東京都の区による学童クラブの大きな違い
この記事では東京都23区の学童クラブや放課後子ども教室について、区ごとのそれぞれの特徴について比較していきます。区をまたぐだけで全く違う方針と施策がなされているのがわかります。

1.学童保育の料金の違いと特徴
おやつ代込みで4000~6000円程度が標準的です。
公立で一番高い
文京区 月10000円
無料
渋谷区、中央区(定時まで、延長有料)

学童保育の育成時間の特徴
標準的なのは8:30~18:00です。
就労により朝8:00からや、夕方は19:00ころまで別料金で利用、土曜日9:00~17:00などが一般的です。
学童保育のおやつ、食事
おやつは公設の全ての学童クラブで出ているようです。
品川区→献立まであるしっかりしたおやつが出ているようです。
その他のクラブは概ね市販のスナック菓子や果物が通常です。
学童クラブは保育園のように調理師もいなければキッチンもないところばかりなためです。

学童保育の定員
各学童クラブに施設後ごとで定員があるのが一般的です。
全数受け入れ
世田谷区、渋谷区、板橋区、品川区、江戸川区
各区の学童クラブ民営化の具合
区により全て民営委託されているところもあれば、ほとんど直営の区もあります。
全て民営化→板橋区
直営多め→文京区、
全て直営→豊島区、世田谷区
各区の放課後子ども教室との連携
概ね整備されて全て学童と一体運営されているところもあれば、単体の放課後子ども教室すら遅れているところもあります。
未整備または開始してまもない
杉並区、目黒区
シルバーやボランティアの見守り程度
足立区、北区、墨田区、千代田区、文京区、葛飾区、品川区、江戸川区
その他の区は公募選定や委託による運営です。
一体型が進んでいる
荒川区、豊島区、渋谷区、世田谷区、板橋区、中央区、港区
学童クラブへの四月の入所の申請時期
一次募集の申請が早くて11月、とても遅い区では2月もありますが、だいたい12月~1月あたりです。

学童クラブについて特徴的な方針の区
荒川区、豊島区、新宿区
四年生以上可
千代田区
21:00まで延長施設あり、夕食が出る
葛飾区
民設民営の学童が半数以上で選考基準など各施設に任せている(料金はほぼ同じ)
新宿区
日曜開所の施設あり
児童館廃止または乳幼児メイン施設へ移行
豊島区、板橋区
(杉並区は方針として打ち出しているが遅れている)

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