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0.チームワークの要素はシステム

チームワークを発揮する前提条件は保育系だと

チームワーク要素
  1. 情報共有システム
  2. 観念(育成に対しての思い)の共有
  3. 人格の肯定(個人のやる気につながる)

この3つがあります。

この3つのうちの上2つが先で、人格の肯定はそのつぎに出てくる。

さらにその下に実行レベルでの細かいこと

  • 役割分担
  • コミュニケーションの方法

あらゆるチームワークの本やサイトを見ても似たような感じ。

だけど保育系に限っては"1つの物を作り上げる"ってよりは安定した日常を過ごすってのが強いから、こんな構成になります。

影踏み

学童保育の仕事って、一人じゃできない。

スキルが高い人が1人いて、指示を的確に出せるなら実際いい育成ができるんだけど、それは理想状態じゃない。

第一、その高スキルの人が休めないじゃんね

組織で仕事してるってのに、特定の人物ががいないと成り立たない事業ってのは続かない。

いや、事業戦略やミッション作る社長は別枠ですよ。

主任含めた一般職員レベルで、人に依存した仕事はよくないってこと。

保育系の仕事だと、特にその傾向が強い。

ジャム
個人の能力に頼りきってるとも言えます

保育や育成はチームワークで、いろんな人の視点や視野をいれてやってくのが目の前の子どもの理解にも繋がるし、安全確保や子どもの安定に繋がる。

能力が高いアドバイザー的な人も必要。

だけどチームワークってのは、育成の方向性やその場その場でのコミュニケーション、連携、穴が生まれない動きみたいなこと。

これは1人突出してても、イチイチ全部の指示出しきれない。

子どもなんて何十人も預かってるんだから、チームワークが不可欠ですよね。

手を繋ぐ

1.学童クラブでの必要な情報共有システムの作り方

<strong>チームワーク</strong>の要素1

情報共有システム

学童でも保育でも子どもを預かってる施設だと、いろんな情報を扱う。

家庭状況や、大雑把な経済状況や家族の状態、細かいところだと子どもの日々の動きや言動、今日は忘れ物がある、保護者へ伝えることみたいな雑多なことまで。

守秘義務には留意しつつ、学童クラブチームでの育成となるので、できるだけ情報共有を行う必要があります。

でも本当に細かい部分までは一日中話をしていても無理だから、"最低限これは共有する"ってラインを決めておく。

  • 怪我をした
  • けんかやトラブでルがあった
  • 物を保護者から預かった

職員はシフトで働いているところが多いし休みも入る、対応した人がいつもいるわけじゃないよね。

わからないことがあり、休みの職員にいちいち電話をする機会が頻繁な職場。

実際に管理職でもないのに、休みの日に遊んでるときに仕事の連絡がきたらウザイ。

ノート

年一回くらいのレベルでイレギュラーならまだいいけども。

休みに連絡とるのは、果たして個人の問題なのか、職場の情報共有システムが機能していないのか?

だけど、引き継ぐべきことはここに書く!
みたいな決まりが、特定の人だけ守れない。

その方にとって、その職場のシステムは有効ではないことになります。

おそらく、

らくだ
何が引き継ぐべきことなの?

その人は分かってないから、守れない。

ということは、システムとして漏れてるって訳ですよね。

何が引き継ぐべきことなのか?具体性に欠けるってわけです。

保育者
声を掛け合っていきましょう!

ルールとしてよくあるんだけど、これ曖昧な取り決めだなって思いませんか?

私が働いていた学童クラブにとても真面目な方がいました。

ほんの小さな紙切れを捨てるにも、

これ捨ててよろしいですか?

窓を開けるにも

窓開けてよろしいですか?

ちゃんと聞いてくれる。

・・私なら何にも聞かないで捨てちゃうし、窓も開けちゃう。

人によって違うってのはこういうこと。

保育園

動ける人もいれば難しい人もいるので、連絡事項はこのノートに書く、書く内容はこの事項などきちんとマニュアル化が必要です。

機能してない、連携がうまくいかないってのは、ほぼ全てが人によって捉え方が違う曖昧さからきてる。

十分に具体的にして、それでも取り決めたことが、特定の人にはできない、またはやらないとなって初めて個人の問題になります。

今や多くの業種が人材難です。

システムさえ整えていれば、こんなに曖昧で大丈夫なの?と不安も抱かせず安心していい働きができる方を手放すことも減るかと思います。

ポイント

できるだけ具体的な決まりごとにする

悪く言われる

2.人によって情報の捉え方の溝を埋める

共有する事項って言っても、人によって捉え方が違う。

この程度ならいいかと思う人もいれば、大切なことだと捉え方もいます。

私が新人だった頃、ある子が人の宿題に落書きをしたことがありました。

若ジャム
子どもならイタズラくらいするかな

軽くとらえて、"書いたところは消せばいいや"って思ってました。

だけど私が流してたところを見ていたベテラン職員が、いたずら書きした子にけっこう長めに話をしてました。

その時言われたのが、

保育者
軽く考えてるんじゃない?

いたずらされた子どもの親からしたら、いじめられてるかもって思うかもよ。

やられた子には、
ちゃんと思いは聞いた?

経験値を積んでいくと、"昔似たようなことで問題になったから見逃さないでおこう"ってなる。

だけどこんなん、新人じゃわからんよね。

ある程度経験を積んだベテランの仕事は👇️

持ってる情報を日常的に出してったり、研修を行うこと。

さめ

事例はいくらでもあるから全部リストアップはできず、"気になったことは相談しましょう"みたいな曖昧さは残るので難しいところですね。

といったところで大事なのが、その場その場での職員間のコミュニケーション。

保育をやろうって人はコミュニケーションが得意な人が多いですね。

伝え方がキツくて損をしてる場合もあるけど、それは後ほど。

ポイント

溝を埋めるのはコミュニケーション

その前提にあるのが具体的なシステム整備です。

組織活動において、チームワークは欠かせない要素です。複数人で構成される部署やプロジェクトチームでは、独創的な個人プレーだけが先行してしまうと組織としての方向性を見失ってしまうこともあります

カオナビ
会議

3.職員間で立場によって出せる情報、出せない情報の分岐

保育系の仕事で、外部に出せる情報は多くありません。

反面内部では情報共有といっても、職員にも常勤やアルバイトや管理者までいろいろな立場ごとに必要な情報と、そうじゃない情報がある。

異なる役職間で全ての情報を共有する必要はありませんよね。

  • あの家は一人親で大変なので気にかけてあげよう
  • 虐待の恐れがあって、児童相談所も介入してる

こんな感じの子どもの家庭状況

ジャム
いくらチームでも、
このレベルの情報共有は

例えばアルバイトの高校生職員とは
しませんよね。

守秘義務がかかっているとはいえ、余計な情報を知らせることでその職員を危険にさらすこともない。

その職員が不用意に話しちゃって噂みたいに広まった場合、、

保護者が施設じゃなくって、その人個人を訴えるかもしれないよね。

個人情報が漏れる一番のリスクは人だから、必要な情報は絞る。

たまーに、年の多いパートの方で

パート
なんにも教えてくれない!

みたいな不満を持つこともあるから、ちゃんと理由付きで"出せる情報は絞ってますよ"って知らせていきましょう。

アルバイト職員は、目の前の子どもの動きの傾向や特性を知っていれば対応できる。

家庭状況を知ったところで、できることなんてないんだから、危険を冒してまで知る必要はありませんね。

個人情報の記事はこちら

4.情報の記録のポイント

毎日いろいろなことが起きるから、記録を取ることは大事。

  • いつ何をした、
  • 誰が何を言った、
  • 誰と誰がトラブルになった
  • 結局どうなったなど

簡単に忘れ去られ、曖昧な情報になってしまう。

記録そのものが重要な共有システムってわけです。

グループで過ごす

保護者からしたら、1人の職員に言えば全員に伝わるつもりで話してますよね。

あなたが病院に行ったとして、

  • 受付で何があったのか聞かれ、
  • 医者に何があったのか聞かれ、
  • 薬局で何があったのか聞かれる。
指ネコ
ウザイにゃ・・

内部で共有しとけよってなる。

公的な委託を受けて運営している場合、情報開示に応じることも出てきます。

不適切な対応で警察沙汰になれば、しかるべき情報を取られる。

第三者が見て分かるように、いつどこで何がどうなったまで詳しく書いておく。

第三者が見てわかるなら、内部の職員の役にもたつ情報源になりますね。

状況を確認したつもりでも、改めて聞かれたら分からなくて答えられない、確認不足だったことが後から出てくるのはよくある。

その日のうち、できれば育成が終わる前に記録をつけておいて、5時なり6時など職員が退勤する前に"漏れがないか?"確認をするのをルーチン化。

ポイント

5W1Hで、原因と結果、対応した人を簡潔に書く

時計

5.職員間のチームワークのコツは同じ絵を見る

チームワーク要素2

観念の共有

目の前の子どもへの対応は、基本的に職員個人の技能。

しかし育成観対応の基本路線は、別レベルの問題として職員間で擦り合わせておく。

この職員は厳しい、あの職員は甘いなどは個性や人柄もあるため多少はある。

だけど

暴れたら止める・言葉遣いは正す

などこれについては同じ対応をする、ってのを確認しとく。

けんか

例えばおもちゃの片付けなら

  • 子どもに自分でやる態度を身に付けさせたいからレゴの細かい部品一つでも子どもに片付けさせる、
  • タイミング次第では大人がやってしまう、
  • 時間がかかってもなんとしても片付けさせる、
  • 子どもは片付けができないものだから大人が全部やってしまう

考え方の違いで、いろいろな職員側の動きがあります。

それは個々の職員の考えでバラバラ、学童クラブとしての方針がないのと同じことです。

そんな細かいのが原因で意見を対立させたり、上司から注意されてその場では従うけど反発したり、経験ありませんか?

意見を対立させるってのは個人のレベルで、全体からしたら小さい問題だけど、本人たちにとっては大問題に思える。

これは仕事としての方向が合ってないからで、合わせるためのポイントは

同じ絵を見る

同じ絵

おもちゃの片付けなら、最終的に子どもの自律。

そこを分かって話ができればそう反目はしない。

対立
保育者
自分で片付けできる目標は踏まえましたが

今回は時間がなくて
焦っている本人の心情を踏まえて
片付けを手伝いました。

繰り返してると、最終目標の合意がとれてるって分かるから、職員の行動を許せる幅が広がる。

同じ絵を見るコツ

中目標を同じ絵にする

あんまり遠い"子どもの幸せ"みたいなのを絵に設定すると、個別の行動から離れすぎるから。

もう少し近い"自分で片付けできるようになる目標"

それでもいっぱいある。

だけどこういった面倒に思える確認作業を一つ一つ行っていくことで、徐々に他の職員の考え方を理解しチームワークがう生まれてきます。

会議やミーティングの仕方の記事はこちら

6.個々の子どもについての見解を合わせる

この子のこういうところが気になるから、こういった対応をしましょう

個別対応についても事前のすり合わせが必要です。

この場合もポイントは

同じ絵を見る

対立意見がでたら、ちょっとだけ上位の目標を同じにしておく。

そうすると細かい対応が自分の思いと違っても、擦り合わせておいた上位目標に反してなければ、反対意見が出てくることも少なくなります。

外遊び

対応検討に、子どもの心理や経験値などは必要ですね。

保育者
毎回あの職員と意見が対立するわ

👆️こんなんなるのは、上位目標を合わせてないから。

上位目標合わせをやると、根本的な考え方の違いみたいな相性はあるけど、あまり問題にならなくなる。

毎回対立してると、全うなことを相手が言ってても嫌になってくるよね。

個人としてではなく、学童クラブとしてどうその子に対応していくかを決めているのか?決めていないのか?では大きく違ってきます。

また話し合いのなかで感性が違う職員が集まって話すわけですから、新たな気付きが出てくる。

感性の違いこそが、一人では学童クラブの運営ができない理由です。

行動が気になる子はすぐに議題に上がりますが、目立たない子にも目を向けていきたいところ。

鬼ごっこ

7.よいチームワークとは日常の態度ベース

チームワーク要素3

人格の尊重と肯定

はじめの方で、言い方で損してる人もいるってのをちょっとだけ書きました。

なぜか?

それは職員の人格を尊重してるかどうか?

敬意感謝がベースにあるかないか?

部下や新人も同じで、経験不足は悪じゃない

ポイントは言うまでもないんだけど
敬意や感謝

なぜか保育系の仕事で保護者にはすごい丁寧なのに、同僚へは不遜な態度をとるっての。

不遜な方がその人の本質に見えちゃいますよね。

今まで書いてきた
同じ絵を見るとか
対応や保育観の擦り合わせとか

相手は人だから、人への敬意を持つことは前提になる。

ソーシャルスキルトレーニングやミーティングの場、カウンセリングなど、あらゆるところで

受容が大事」って言いますよね。

職場内でおろそかにしていいわけない。

できない人がいるんなら、まずは仕事に向かう態度以前に人への態度について全体で確認していく。

雰囲気として否定的態度をダメにする。

よいチームでは心理的安全性といって、


意見を言ってもよほどの理由がなければ批判されない、

悪いことは悪いとして通らない、

よいことは良いこととして取り入れられるなどの

安心感が必要です。

人を尊重して感謝ベースの関わりが、心理的安全性を保つ前提になります。

そこをさんざん確認してもできない人。

基本的に人を下に見てて態度にも出しちゃうような人。

自分の劣等感を人に投影して、人を許せない人。

こんな人格的に未熟な人は、現場の経験があったとしても組織から排除してもいいと個人的には思います。

ただし。

できない人の相手をしすぎてうんざりしてそんな態度になることもある。

だけど、"できない人"はシステムが不十分なだけって場合も少なくない。

まずはチームワーク要素1と2の

  • 情報の共有システム
  • 上位目標の共有

これをまずやらないとダメってことです。

怒る

8.学童クラブでの具体的な連携のしかた

広く見る

情報の共有や、考え方と対応の仕方について大まかに確認した。

やっと日々の育成のなかで、声かけや互いの動きを見てカバーするみたいな具体的な動きの問題が出てくる。

いやけっこう前に出てきてるんだけど、これまで書いてきた前提がクリアされてないと解決には至らない。

あの職員が喧嘩の仲裁に入ったから、今部屋全体を見られるのは自分しかいない。

今は目の前の子との遊びは一時切り上げて、全体的に見ておこうみたいな判断が前提がクリアされてれば可能。

横断歩道

室内でも外遊びでも、職員のお互いの位置取りと、他の職員の見ているだろう範囲について常に確認しておく必要あり。

新人では目の前の遊びに夢中になってしまったり、喧嘩の仲裁でその対象の子しか見えなくなるのはざらです。

経験値が足りないという面もあるけど、全体を見るように日頃から意識してないといつまでもできない。

意識していても喧嘩の仲裁で、ベテランでも目の前の興奮した子を落ち着かせるのに精一杯な場面も多いんですね。

そんな時は、他の職員の動きまで見れない状況も多い。

経験が浅くても、自分で判断できるようになるための上位目標の確認)擦り合わせでした。

保育士

位置取り

特定の子と遊んだり話をする時にも、広い範囲を見渡せる位置を確保しよう。

環境的に死角がないことが一番だけど、施設によっては死角が全くのゼロというのは難しいから。

耳を意識していれば、言い合いが始まったとか、走り回る音が聞こえてきたりと違います。

目の前の子だけ相手をして許されるのは高校生のアルバイトだけで、周りを見る努力がいるところ。

子どもと過ごす

役割分担

役割分担はあらかじめ決めておくのがスムーズだけど、それしかやらなくなる危険性も。

例えば目の前で暴力を伴うけんかがあれば、事前に決めた役割などは簡単に吹き飛んで目の前のケンカ対応することに。

じゃあその空いた穴はどうする?

人格的肯定感謝ベースのいいチームは、高確率で穴が開いたところを言わなくても他の人が素早くカバーします。

問題の起こったところに何人も職員が集まってきて、他の範囲を誰も見ていないようなチームがよくあります。

経験的にその割合は、施設の半数以上。

同調したい日本人の特性なんだけど、人と同じことをしたり同じところに何人もいても意味はありません。

野次馬根性と共に、少なからず

保育者
その人だけじゃ心配だわ

みたいな信頼が足りない場合もある。

これも人格の肯定に関係してきますね。

人が見ていないところを見ること・人がやっていないことを自分がするように意識しましょう。

  • 上位の目標が確認されて、
  • 人格的にもお互いに敬意や感謝がされると

やる気が出て、"自分で判断して動く"へ繋がる。

問題とされた状況は起こりにくくなります。

並ぶ

9.学童クラブの職員チームワーク

よいチームを作るには

チームワーク要素
  • 情報共有システム
  • 観念の共有
  • 人を尊重する風潮

臨機応変さがない!
みたいなのは、どれかが抜けた結果です。

個人的には情報共有システムがちゃんとしてないと不満が生まれやすくなって、臨機応変にできない人が下に見られて人を尊重できなくなる。

上位目標や目的を決めてないと、やっぱり思いがズレてお互いの敬意みたいのが減ってくる。

だから順番的には

1 情報共有システム
2 観念の共有

そこができて初めて人を尊重する風潮ができる。

多くの学童クラブ保育系の職場は、逆になってるから馴染めない人を出し、大事な人手を失う。

  • 報告の基準はこれ、
  • 記録はここに書く、
  • 一日の終わりには必ず情報確認をする、

決まったことならちゃんとできる人って多い。

はじめから"困ったら相談しよう"的な空気を読む力、みたいなのをベースにしちゃいかんわけです。

ジャム
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。

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