1.室内でランダムに動く遊び〜雨の日レク・室内レク
1-1.ひっくり返し合戦、ひっくる合戦、オセロゲーム、白黒大戦
いろんな呼び名がありますが、地面でやるオセロゲーム。
といっても挟んで返すわけじゃなく、素早く動き回って、裏返ってるのをひたすら味方の色にする遊び。
●黒と白、赤と青などの「裏表で色が違う、手に持てるくらいのパネル」をたくさん地面に撒いておきます。
●2チームにわけて、白黒を振り分けます。
●合図でスタート。地面にあるパネルを自分のチームの色になるようひっくり返す。
●時間で終了
注意としてはランダムで動くため、
✔あまり密集させると頭同士でぶつかるため、ある程度の広さが必要なこと
✔持ち歩いてしまうのは禁止、その場でひっくり返す
やって三回ですが、肩慣らしにはなります。
通常は体育館やプレイルーム的な場所で、10人程度でやる遊び。
動けると言っても、人数が多いとそれなりの広さは必要です。
小ぢんまりやるなら、使うもののサイズを小さくして範囲も狭くすればやれますよ。
けっこうな定番遊びです。
1-2.「追いかけ玉入れ」は運動会種目じゃなく、優良な室内レクですよ
かごを大人などが持ち、逃げます。
その辺に散らばっている玉を、かごを持っている人を追いかけながらいれていきます。
保育園などでよくやる運動会遊び。
赤と白などで、チームを分けてもいいでしょう。
イメージとして、👇のようなカゴを背負って逃げるかと思うかもしれませんが、違いますよ。(まあ悪くないですが)
運動会用品・玉入れ 背負いカゴ 紅白セット | ||||
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室内でやる場合は、こんなカゴを背負ってやると危ない。
狭いから、大人が方向を変えるときに子どもの顔にぶつかります。
だから、ダンボールに紐をつけて地面を引く感じのものを作りましょう。
これだと背の低い子もやれるし、力がある小学生の玉が大人の顔に当たることもない(^^)
「カゴに触ったら玉を全てこぼします!」というルールにすると、やんちゃな小学生も守ってくれます(笑)
1-3.「風船バレー」も人気の室内レク
運動したい、ボール遊びしたい!という学童クラブの子は体育室でもないと希望は叶わないけれど、
風船バレーだと比較的望みが叶います。
一般家屋程度では厳しいけれど、学童クラブ)小学校教室など施設なら、
適当に安全配慮してセッティングするだけで、風船なら飛んでいくこともない。
・・とここまで話したけれど、ルールは適当に(^^;)
1-4.猛獣がり
屋外でもやれる有名な遊びですが、ある程度人数(20人くらい以上)が必要。
また単体で遊んでも面白くはなく、小さなチームをいくつも作る導入に使うのがセオリーです。
ポーズをつけながら歌を歌います。
リーダーが一節歌ったら、参加者も続いて同じフレーズを歌います。
- 「猛獣がりへ行こうよ」(えいえおーのポーズ)
- 「やーりーだって、持ってるし」(槍を持ってるポーズ)
- 「鉄砲だって、持ってるよ」(長い鉄砲を持ってるポーズ)
- 「あっ」(どこかを指差す)
- 「あっ」(どこかを指差す)
続いて、動物の名前を言います。
参加者は、動物の名前の文字数(「きりん」👈3文字)のグループを素早く作ります。
まあこれだけなので、やって3回。
猛獣狩りのみで1時間の
活動プログラムを企画し実行
後から笑い話になってました
あまりに多い人数の集団の、数を数えるのにも使えますよ。
1-5.しっぽとり
1メートルくらいの鉢巻やビニールひもなどをズボンの腰にいれて尻尾にしたものを取り合うゲーム。
尻尾をとられたらどうするかはいくつかのバリエーションがあり、
- 待機
- 「尻尾生やし銀行」でもらう
- 仲間にもらう
などがあります。
「仲間にもらう」はチームで行っているときに有効で、時間経過でチームごとにいくつの尻尾が残っているかを競います
しっぽ取りって有名だし、とっても楽しめると思いきや、
- 尻尾をほんの少ししか出さない
- 尻尾を押さえる
👆個別対応に手間を取られます。
準備や注意に時間のかかる割に、一瞬で終わるので私は好きじゃない遊び(^^;)
1-6.「木とリス」は優秀な雨の日レク
動きがそれほど多くないので、三人一組が間隔を開けて居られるくらいの場所でできます。
ただし、20人くらい以上が妥当です。
準備
・参加者は3人組になります。
・1人か2人が鬼
※3の倍数ぴったりなら大人が入って調整
・3人組のうち1人はリス。しゃがみます。
・3人組の2人は、しゃがんでいる一人の上に両手でトンネルを作ってリスの家にします。
鬼の発言
鬼はプレーが始まったら「嵐」「かみなり」「おおかみ」の三種類を発言。
雷
➞ 家が壊れる
おおかみ
➞ リスが逃げる
嵐
➞ 家もリスもバラバラ
①鬼は三つのうちどれかを言います。
②言われたものに対応した子が、3人組から抜け、違う組に移動します。
③その間に、鬼が空いている組へ潜り込みます。
④余ってしまった人が次の鬼
無間にできるので、盛り上がっている最中に次の遊びへ移行するのがコツ。
2.決まった方向へ動く遊び
一章のランダムに動く遊びより、比較的場所が必要ない雨の日レク、室内レクを紹介します。
2-1.いろはにコンペイトウ
二本のひもを用意します。縄跳び二本でもいいですよ。
二本の紐を張ってできる上、真ん中、下の空間を通り過ぎる遊び。
ひもを動かす人は二人、後は参加者です。
準備
ひもの人は互いに離れて、両手に一本ずつひもを相手と持ちます。(自分と相手のと間にひもを二本張る感じ)
参加者はひもの人に、背を向けて待つ。
開始
①ひもの人は歌を歌います。
♫「いろはにコンペイトウ、上か、下か、真ん中か」
②歌が終わったら、ひもの人は相手との間に張った二本のひもを片方を上にあげたり、片方を地面につけたりして位置を決めます。
③参加者はひもの形を見る前に「上」「下」「真ん中」のどれかを言ってから振り返ります。
④「上」なら二本のひもの上、「真ん中」なら二本のひもの真ん中、「下」なら二本のひもの下を通ります。
通り抜けるときにひもが体が触ったらアウト
✔通るときに"小指だけ"ひもを触ってもよい
👆「下」と言って下を通れるような状況でなくても活路があります。
説明すると長いけど、単純な遊び。
子どもはけっこう長く楽しみますよ。
広い場所なら走る距離を長くするだけでOKになるスグレモノ(^^)
2-2.ろくむし
コートの真ん中を挟むようにして鬼が二人いて、ボールをぶつけてきます。
参加者はコートの端にスタンバイして、ボールに当たらないように六往復できたら勝ち。
使うボールを「布製のボール」「キャンディーボールの空気の抜いたもの」などにすると、意外に狭い場所でも遊べる。
狭いほど当たりやすいので、テンポが早くなります。
アニマルキャンディーボール | ||||
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2-3.バランスリレー
狭い場所でもやれるリレー遊び。
バランスを取って進むので、全力で走れないから室内でもできる。
お玉でピンポン玉を運んだり、積み上げた箱を落とさないように運んだり、1m程度の棒立てしながら行うリレーです。
バランス取るのは何でもいい、アイデアの見せ所!
こんなの買う必要ないです👇
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2-4.お絵かきしりとり
走るのと頭を使うことをミックスした雨の日レク遊び。
四角のコートの端から端をつかいます。
●同じ人数で何チームか作り、片方の端のスタート位置に並びます。
反対側の端には、鉛筆と紙がおいてあります。
●一番目の人が何か絵を描いたら、元の場所に戻り次の人と交代
●次の人は絵を見て、しりとりに続く絵を描きます。
●走者がいなくなったらシリトリが合っているか+走った順位で採点
シリトリの絵はみんなで見て楽しもう!
コースの端にあるのはシリトリじゃなくて、学年に合った計算問題とか、頭を使うのなら何でも良いです。
チェスボクシングに通じるものがありますよね(^^)
チェスボクシングの試合は、1試合11ラウンドで構成され、チェス(早指しチェス)6ラウンドとボクシング5ラウンドの試合を交互に行うことによって進められる。
それぞれのラウンドの間には、1分間の休憩がとられる。
ウィキペディア
2-5.あみなげた
四角のコートで行い、比較的広い場所が必要です。
外よりも範囲が分かりやすい体育室などの、室内でやるレクレーションです。
●コートの真ん中のラインに鬼が何人かスタンバイしています。鬼はライン上しか動けません。
●コートの端には参加者が待っています。
①合図で参加者は、鬼の隙を見て反対側のコートの端に移動します。
②タッチされたら鬼になります。
③ラインの隙間がなくなったら、前後にラインを新たに作ったりします。
制限時間を設けて、時間内に抜けられない場合も鬼に組み込まれます。
「あみなげた」は、漁師(鬼)が網で魚(参加者)を捕まえることが由来です。
2-6.赤と白・猫ネズミ
ラインを挟んで、同じくらいの人数の参加者が並びます。1メートルくらい離れていましょう。
✔どちらか「猫」もう片方が「ネズミ」チームです。
リーダーが「ねーねーねー、ねこ」と言ったらねこがネズミを捕まえます。
(ネズミと言ったら逆)
ネズミは反対の壁に向かって逃げます。
捕まったら相手チームになります。
赤としろは別バージョンです。
リーダーが言ったものが赤いものなら、赤チームが追いかける番です。
2-7.条件ダッシュ
室内レクの定番、運動遊びの導入にも使えます。
●四角のコートの片方の端に、参加者がスタンバイ。
●リーダーが言うことに当てはまっていたら反対側の端へ走っていきます。
基本パターンだと鬼などはいませんが、
- 走った順位を競う
- 真ん中に鬼っぽい邪魔者
ほんの少しアクセントを加えるだけで、満足度が上がりますよ
2-8.だるまさんが転んだとバリエーション
説明不要の子どもの伝承遊び。
👆の備忘録的に入れてみました。
✔鬼が一人、残りは参加者です。
柱や壁などが鬼のポジション。
そこからある程度離れたところが参加者の初期位置。
①参加者は、「はじめのいーっぽ」といって、初期位置から一歩だけ進みます
②鬼は「だるまさんがころんだ」といってる間は柱の方を向き、言い終わったら振り返ります。
参加者は鬼が見ている間は動いてはいけません。
③動いた人がいたら鬼のところで待ちます。
④参加者の誰かが鬼に近づいていき、タッチできたら捕まっている人も全員逃げます。
⑤鬼は5数えてストップといい、一番近い人が次の鬼になります。
バリエーションとして・・・
だるまさんの一日
「だるまさんが寝た」「だるまさんが怒った」などに対応した表情やしぐさをするものがあります。
だるまさんの宝集め
だるまさんが転んだのコース上に、宝石っぽい石のような宝を散りばめておきます。
参加者は5つ集めてからじゃないと、だるまさんにタッチできない縛り。
2-9.しりとり縄跳び
大縄をしりとりをしながらやるものです。
同じような理屈で、
- シリトリ卓球
- シリトリじゃんけん
色々思いつきそうですよね(^^)
2-10.新聞紙突破
新聞紙を一枚、両端から二人でピンと張ります。
一人が走ってきて、新聞紙を突破していく遊びです。
2-11.マット引きレース
体操のマットなどに人をのせ、何人で引っ張っていくレースです。
保育園で何人もの子どもが運んで楽しみます。
小さい子なら、上に子どもが乗らなくてもOKです。
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