毒親って大人の発達障害かも
- かんしゃくを起こして地面に寝転がって泣き叫ぶ
- 怒りだすと相手の子をなんとしても叩きに行く
- 遊びから片付けへ切り替えが何十分もかかる
- 過度に甘えてきて、その時他の子が寄ってくると攻撃
"この子大変だな~"
"なんでこんな様子なんだろ?"
って心が動く。
そして普段の様子や親の態度なんか見たり、本人の話を聞いてると"絶対これ、親の影響だよな"ってのがある。
そんなとき道端にいる大人じゃなく、学童クラブとしてできる支援は2つ。
- 子ども本人への支援
- 親への支援
これをいきなり書き始めたいけど、やっぱり基礎知識がいるからそれも書きますね。
そんなのいらん、って人は5章へ
まあせっかく来たんだから、1章から読んで欲しいな(^^)



子どもが親の影響を受けるのは当たり前。
優しかったり、正義感強かったりいろいろ。
同じように、考え方や行動、というよりも脳の機能が生まれつきの発達障害と同じくらいまでステージが上がる子もよくいる。
これ学童クラブや学校とか、子どもがたくさんいる場所だと、必ず遭遇すると思います。
といったところで、
「そういう子いますよね、大変ですね」
で終わったらなんにも意味ないし、「知ってるよ!」
専門性がなかったり、やり方が分からないと、
「あの親じゃしょうがないわ」
「親がダメだから子どもがこうなるんだ!」
って同僚と話しておしまい。
でもそこで終わったらアルバイトか、その辺歩いてる子どもの事を知らない大人と同じ。
ちらっと見て立ち去るか、暴れてる子をその都度対応して、収まったら「あー大変だった」
仕事として子どもに関わってるなら、これから一歩進めないといけないわけです。

生まれつきの発達障害は、しつけ不足や愛情不足、
育て方が直接の原因ではないことがわかっています。
一方で環境による発達障害は、
親の影響そのものが原因と言えます。
じゃあ親が発達障害や人格障害だったらどうするの?
毒親ってよくフレーズ的に言われたり、ついでに親への人格否定攻撃がされるけど、なんでその人格になっちゃったのか?までは考えない。
親の自己責任じゃない可能性も高いんです。
その影響下にある子ども自身はそこを分析してもどうしようもないけど、外部から支援を考えた場合は、やれることの可能性があるかもしれない。
この記事では、
子どもの発達への親の影響について書きつつ、困難を抱えた家庭や子ども本人へ、学童クラブ(や子どもの施設)でどう言った支援ができるのか書いていきたいと思います。
- 環境による発達障害の存在
- 大人の発達障害からの世代連鎖
- 子どもへできる支援
- 一番難しい親への支援の前提は○○
- 学童クラブがもつべき姿勢