに来て、目の前でケンカもするし頻繁に話しかけてもくる、電話もたくさんかかってくる中で、連絡帳の記載内容をチェックし、出欠や帰り時間の確認をしています。

保護者からの特別な記載があれば場合によっては職員間で子どもが帰る前に相談して返信しています。

在宅ワークで"子どもがいて仕事にならない"という方は分かると思いますが、それが何十倍となっていると想像していただけたらいいかと思います。

こういった環境下にあるため、職員が連携して連絡帳を見る係・連絡帳係が落ち着くまで子どもを見る係に分担していますが、人手によっては分担ができるクラブばかりではありません。

そんなに大変なら保護者からの連絡をIT化すれば?と思う方もいますが、まず予算がありません。

育成中の子どもがいる環境でパソコンをいじるには人手的な余裕がないと難しいため、少ないでしょう。

できるのはカードキーで施設に出入りする時に、自動的に行われる入退館チェックくらいです。

仕事

2.連絡帳の使い方-支援員編

2-1.やりとりする内容・活用方法

連絡帳でやりとりする内容はある程度決まっています。

帰り時間や今後の予定

帰り時間や予定のやりとりも大切なものです。


間違った時間に1人で帰してしまうようなケースは子どもの所在不明にもつながり、安心して預けてもらう前提条件にも関わってきます。

予定についてはいずれくる自立のため、子どもが自分で把握した上で保護者が記入するのが理想です。

自立度が高くても勘違いや忘れはあるため、子どもだけに任せてしまうのはよくないですね。

しっかりしてくると、親が勘違いして子どもが正しい予定を言っていることもあります。

時間

トラブルや怪我の報告など

近況やトラブルの内容によっては連絡帳だけで済ますこともあります。

すり傷程度でも連絡がないと保護者としては"うちの子をちゃんと見てくれているのか?"と不安になる方もいます。

でもそれで電話がくると"この程度でいちいち面倒だな"ともなります。

程度によっては電話は必要ですが、軽い連絡事項を書いておしまいにするのはうまい活用方法です。

重い内容や少し込み合っていることについては後で書きますが、連絡帳だけではすみません。

対面や電話連絡になると思いますが、それでも電話して必ず繋がる保証はありませんね。

そこで連絡帳に「連絡したいことがあります」と一筆かいておきます。

保護者としては、学童クラブと連絡がつくまえに先に帰宅した本人から"今日嫌なことがあった"など聞いたとしても連絡帳に一言でも記載があれば、"ああ、学童クラブはちゃんと把握して対応してくれているのね"と安心してもらえます。

心配

おたよりを挟む・手続きの説明

事務的な説明も、場合によっては電話が必要です。しかし保護者も忙しいため忘れてしまうこともあるでしょう。


備忘的に書いておくのも、お互いの手間を省くために有効な手段です。

日頃の様子を伝える


学童クラブでは保護者と顔を会わせる機会が少ない家庭も多いですね。

学童クラブとしてはそんな家庭にも日々の様子を知ってもらうことで、保護者に安心して預けてほしいと考えます。職員も子どもが好きだと思うので、育成のなかであったエピソードも伝えたいと思います。

安心して預けてもらえていれば、いざトラブルが起きた場合でも円満に事が進むでしょう。感謝の言葉をもらえることもあり、支援員もやる気が出ます。

連絡帳だと文章だけですが最近は写真配信のサービスもあるため、活用している施設もあります。

ただしこれらは短い育成時間のなかで書けるかどうかを考えた場合、優先度は高くありません。

ドッジボール

2-2.情報集約のシステムを整備する

支援員・学童クラブとしては書き方以前の問題がたくさんあります。

  • それはたくさんいる保護者にできるだけ同じ書き方などの対応をしてもらうこと。
  • このケースはこう対応するという手順的なきまりを作っておくこと
  • 集めた情報の扱い

この3点です。

これらのシステムをちゃんと定めておくことで、単なる流れ作業でやればいいことが増え、効率が上がり、結果的にミスも少なくかける時間も短く、子どもに向き合える時間を確保できます。

具体的には

  • 出席の予定は連絡帳にカレンダーを貼っておいて、それに書き込んでもらう。
  • 出席の予定をもらったらいろんなところに情報を分散せず、出席簿だけに書き写す。
  • 特別なことがあれば職員共有ノートだけに集約する

などです。

情報の集約をしないと、いろんな部門の担当が複数いるクラブでは担当外の人が見ても分からなくなり、とても効率が悪いですね。

電話が来たらこれに書く、連絡帳に書いてあったことはここに書く、育成中で起きたトラブルはここに書くなど、職員の伝達事項はあれ、聞いているだけでも効率が悪いのが分かると思います。

情報が分散していると、例えば○月○日××君は17:00に一人で帰る、違うところには17:30にお迎えがくる予定。どちらが最新なのか分かりません。

新しい情報だけ残して古いものは消していくシステムも大切です。

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テーブル

3.連絡帳の書き方(学童クラブ職員編)

3-1.通常報告の書く順番と書いていい内容

  1. 挨拶
  2. 事実
  3. 対応・お願い
  4. 締めくくり

この順です。例を出しておきましょう。

お世話になっています
16:00頃(when)校庭遊びのドッジボール中(where)、同じ学年の男の子と(who)、玉の取り合いで喧嘩になり(what)、○○君が相手の子を叩いて首筋に擦り傷ができることがありました。手出しはいけないことについて話し、仲直りはしています。おうちでも手出しについて話してあげてください。相手方の家庭にも伝えます。ご心配おかけします。

挨拶

何かあれば何でもよいです。

いつでも使えるのが「お世話になっています」


挨拶代わりに子どもの様子を一言書くのもよいでしょう。

いきなり書き始めるとしっかりしている保護者からは"この程度か"と思われかねません。

文章だけなので相手に与える印象は分かりません。気を付けるに越したことはありません。

挨拶

事実を書く

5W1Hです。(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)
コツは短く、分かりやすくです。

確認できていないことも、事実ではないので書きません。

推測はダメですが、前後関係から客観的に誰でも推測できるようなことは書いていいでしょう。

16:00頃(when)校庭遊びのドッジボール中(where)、同じ学年の男の子と(who)、玉の取り合いで喧嘩になり(what)、○○君が相手の子を叩いて首筋に擦り傷ができることがありました。

ここまでが事実です

ちゃんと書いているようで、実はかなり情報が省略されています。

しかしこの程度で保護者の知りたい情報はカバーされているので、これ以上書くのは論点がぼけてしまいます。

細かく聞かれたならその時に答えたらいいでしょう。

ほとんどの保護者はこれを読んだら、相手の子の怪我の具合と、相手方の保護者の反応に焦点が行くと思います。

次点として我が子の手を出したことについての落ち度でしょう。

喧嘩

顛末とこちらの対応とやって欲しいこと

次にこちらでした対応について書いていきます。

学童クラブ側に落ち度があり謝罪を書く場合はここで書いていきます。

また家庭でやって欲しいことも書いていきます。

対応した職員個人の考えでなく、学童クラブとしての姿勢を示していきます。

「手出しはいけないことについて話し、仲直りはしています。おうちでも手出しについて話してあげてください。相手方の家庭にも伝えます。」

事実だけ書くと、内容によっては「それを伝えて何をしてほしいんだ?」と困ったり、場合によっては怒り出す保護者もいます。対応とやって欲しいことはセットです。

特に子どもの行動の責任は、小学生ともなれば基本的には家庭にあるため、学童クラブだけの対応で済むことは多くありません。

家庭で行って欲しいことについて、文言は選ぶ必要はありますがハッキリと伝えることが必要です。

学童クラブにいる間に、保護者にも他の家庭とやっていくために必要なことを伝えていく努力はすべきと思います。(家庭支援の一環として、それにより変わる変わらないは別の話です)

喧嘩

最後の締めくくり

ご心配おかけします。寄り添う言葉で終わりましょう。

目の前の手の届くところで起きたのなら止めようもありますが、防ぎようもない場面については必要以上に謝ることはありません。

ただ学童クラブとしてお詫びの一言もないのは「保護者に寄り添う」「良好な関係を築いていく」という点でどうかと思います。

平穏無事に安心して預けておきたい心情を乱した点では落ち度と言えば落ち度なので、"ご心配おかけします"の一言は便利です。

3-2.保護者へ返信する時の連絡帳を書く順番

返信する場合も基本的には同じです。

返事をしてもしなくてもいいような内容では、サインだけでも大丈夫です。

  • 挨拶
  • 問いに対しての返信
  • 事実
  • 対応
  • 締めくくり

昨日息子が家で「学童クラブで嫌なことをされた」と言っていました。そのあとは特に気にしていない様子でしたが、他の子とうまくいっていますか?

ご心配おかけします。本人に話を聞くと、昨日の遊びの中で相手の子が勝手に進めてしまって、十分に遊べないまま帰り時間になったのが嫌だったようです。
友達には好かれていて、今日もその子に誘われてレゴを作ってもらうなとしていました。
こちらでも様子を見ていきますね。

気がかり

事実

ここでも事実を書いていきます。推測は外れていた時、そのあとの内容がすべて無駄になってしまうので、まずすることは事実確認です。

確認できるまではなにも書けません。「事実を確認した後に」と書いて、締めくくりへ飛びます。

問いに対しての返信

この文面だとどの程度心配しているか分かりませんね。本当は"いじめられてるのか"と心配で仕方ないのに感情を抑えた文章を書いてきているかもしれません。

謝罪の記事でも書きましたが、相手方の程度が100なのにこちらが70のつもりで対応するのは入り口からこじれる原因になります。

相手方70に対してこちら100なら問題はありません。

何が主訴(保護者の肝となる思い)なのかを推し量って返信していきます。

いじめられてるかもしれない、という心配を終わらせるために今日の様子を例では書いています。

特に返信しなくてもいいもの

家での様子や「書類をはさみました」などの返信はサインやはんこでも問題ありません。

余裕があれば返信した方が丁寧ですが、忙しいのでできるときだけでよいと思います。

連絡帳

3-3.日常の様子を書く場合

今日はレゴを友達としていました。説明書を見ながら部品を集めたり、分担して組み立てたり30分くらいかけて完成したのを見せに来て「ここが難しかった」など説明もしてくれました。

様子が分かるように書いてあげましょう。

本人の言葉を添えて書くと臨場感が出ますね。

連絡帳に前回書いた日付を見て、特に迎えがない家庭に2週間に一回くらいは様子を書いていきたいですが、必須ではありません。

いいことを書いていき、よくないことは小出しにして行くか、できるだけ書かずに電話や対面で伝えるのがセオリーです

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3-4.書き方で気にしたいことやよくある疑問

ここで書いていることをリストにしておきます。

  • 慣れないうちは下書きをチェックしてもらう
  • 思いを書くのはコンセンサスをとってから
  • 何個か内容が含まれているとき
  • 書いたあとに発覚したら連絡
  • 文はとらえられ方が分からない
  • 細かいことや謝罪は電話連絡が基本
  • 文章に残すということ

慣れないうちは下書きをチェックしてもらう

いきなり書き出して後で修正は見苦しいですね。

文はとらえられ方が分からないため、できるだけ複数の目で確認すると"こうとらえられるかもよ"、"書き方きついよ"、"字が間違ってる"などの気づきがよく出てきます。

共有

思いを書くのはコンセンサスをとってから

個人的な思いを書くのは避けた方がよいでしょう。

「かわいいですね」などの個人の感覚です。

また個人的に書いたことも、保護者にとってはほとんどの場合「学童クラブからの返信」となります。

特に対応についての考え方は職員間でよく共通理解をとっておくことが必要です。

極端な話、暴力はいけないと学童クラブ職員全体で当たっていくようなところを、「やられたらやりかえせと話しました」と書くのはだめですね。

何個か内容が含まれているとき

保護者からの記載にいくつか項目がある場合は、個別に答えていきます。

長くなるのは仕方がないでしょう。ひとつの項目について返信して満足し、他の項目を忘れないように。

書いたあとに発覚したら連絡

子どもの帰るタイミングや、対応にあたった職員と連絡帳に記入する職員が違うなどいくつかのケースで、"連絡帳に記載して子どもが持って帰ったあとに、書いたことと違うことが判明した"ということがあります。

その場合はお詫びと共に電話連絡が必要になります。

電話

細かいことや謝罪は電話連絡が基本

連絡帳は保護者との連絡の手段の一つではありますが、全てではありません。

特に学童クラブ側に落ち度があって謝罪が必要なケースを連絡帳だけで済ましてしまうのは、あまりに不義理で不誠実です。

それも事の軽重によりますが、連絡帳では短く書いた上での電話連絡が基本です。この場合に連絡帳に書くのは、いざ電話が繋がらなかったときの予防線の意味だけとなるので、ここに内容を細かく書くべきではないでしょう。


連絡ミス関連のトラブル対応の記事

文章に残すということ

"文面にして出す"というのは実はけっこう重いことです。

様々なケースでの記録にも証拠にもなります。

そのため、特に書いたことで行動に制約が出てしまうようなことは書かない方が無難です。

「~しようと思います」と書いて実際にやらなかった、できなかったでは信用問題となります。

記録

保護者についてもそれは同じです。

学童クラブとうまくいっていない(と思っている)保護者は連絡帳に都合の悪いことが書いてあるとそのページだけ破ってしまい、聞いていないことにする保護者もごく稀にいます。

だからといって対立する必要はありませんが、コピーを取っておくなどの予防的措置はしておくのがよいかと思います。

争わなくても正確な情報を取っておくに越したことはなく、そういった精神障害系の保護者はクラブではなく職員個人を攻撃してくるケースがあります。

職員のかたは自分を守るためにも記録などは残しておくのが無難です。
(トラブルの火種や、とんでもない保護者は本当に少なく、いたとしても職員個人でなく施設としての対応となるため、構えなくても大丈夫です)

3-5.文例・テンプレート作成

事務連絡のものをいちいち手書きでやっていたのでは手間が半端ないです。

全てが印刷物ではないので、手書きの方が丁寧だろうと思う必要もありません。

文章が苦手な場合は、人のを真似したりテンプレートを用意しておきましょう。ケースごとにいくつか作っておけば使い回せますよ。

日常の様子のテンプレート

いつ、どこで、誰と、何が、どのように
これを埋めていき、子どもの様子や実際の言葉を追加で書けば上等です。

今日は校庭でトンボがたくさん飛んでいました。
(いつ、どこで)
なんとか自分の指に止まらせようと何人かで人差し指を空に向けてじっとしている姿がありました。
(誰と、何を、どうしていた)
○○君の指にトンボが来たとき、逃げられないよう静かにしながらもとても嬉しそうでした。
(子どもの様子)

散歩

トラブル報告のテンプレート

3-1でも書きましたが、
挨拶、事実(いつ、どこで、誰と、何が、どのように)、対応、家庭へのお願い、締めくくり

お世話になっています
16:00頃校庭遊びのドッジボール中
(いつ、どこで)
同じ学年の男の子と、玉の取り合いで喧嘩になり
(誰と、何が)
○○君が相手の子を叩いて首筋に擦り傷ができることがありました
(どのように)
手出しはいけないことについて話し、仲直りはしています
(対応)
おうちでも手出しについて話してあげてください。相手方の家庭にも伝えます。
(家庭へのお願い)
ご心配おかけします。
(締めくくり)

トラブル

事務連絡のテンプレート

これについてはできるだけ分かりやすく書くに尽きます。

期限、やって欲しいことだけで済むでしょう。
これこそ印刷物でよいかと思います。

要望への返信のテンプレート

保護者から様々な要望、要望までいかない相談もたくさんあります。

これについての返信は、

挨拶、要望への返答(できること、できないことの明確化)、締めくくりです。

お世話になっています。
(挨拶)
塾への中抜けの件ですが、学童クラブとしては禁止とさせていただいています。塾へ送り出したあとに学童クラブへ戻らなければ大丈夫です。
(返答)
よろしくお願いします
(締めくくり)

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可能

4.学童保育の連絡帳の書き方(保護者編)

保護者の方々も、学童クラブへの連絡帳に何を書いていいのか迷うときがあると思います。

この章では学童クラブ支援員からの目線で、こう書いてくれたらありがたいというものを伝えていきます。

書き出し(挨拶でも。省略可)
本文
締めくくり

私の体感では毎日何か書いてくる家庭は1~2%程度です。
学童クラブからの発信に数日のうちに返信なりサインなどがある家庭は7割、残りの3割程度は見てもいないか、週一くらいで確認している家庭。

毎日見てくれている家庭は、学童クラブからみたら「ちゃんとしている」といった印象です。

休む理由

休む理由は学童クラブとしては何でも構わず、祖母がいるからなどの理由も必要ありません。

私用で休みでokです。

気にするのは子どものトラブルや、病気の場合のみとなります。

休み

分かりやすく書く

お願いしたいのは分かりやすく書いてほしいということです。

例えば帰り時間の欄に18:00とかいてあると、学童クラブとしては1人で帰るのか迎えにくるのか分かりませんね。

結局仕事をしている中で電話がかかってくることになり、保護者としても煩わしいでしょう。

連絡事項がなければ書かなくてもいいです。休みの日にどこどこに行ったなど、知ってほしいことも書いて構いません。

お迎えに来られない分、それを埋めるコミュニケーションをとっても大丈夫ですよ。

書いてほしくないこと

感情的な内容は書かないと思いますが、NGです。

育成中で子どもがたくさんいるにも関わらず複数の職員がそれによって動揺し、その日の育成に支障が出ます。

一呼吸おくこと、自分の子どもが言っていることが全てではないことを念頭に置いて欲しいと思います。

我が子が心配なのは分かりますが、トラブルはほとんどの場合相手の子がおり、双方の確認をとらないと分からないことばかりです。

特に子どもは自分の怒られるような自分のした事は言わず、相手の子にやられたことを主張します。

ダメ

その他のお願い

この記事を探してまで読んでくださる保護者の方は、意識が高いので大丈夫かと思います。

現場で工夫し、「連絡帳はこう書いてください」と保護者に伝えているクラブもあります。

保護者のみなさんがその通りにしていただくことで支援員の手間も省け、ミスも少なくなります。

何度書いても伝えてもお知らせを配っても反応がない方は、その反面要求も多いのが通例です。学童クラブとしては要注意の家庭になります。

はじめと最後の挨拶は人として必要ですね。
"やっぱり"という保護者は予想を裏切らず学童クラブ最終日も一人帰り、連絡帳にも記載なしで挨拶もなし。がっかりすると同時に今後の子どもが心配になります。

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5.連絡帳忘れたなどのよくあるケース・トラブルと正解対応

ここは支援員への内容ですが、保護者の方も「学童クラブではこんなことが日々起こっているんだ」と言うこと知ってもらえると思います。

連絡帳にまつわるよくあるケースやトラブルはある程度決まっています。そのため「この場合はこうした方がよい」逆に「こうしたら解決に向かうどころか余計にこじれる」といった対応があります。

学童クラブでは職員が定着しにくく経験も積みにくい、と別の記事で書きました。この章で書いているのは考えてみれば簡単で当然のことばかりですが、その程度のことすら経験を積めない環境にあるのが学童クラブの現状です。

読んでいただくことで積めない経験の代わりになればいいなと思います。

5-1.連絡帳を子どもが出し忘れた時

学童クラブに来たら毎回連絡帳を職員へ出す形を、多くの学童クラブはとっていると思います。

その中で出し忘れは本人の責任か、家庭の責任かと問われればクラブ側の責任になると思います。保護者との信頼関係で成り立っているため規定はないところですが。

声をかけても連絡帳を出そうとしない子どもは放っておくと増えてくるので、早めに習慣つけをしましょう。連絡帳を出す出さないをやり取りとして楽しむ子もいます。

しかし中には大切な情報がたくさん書いてあるため、来てから連絡帳を出したかどうかのチェックか漏れないようにシステム化しておきましょう。

出席簿に出席したチェックとともに連絡帳を出したチェックをすればいいだけのことですね。

忘れたと言うときは、ランドセルを一緒に確認して本当にないのか確認が必要です。

連絡先

5-2.連絡帳を忘れてきたとき

連絡帳を学童クラブに来たとき持っていなかった場合、いちいち家庭へ連絡していますか?

おそらく毎回はせず、場合によっての判断かと思います。

理由は「分かりきっていることについて、保護者が仕事中にも関わらずいちいち電話をかけてよいものか」という迷いがあるためです。

しかし出し忘れとは異なり、持ってくるのを忘れたというのは家庭の責任範囲です。迷惑かと思いつつ、電話することは間違いではありません。

仕事中に電話がきても保護者としては、"子どもの持ち物を確認しなかったから仕方のないこと"と思ってもらう他はありません。"忘れさせないように保護者が意識付けるために"、"敢えて"連絡するのもアリです。

また毎週決まった予定通りでの帰り時間かを本人に確認したら、違うことを言い出したような場合も連絡が必要になるケースです。

5-3.連絡帳を学童に忘れていったとき


毎日持って帰るところを、忘れて帰ってしまったような場合です。これもケースバイケースですが、連絡しないといけない場合があります。

怪我やトラブルの報告など何か書いた日です。

子どもによってはトラブルを親に知られたくなくて、わざと忘れていく子もいます。

気のきく友達が、「僕が持っていってあげるよ」というのがたまにありますが、丁寧に断りましょう。途中で落としたりなくしたりしたら、好意で届けてくれようとしたその子の責任になってしまいます。(実は預けてしまったクラブの責任ですが)

連絡帳に限らず、他の人に実物の仲介を頼むのはやめた方がよいでしょう。

物が絡むトラブルの記事

忘れ物

5-4.書く内容は子どもが読んでも大丈夫な内容に

学童クラブは小学生ですね。一年生はまだしも、三年生ともなるとかなり漢字も読めるし文章も理解できます。

そんななかで自分のよくないことが書いてあったら、出したくありませんよね。

なるべくいいことを書いていく理由のひとつです。

日々子どもと接して良好な関係に思えても、子どもが連絡帳を見ておかしな事が書いてあったら不信感が芽生えるかもしれません。

読まれて困ることは書かない。発達の問題など、簡潔に書いて電話。道端に落として拾った人が読む可能性もあるため、細かい個人情報に当たることは書いてはいけません。

5-5.その他のよくある連絡帳についての話

ページ飛ばし

連絡帳はだいたいがノートなので、たまにページが飛んだり、終わった前のページに戻って書かれてしまうことがあります。

ノートの空白の部分は✔️を書いたり、→次のページへなどを書いて埋めていきましょう。

子どもが勝手に改竄

出したら自分の悪事がばれるとなれば出さない、わざと忘れるも予測できるし、実際によくあるケースです。

友達と同じ時間に帰りたいなどの理由で、帰り時間を勝手に変えて提出する子もいます。普段は親が記入していれば字体が急に変われば分かります。

そのため家では、保護者が子どもに書かせることのないようにお願いしておきましょう。

物を壊す

個人情報の連絡帳を介してやりとり

たまに連絡先や、仕事が変わった証明書などを連絡帳を介してやり取りすることがあります。

保護者が子どもがそれ途中でなくしてしまっても仕方ありません。

保護者が連絡帳に挟んできて、それを同じ経路で返すのもまだいいでしょう。

しかし学童クラブ側が新規のものや、保護者が直接手渡しで持ってきたものに不備があったため返す場合、勝手に連絡帳に挟んで渡すのはいただけません。

6.学童クラブの連絡帳あれこれまとめ

連絡帳は"いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように"を事実として書き、短く分かりやすく書くのが基本です。

文章なので書いたが側の意図が、思いかけないようなとらえられ方をされることも少なくありません。コミュニケーションツールの一つとしてうまく使っていきましょう。

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