小学生や学童クラブで楽しいリレー遊び
リレー遊びはチーム対抗で一緒にやると勝敗があるので、メンバーとして一生懸命取り組むところに楽しさと意味があると思います。
大きく分けて2つバリエーション
✔走り方に変化を加えるもの
✔ゴール地点で課題をこなすもの
どちらも大人の進行上の仕切りが必要なので、子どもたちが自然発生的に遊ぶのは難しい。
だから非日常的な運動遊びとしても、刺激になりますよ。
設定ルールによっては足の速さの重要度を下げ、チーム協力や頭を使う要素を増やすことで運動が苦手な子でも楽しめるプログラムにできます。
参加メンバーの顔を思い浮かべて、うまくバランスをアレンジして遊んでみてください。
東大出身 理系保育士ジャムです。
子どもたちと遊べるスポーツやゲーム遊びはこちらからどうぞ👇️
累計200くらいありますよ!!
座ってできる 帰りの会ネタ | 机などで やる遊び |
輪や列で やる遊び | ネイチャー ゲーム |
じゃんけん遊び | 王様取り |
鬼ごっこ30 | 雨の日の室内 運動遊び |
スポーツ 鬼ごっこ | 新聞遊び |
ドッジボール アレンジルール | タスケ (3歩ドッジ) |
ソーシャル ディスタンス 運動遊び | 一人運動遊び |
スポーツ チャンバラ | リレー遊び |
スタンプラリー、 ポイントラリー |
いろいろなレクレーション特集
運動遊びやルール遊びの進め方のコツはこちらから
▶️ピックアップ◀️
【スポーツ鬼ごっこ】っぽい遊びを学童クラブや子ども会で楽しむコツ
1.走り方を変えるリレー
1-1.スタートの仕方を変えるリレー
普通の走ってバトンを渡してくリレーも楽しいけど、スタートの仕方を変えるだけでも変化をつけられます。
- うつ伏せから
- 後ろ向きから
- 三角座りから
- etc.
バトンの受け渡しは難しいので、前の走者がラインを超えたら行くようにする。
フライング判定は難しいので、厳密じゃありません。
また前の人がついたら何かの動作をしてからスタートも面白い。
- 腕立て5回
- 腹筋5回
- グーパー10回
- スクワット3回
- ジャンブ3回
- 鉄棒の前回り
- その場でぐるぐる
- 前の走者とじゃんけん
筋トレ系を組み合わせると体力増進!
腕立てとかは
震えてるだけ!
👆みたいな分かってないけど結果的にズルになるのを他の子に突っ込まれるので、皆がよく分かってる動作設定がコツ。
1-2.新聞リレー
新聞遊びでも紹介した、新聞紙をお腹にくっつけて風圧で落とさないように走る遊び。
もちろん手で押さえたら反則。
反則だからといってペナルティを作るのは難しいので、ルールは自主的に守る態度を併せて教えましょ。
忍者遊び的に、長いすずらんテープを帽子につけて、地面につかないように走るとか。
ただ走るだけと変わらないけど、学童くらいの子どもはこんな小さな変化でも楽しみます(^^)
1-3.キャタピラ
準備が必要なキャタピラレース。
潜って進むので前がよく見えないし、外でやるとキャタピラの薄い面を伝って直に小石などのデコボコが膝に来て痛い。
やってる本人は見た目ほど楽しくないんですが、見ていて楽しいので応援が飛び交います。
体育館などの室内でひとり一回、イベント的にやる分には楽しめます。
👇こんなのも商品化されてますが、買う人いるのかな??
1-4.バランスぼうリレー
1メートルくらいの棒を手の平で立てて、バランスを取りながら走る。
神的に上手い子は、走る速さにちょうどよい感じで棒を前方に傾ける。
足が遅くてもバランスの取り方が上手いとメチャ速く走るので、その子の新たな一面を見つけられるかも。
1-5.オタマリレー
バランスを取りながら走るもう一つのバージョン。
考えればいくらでも思いつくけれど、お玉にボールを載せて落とさないように走るのは定番。
変わり種として水を運んでゴールの入れ物に入れ、着順+運べた水の量で競うのも楽しい。
テレビ番組で芸能人がやってそうな遊び。
色んなところからアイディアを仕入れましょ(^^)
1-6.ペアでボール運び)手押し車とか
お玉でボールを運ぶのと似てる、二人ペアで平面にボールを載せて協力して落とさないように走る。
布だとくるむ感じになり、
を誘発するので、段ボールかなんかの丸まりにくい平面の板を使うのがオススメです。
ペアで考えれば、おんぶとか手押し車とか、取り組めるバリエーションが増えますよね。
1-7.くねくねロープ、コースリレー
瞬発力を鍛えるトレーニングっぽくなりますが、コースをジグザグにしたり、飛び越えるものを置いたりする障害物リレー。
基本的には走るコースに物を置くのは怪我の元なのでNGですが、リスクを考えてたら何もできません。
安全性を高める工夫をした上で、敢えてものを使う。
コーンとかフラフープが適していると思います。
フラフープ踏んで足捻りそうなら、
踏まないように気をつけましょう。
子どもが十分に理解できるそ注意喚起が一言ある・無しで責任の所在が大きく変わってきます。
1-8.走るスタイルを変える
障害物リレーで物を配置するよりよほど手間がかからないのが、走り方を指定する方法。
●両足ジャンプ
●横歩き
●スキップ
●後ろ走り
体力のない子や運動が苦手な子は、練習してからやればOK。
まあウサギ跳びやらせたら問題にされますが、大抵の動きなら大丈夫でしょう。
👇いろんな動きを参考にできる良書
1-9.マット運び
幼児クラスでよくやりますが、運動マットを数人で運ぶリレー。
何人かでものを運ぶのは楽しいけれど、重いものだと危ない。
その点運動マットは重さ的にはちょうどよく、幼児でも10人、小学生なら四人も集まれば難なく運べます。
スピードを出しても問題ないでしょう。
チーム対抗ですが誰が足を引っ張って負けたか分からないので、責められる子が出ないのもGOOD。
2.課題クリア型
ゴールまでかゴール地点で課題をクリアしていきリレーをする遊び。
イベント的に遊ぶのに最適ですが、大人の仕切りが必要なので日常遊びには向かないかも。
2-1.たま集めリレー
袋を持ってスタート。
リレーをやりながらコース途中の玉20個集めて次の走者へ。
玉を受け継いで、ゴールまでに決まった数を揃えたら良い。
一回戦は普通にやってみて、二回戦始まる前に
遅い人は集めないで走るだけ
いくつ集めたかの確認の仕方
とか、チーム内で開始前の作戦会議が醍醐味。
2-2.計算リレー
折返し地点に年齢に合う計算問題とペンを置いておきます。
走ってきた子は計算問題を解き、できたら戻って次の走者へ。
動と静のチェスボクシングみたいな感じになります。
最後に答え合わせをして・・と思わせて実は順位にはあまり関係ない(^^;)
運動会などで細かい得点を競うような場合以外で、正解・不正解を着順に反映するのは結構難しい。
後で答えを貼っとくとか、レクレーションとして遊びましょう。
って気づく頃には終わってる(^^)
2-3.集めて旗取れ
ジャムのオリジナルゲームです。
①範囲内にカラーボールを散らしておく。
②一度に参加できるのは4人とか、ボールの色分一人ずつ担当色を決める
③中央地点からスタート。
④範囲内にある自分の色のボールを3つ集めて、範囲四隅にあるゴールの旗を取って高く掲げた人から順位がつく。
私が大学生の頃、子どもと遊ぶサークルで考えだした競技。
はじめは四隅からスタートして中央の旗を取る形でしたが、子どもの頭同士が衝突するリスクを考えて逆にしました。
全体をみる審判が必要ですが、白熱した展開があります。
カラーボールではなく、小さいおはじきなどを子どもが手に持てる10個くらい集めることにすると、
初期カラーボールの配置に左右されやすい勝敗に偏りがなくなります。
学童・子ども会などでやる、運動会の競技にいかがでしょう?
2-4.水運び
チームでコップか何かで一人ずつ水を運び、何人走ったかではなく規定量の水がたまったチームの勝ち。
番が来たら
✔水の入ったバケツの前に行き、自分で水を入れて
✔折り返し地点の水を入れるポイントまで走り、
✔水をへいれ、
✔戻ってきて次の走者へ
器の種類、持ちやすくてこぼしにくいけど少ししか入らないとか、たくさん入るけどこぼれやすい容器とか、バケツのところに用意しとくと面白いですよ。
入れるのに時間かかるけどこぼさないペットボトル👇
2-5.チームじゃんけんクエスト
じゃんけんクエストをチームでやります。
範囲内に4つくらいじゃんけんポイント位置を決めて
①スタート地点でまずは別チームの子とじゃんけん。
②勝ったら次のポイント
③次のポイントでも別チームの人とじゃんけんをして、
- 勝ったら次のポイント
- 負けたら前のポイントに戻る
各ポイントで、同じチームの人しかいなくなったら待機し、状況が動かなくなったらおしまい。
ゴールした人の人数+着順でポイントをつけてチームの勝敗が決まる。
1位 5点
2−5位 3点
とかね。
走って競うので入れてみました。
2-6.絵しりとりのリレー
●折返し地点に紙と鉛筆を用意。
●初めのお題をプリントしておく
走者が来たら、絵でしりとりになるように書き、終わったら戻って次の走者へ
絵を丁寧に書くと時間がかかり、あまり適当だと次の人が困る悩ましさ。
終わったあとにしりとりを見せて、
これは何?
とか確認する時間を楽しむレクレーションです。
ありがとうございました
よければコメントいただけると
嬉しいです👇️
本の紹介👇️「運動遊び指導百科」
年齢ごとの動作がイラストでいくつも載ってる、子ども施設には必ず欲しい一冊。私も幼児クラスやってた頃は頻繁に使ってました。
学童クラブの小学生は基本的にはこの本に載ってる全ての動作ができるので、保育園向けの本ですが学童クラブにも超オススメできます。
☆5
保育園に1冊あった方が良いと思います。2022年4月8日に日本でレビュー済み保育士ですが、見易くわかりやすい。そして、他の職員とイメージの共有がスムーズになります。あくまでも、アプローチの1つですが、あそびが広がると思います。
アマゾンレビュー
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