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このサイトでは管理者のジャムが、

主に学童クラブや児童館で"20年以上"
主に小学生に関わってきた経験を元に、

子どもに関わる大人へ役立つ情報を発信。

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ジャム
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学童クラブのよいチームと悪いチーム

学童保育所では様々な情報を扱います。

大きいところだとその子の家庭状況や、生活保護を受給しているなどの大雑把な経済状況や家族の状態、細かいところだと子どもの日々の動きや言動、ちょっとこれ預かってなどです。

守秘義務には留意しつつ、学童クラブはチームでの育成となるので、できるだけ情報共有を行う必要があります。

一人で抱え込むと余計なストレスにもなり、場合によっては保護者から、あの職員はどんな働き方をしているんだなどのクレームにもなりかねませんね。

この記事では情報の共有のしかたや、チームプレーをする上で必要な具体的な連携の仕方について書いて行こうと思います。

この記事を読むと分かること

  • 作るべきシステム
  • 職員間ですり合わせておくべき事項
チームプレーの記事の挿入画像

働き方、仕事のしかたについての記事たちはこちら👇️

1.学童クラブでの必要な情報共有システムの作り方

1-1.情報共有事項と共有システム

子どもの情報にはいろいろありますが、基本的には職員間で共有が必要です。

しかし本当に細かい部分までは一日中話をしていても無理なので、最低限これは共有するというラインを決めておきましょう。

怪我をした、けんかやトラブルがあった、物を保護者から預かったなどでしょう。

職員はシフトで働いているところが多いので、対応した人がいつもいるわけではありません。

わからないことがあり、休みの職員にいちいち電話をする機会が頻繁な職場は、個人の問題なのか職場の情報共有システムが機能していないのかを見極める必要があります。

しかしそのあたりは注意が必要です。

電話

職場環境を整えればできる場合は、まだ個人の問題ではありません。

特定の職員の方ばかりが連絡もれが頻繁にあるような場合、その方にとってその職場のシステムは有効ではないことになります。

声を掛け合っていきましょうなどの曖昧な取り決めで動ける人もいれぱ難しい人もいるので、連絡事項はこのノートに書く、書く内容はこの事項などきちんとマニュアル化が必要です。

きっちりとした取り決めをした上でなおできない、特定の人がやらないとなった時点で個人の問題になります。

先程書きましたが、共有する事項についても難しいところがあります。

個人で考えや物事の捉え方は違うので、この人はこの程度ならいいかと思う人もいれば、大切なことだと捉え方もいます。

このあたりは経験値を積んでいくことで、昔似たようなことで問題になったから見逃さないでおこうとなります。

ベテランの方が情報を日常的に出していくことや研修を行うことも有効です。

事例はいくらでもあるため全部リストにすることはできず、気になったことは相談しましょうなど曖昧さは残るので難しいところです。

話

基本はその場その場での職員間のコミュニケーションですが、それに頼りすぎていては到底足りないことやシステム的に不備があります。

学童クラブの職員になろうという人はコミュニケーションが得意な人が多いのでこの方面に重きをおき、システム化することを疎かにしてしまい、働き方を個人の資質に片寄らせがちです。

特に上の立場の方はコミュニケーション能力などでその立場までいったため、その傾向が強いかたが多いように思えます。

そして思い通りに動いてくれない職員に対して、資質がないなど評価してしまうことも少なくありません。

マニュアル

上司がそのような感じだったら、マニュアル化やシステム化についてお願いした方がよいかと思います。

今や多くの業種が人材難です。(カオナビ)

システムさえ整えていれば、こんなに曖昧で大丈夫なの?と不安も抱かせず安心していい働きができる方を手放すことも減るかと思います。

組織活動において、チームワークは欠かせない要素です。複数人で構成される部署やプロジェクトチームでは、独創的な個人プレーだけが先行してしまうと組織としての方向性を見失ってしまうこともあります

カオナビ人事用語辞典より引用

1-2.職員間で出せる情報

外部に出せる情報は多くありません。

反面内部では情報共有を図らないといけませんが、職員にも常勤やアルバイトや管理者までいろいろな立場がありますね。

異なる役職間で全ての情報を共有する必要はありません。(同じ役職間では共有する必要はあります。)

あの家は一人親で大変なので気にかけてあげようなど子どもの家庭状況については、職員でも多くの人が知るにはリスクが高い情報です。

守秘義務がかかっているとはいえ、余計な情報を知らせることでその職員を危険にさらすこともありません。

アルバイト職員は目の前の子どもの動きの傾向や特性を知っていれば対応でき、家庭状況まで知る必要はありませんね。

個人情報漏洩の際の、一番のリスクは「人」です。

誰にどの情報を出していくかは、特にアルバイト職員に対しては吟味が必要です。

秘密

1-3.情報の記録

毎日いろいろなことが起きるため、記録を取ることが大切です。

いつ何をした、誰が何を言った、誰と誰がトラブルになってどうなったなどは簡単に忘れ、曖昧な情報になってしまいます。

休みの職員もいたり、公的な委託を受けて運営しているような場合は情報開示に応じることも出てきますので第三者が見て分かるように、いつどこで何がどうなったまで詳しく書いておきましょう。

状況を確認したつもりでも、全く知らない人から聞かれたら確認不足で分からなくて答えられないことが後から出てくるのはよくあります。

その日のうち、できれば育成が終わる前に記録をつけておいて、5時なり6時など職員が退勤する前に確認をするのがよいでしょう。

その日のうちにやっておくことが残っていないか、確認不足がないかどうか、保護者に連絡したかなどの共有する時間を決めておきましょう。

記録

2.学童クラブの職員間での対応方法の共有システム

2-1.育成観や保育観のすり合わせ

目の前の子どもへの対応は、基本的に職員個人の技能となります。

しかし育成観や対応の基本路線は別のレベルの問題として職員間で擦り合わせておくことが大切です。

この職員は厳しい、あの職員は甘いなどは個性や人柄もあるため多少はありますが、暴れたら止める・言葉遣いは正すなどこれについては同じ対応をするというのを確認しておきましょう。

例えばおもちゃの片付け一つとっても、子どもに自分でやる態度を身に付けさせたいからレゴの細かい部品一つでも子どもに片付けさせる、タイミング次第では大人がやってしまう、時間がかかってもなんとしても片付けさせる、子どもは片付けができないものだから大人が全部やってしまうなどいろいろな職員側の動きがあります。

それは個々の職員の考えにもとづいているものであり、学童クラブとしての方針がないのと同じことです。

そういった細かいところ一つ一つについて、考えを擦り合わせできれば事前におおまかな方針を決めておき、状況か様々あるためケースごとに異なる動きをした場合には事後に振り返りや、こんな理由があったからこうしたなどを共有していきます。

また説明できる理由なしに取り決めたものをやらないとなると、職員間の亀裂が容易に発生してきます。

こういった面倒に思える確認作業を一つ一つ行っていくことで、徐々に他の職員の考え方を理解しチームワークがう生まれてくるものです。

チーム

2-2.個々の子どもについての方針のすり合わせ

この子のこういうところが気になるからこういった対応をしようという個別対応についても事前のすり合わせが必要です。

行動が気になる子は目立つのですぐに議題に上がりますが、目立たない子にも目を向けていきたいですね。

個人としてではなく、学童クラブとしてどうその子に対応していくかを決めているのと決めていないのでは大きく違ってきます。

また話し合いのなかで感性が違う職員が集まって話すわけですから、新たな気付きが出てくると思います。

それを流さずに個々が考えたり日々の育成の中での様子を思い返すことで、個人では気づかなかったものか見えてきます。

その感性の違いが、一人では学童クラブの運営ができない所以です。

学童クラブ指導員と保護者の部屋のロゴ
学童クラブ指導員と保護者の部屋のロゴ

3.学童クラブでのよいチームワークとは?

よいチームワークと悪いチームワークがあります。ただ単に仲がよいだけではよいチームではありません。

「三人よれば文殊の知恵」は、足を引っ張るようなチームでは能力の高い人も能力を発揮できず、個人でやるよりも成果が下がるという研究もあります。

チームワークと生産性についてはいろいろと研究がされているのですが、よいチームワークを作るポイントを三つ挙げておきましょう。

役割の明確化
違うスキルを持った人が集まるチーム
ミーティングでは建設的に意見を交換する

よいチームでは心理的安全性といって、意見を言ってもよほどの理由がなければ批判されない、悪いことは悪いとして通らない、よいことは良いこととして取り入れられるなどの安心感が必要です。

それにはユーモアを交えたり、伝え方に身ぶり手振りを使って分かりやすくしたり、言葉使いや文法などに気を付けたりする、感情的でなく建設的に話をするなどの個人的な気遣いも大切です。

頑張る

4.学童クラブでの具体的な連携のしかた

情報の共有や、考え方と対応の仕方について大まかに確認した上で、日々の育成のなかでは声かけや互いの動きを見てカバーするなど具体的な動きの問題が出てきます。

あの職員が喧嘩の仲裁に入ったから、今部屋全体を見られるのは自分しかいない、今は目の前の子との遊びは一時切り上げて全体的に見ておこうなどの判断ができます。

室内でも外遊びでも、職員のお互いの位置取りと、他の職員の見ているだろう範囲について常に確認しておく必要があります。

新人では目の前の遊びに夢中になってしまったり、喧嘩の仲裁などでその対象の子しか見えなくなるというのはざらにあります。

それは経験値が足りないという面もありますが、全体を見るように日頃から意識していないと、そのうちに自然にできるようになるものではありません。

意識していても喧嘩の仲裁の際にはベテランでも目の前の興奮した子を落ち着かせるのに精一杯となる場面も多く、他の職員の動きまで見れない状況も多いためです。

意識していてもできない場面があるのに、意識していない人ができるようになるはずがありません。

遊び

位置取りについては、特定の子と遊んだり話をする際にも広い範囲を見渡せる位置を確保します。

環境的に死角がないことが一番ですが、施設によっては死角が全くのゼロというのは難しいですね。

それでも耳を意識していれば、言い合いが始まったとか、走り回る音が聞こえてきたりと違います。

目の前の子だけ相手をして許されるのはアルバイトだけです。

アルバイトでも意識して経験を積めば回りが見えてきますが、責任があまりないためかそこまでやろうという気概のある方はあまり見かけません。

役割分担はあらかじめ決めておくのがスムーズですが、目の前で暴力を伴うけんかや危険行為があれば、事前に決めた役割などは簡単に吹き飛んで目の前の事態に対応することになります。

違う動きをせざるを得なくなった人が他の人にカバーを頼めればよいですが、いいチームは高確率で穴が開いたところを言わなくても他の人が素早くカバーします。

問題の起こったところに何人も職員が集まってきて、他の範囲を誰も見ていないようなチームがよくあります。

同調したい日本人の特性かもしれませんが、人と同じことをしたり同じところに何人もいても意味はありません。

人が見ていないところを見ること・人がやっていないことを自分がするように意識しましょう。

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