1.喧嘩両成敗は0点だし、ごめん→いいよは学童だと無意味な対応
1-1.ケンカ両成敗が0点の話
子どもはケンカの場面で、学ぶことはたくさんあります。
"教えようと思って教えたら学べる"といっていい。
そして正しく教えたらそのスピードも上がるし、変な方向にも行きにくくなります。
一方でケンカをおさめて「あー、静かになった」とか、「やられたらやり返せ」みたいに変に教えたら、学べるチャンスも無駄になる。
関わる大人次第と言うわけです。
そこで上からの裁きを下すケンカ両成敗ってのは2つの意味で0点。
- ケンカそのものが悪いと教えてるから
- 考えるチャンスをなくしているから
善悪判断は殴った、ひどい悪口などの行動にはありますが、ケンカそのものに善悪はありません。
だって、自分の主張が相手とぶつかってるのがケンカだから。
大人なら
「議論や話し合いで自分の考えを相手に伝え、相手の主張も聞いてる場面」
に相当します。
子どものケンカは超衝動的で短絡的だけど、やってることは同じですよね。
けんか両成敗を大人で同じ場面を例で出すなら、
社員がある問題について話し合いをして、意見がぶつかっている。
●「私はこのA案が良いと思います」
●「いやこっちのB案の方がいい」
30分くらいやり取り。
そこに権力を持った社長が急にやって来て。
「そんな話し合いするんじゃない」
「私の20年の経験からC案だ」と決めてしまう。
・・ひどくないですか??
知識も経験も深い社長のC案が正しくても反発が起きるし、社員の成長にもなりません。
1-2.「ごめんいいよ」が無意味な話
ごめん ➔ いいよは、
✔ 人間関係初期の保育園児に、「基本的には初めからより好みせずに、いろんな人と関わりましょう」を教えるため
✔ 許しを得る、人を許す寛容さに関する経験を積むため
なら意味はあります。
だけど大人の「謝りなさい!」からの
「ごめん」「いいよ」のコンボは単なる儀式。
何が悪かったのか、どこが勘違いだったか、ちゃんと話し合った上での「ごめん」には意味があります。
でも、「いいよ」が返ってくるかは相手次第。
許したくなければ許さなくていい訳です。
✔まだ怒ってて、ぶたれたところも痛い。
✔いつもしつこいし、すぐ繰り返す。
✔ほんとは許したくないし、実は誘われてもあまり遊びたくもない。
なのに大人が「いい?謝ってきたよ、いい?」
許したくないのに「いいよ」。
・・よくないでしょ。
ケンカの直後に仲直りしなくてもいいってことです。
特に学童クラブに来る年齢の子は、園児の「誰とでも区別のない段階」けら、「人間関係を特定の人と育む段階」に入ります。
だから学童クラブでのケンカ対応だと、
だめなら許さなくても
いいのよ
って教えてあげる方が、発達に合っています。
✕
偉いね
じゃないです。
許したくないのに許さなくちゃいけない、って変な刷り込みをしちゃダメ。
さらに進むと、悪いと思ってないなら謝らなくてもいいけです。
本当にいけないことをしたのに、謝らないとどういう結果になるか、それも経験です。
口だけ
も儀式で無意味、謝られたほうが逆に傷つくかもしれません。
👆これは「謝ったのに許してくれない!」って逆ギレする子が、何で存在するのかの答えでもあります。
ちなみに「ケンカ両成敗」も、「ごめんいいよ」も害はないからまだ0点。
それに対して「やられたらやり返せ」みたいに、大人になったら通じないし、学校と教えてることとも違うようなのは0点どころかマイナス100点です。
子どもに関わるプロの学童支援員なら、変な行動パターンを子どもに刷り込んじゃダメつて話でした。
2.子どもにケンカで、感情のコントロール方法を教えること
子どもの脳の発達では、
- 衝動的に体が動く神経経路に対して、理性を司る神経経路が物理的に遅い。
ことが脳科学の研究から分かっています。
いい悪いじゃなくて、脳の神経伝達の経路の話。
カッとなってすぐ暴力を振るう。
大人ならカッとなっても、「いや、殴るのはまずい」と体が動くよりも先に考えてストップすることができる。
だけど子どもは理性が育っていない上に神経経路も遅いから、湧き上がる衝動を抑えるが難しいというわけです。
脳の活性的な領域は、小児期から青年期を通じて、後方から前方へとゆっくりと広がり、最後に前頭葉とつながる。
10代での領域の広がりは全体の80%ほど。数字上では、ほぼ完成しているようにも思えるが、不活性な残りの20%に含まれる前頭葉こそが、衝動性や感情などを左右する。
前頭葉が、イライラしたりカッとしたりする感情、集中力、根気、対人力、ドラッグやアルコールなどの誘惑への抵抗力、危険行動の回避力を司っているのだ。
10代の脳のレビュー記事より
発達的にはこんな感じで子どもはまだ難しいけど、感情はいずれコントロールしなくちゃいけない。
子どもだからって、毎回我慢しないで暴力振るのを
"脳が出来上がってないから仕方ないわね"
言っても仕方ないわみたいに諦めて、教えなくていいわけじゃない。
教えたからと言って、すぐできることを期待しないで教えるのが大切。
できないなりに、我慢できるところは我慢して、繰り返し繰り返し教えてもらって、少しずつ少しずつ脳も出来上がってくる。
- 暴力はいけない
- 人のケンカに首を突っ込まない
- やられたらやり返せもダメ
これも教えるんだけど、これだけじゃ「やりきれない思いや感情を中に溜め込むだけで救いがない」から、感情コントロールと具体的なよい行動も教えてあげましょう。
声かけの例は
●手を出さないで口で「やめて」っていいな
●しつこかったら職員さんに言いな
●すっごくイライラしたら、水飲んでみよう
●ここに来て落ち着こう
●叩きそうになったらその場を離れちゃおう
こんな感じのこと。
●「ダメ」→禁止だけで怒りパワーだけがたまる
●「~したら」→怒りパワーを減らす方法を教える
やってると思いますが、文章にしてみました。
いつもはすぐ叩いちゃうのに、我慢して言えたらほめる。
ケンカがいつの間にか解決しちゃってると、ケンカが起きたことすら気づかないこともある。
だからほめるタイミング逃さないよう、ちゃんと見ててね。
3.学童期のケンカでは、主張の仕方や表現の方法も教える
学童期のケンカで教えることはたくさんあって、感情をコントロールするだけじゃ不足。
ケンカってのは勘違い含めて思いや主張が違うから起こりますが、こどもがやる主張の仕方は
- 手を出しちゃう
- 口でいうけど悪口だけ
- 主張してるけど乱暴な言葉
- 同じことを何回も言ってるだけ
👆こんな感じで不適切なことも多いですね。
人間なら自分の主張が通らないとき、多くの場合は怒り感情を伴います。
たまに「怒らないで」みたいなこという人いるけど、"怒らない"の無理、だって普通の感情だから。
感情には妬みとか嫉妬とかも含めて良い悪いなく、
"楽しい"がよくて"つまらない"が悪いみたい勘違いしてる人けっこういるけど、感情に善悪はありません。
善悪があるのは感情の次に来る行動や発言。
怒った後で「このやろう」と叩くのか、
「そんなことやめて」って言うの
どっちが良いかは自明です。
この辺の
表現の仕方を学ぶ、教えること
がケンカの場面に必要。
まあケンカのときはだいたい興奮してるから、ダメな行動をとりがちだけど、"怒ってるから暴力はよい"とはならない社会のルール。
言い方も同じで、
・「~って言ってるだろう、このバカ」
・「~だから私は怒ってるの、分かる?」
怒ってるからといって、人を傷つけるような発言もだめ。
ダメなことばかりで気が滅入るけど、まあ徐々にコントロールできるように教えてあげなきゃ、いつまでも分からないのが子ども。
せっかくの喧嘩の成長機会に、大人がちゃんと教えてあげたいことです。
4.学童期のケンカなら、他人の心も教えられる~誘導的しつけと言います
ケンカの場面は他人の気持ちを考えるチャンス。
普段は「◯◯ちゃんってこんなこと考えてるんだね」なんて話は普通しませんね。
大人があえて話題に出さなきゃ、人の心を考えるチャンスなんてほとんど来ないし、話題に出しにくい話。
だけどケンカの場面は人の心を知るチャンスどころか、"大チャンス"
ついでに自分も何を考えてるのか、人に知ってもらえるチャンスです。
まあ自分を知ってもらうことは3章の表現の仕方を教えるところでお話ししました。
人の考え方や感じ方を知ることとは・・
自分は"面白い"って思ってたのに、相手は「しつこくて嫌だった」って言う。
子どもながらに「ああ、そうだったんだ」
って言われて初めて気づく事はとっても多い。
大人が仲裁しない限り、そんなのに自分で気づける子どもはいないし、自分から言い出す子どももいない。
分からないにゃ
一緒に遊んでて「面白いね」みたいな楽しい感情を知るチャンスはけっこうある。
だけど"嫌"とか、人の心の「痛み」的な感情を教えるチャンスはあんまりない。
ケンカの時こそ、人の心を教える大チャンス
子どもの心の育ちについては、心理学者アイゼンバーグの道徳理論があります。
彼女によると思いやり(向社会性)を育てるためには、
●相手の心を考える機会を日頃から作っていく方向でしつけをしていくことが有効。
これは誘導的しつけと呼ばれていて、保育者なら知っておくべき事柄です。
道徳心の育ちの記事へ👇️
5.学童期の子どものケンカでは、具体的な社会のルールや法則を教える~仲直りしなくてもいい
感情のコントロールと表現の仕方のところでもお話しした通り、社会のルールや、"こうしたらこうなる"みたいなパターン法則も学童期の子どもには教えていきます。
- 暴力はいけない、
- 人を傷つける発言はいけない
- 怒っていてもやっちゃダメなこと
- 嫌なら嫌って言っていいこと
教え方は子どもの理解力に差もあって色んな方法あるから、その場で考えるかストックしときましょう。
その場にならないと思い付かないくらい細かいけど、一般常識を考えて、
子どもだから甘く見てもらえるけど、大人ならアウト
っ内容を教えてあげたら間違いはありません。
実際に「子どもでもアウト」と判断されることが、小学生にならと増えてきます。
だからこそ教える側の大人が、世間的な常識を知っておく必要があるわけですが、
子どもだけしか相手してないと、社会の常識から知らない間に、たんだんズレてくること
を自覚しときましょう。
面と向かってちゃんと教えるのとは別に、あえて経験してもらうことも大事ということにをお話しておきます。
子どもは教えた結果を自分でやってみて、どうなるか経験した結果インパクトを持った実体験として学習します。
「ごめんね」と言ってみた
→ 解決してすぐ楽しい遊びがまたできた、仲直りできた、よかった
謝らなかった
→なんか気まずい。遊びたいけど。。
→タイミングよく大人の問いかけ
こんな感じでさりげなくやれたら素敵。
結果として仲直りすることも多いけど、仲直りしなくても経験は活きるはずだからいいんです。
ケンカの対応の3章で、【謝る謝らないは本人に任せる】ともお話しました。
一般的にどうふるまうのが正解なのかは教えた上で、本人が決めてもらいましょう。
「謝りなさい!」の上からの裁きじゃダメです。
怒っていなければ、年齢が低いほど「謝ったほうがいいんじゃない?」とみたいに問いかければ素直に謝ってきます。
✔ 言われた通りにやったら解決した、
✔ やらなかったらこじれた、
✔ 違う方法でもなんとかなった
いろんな経験をしてみることが大切です。
大人が関わる最大の利点は、「子どもだけじゃ気づかないようなことに早く気づいてもらえること」だと私は思います。
6.子ども同士で折り合いをつけていく力を得ること~譲る・譲らないの促し
譲る or 譲らないは、人との大切なやりとりスキル。
自分の意見を譲らないことが原因でけんかになる。
友達から、
みたいに文句を言われるのも経験で、大人から話すより効果が高い場合もあります。
そういう子ほど、遊びに入れてもらえないときに、
と言いに来る。
分かってない = 教えがいがありますよね。
相手の子が理由を言えればいいけど、言えない場合でも大人から、
「そうやって、相手の話を聞かないで自分がやりたいことばかりやるのが、嫌だって言われちゃうんだよ」
自分の要求ばかり押し通して、自分の時だけは譲ってもらう。
保育園や低学年のうちは上の子から大目に見てもらっても、そのうち理解が追い付いて来ます。
一人だけ取り残されると、同じ学年の子どもと遊べなくなっちゃったり、バカにされたり、疎まれたりしちゃうから、なるべく早めに。
けんかの仲裁の際にも、「またこの前と同じだね」
チャンスはそんなに多くないから、チャンスが来るたびに繰り返し教えていきたいですね。
ちなみにチャンスはなにも、ケンカに限りません。
普通の状態でも、例えば
物を強引に取って相手が嫌な顔をしているのに本人が気づかない、けれどけんかにもならず遊びは続いている。
よく見ていればチャンスは転がってるから虎視眈々と狙っていきましょう。
タイミングよく分かるように伝えていくことを繰り返していけば、分かるときが早まるかも。
7章のレディネスの話で詳しくお話していきます。
譲れない子はなにを話しても譲れない子もたまにいます。
・・・
いや、けっこういます。
そんな子はケンカじゃなくて、他のところにストレスがあるかもしれませんね。
7.ケンカで教えることは、その子が理解できるように教えるか、理解の先をいくか
7-1.「一般的にこの年齢の子は、どこまで分かってる」を知る
子その子が理解できるように伝えていく。
期待しすぎちゃダメだけど、本当は分かるのに「無理だ」っていう感じでやるのもいけない。
この
"本当は分かってるのにとぼけてる"
"本当に理解できない"
って迷ったことがありませんか?
これ、実は親でも分からないのはもちろん、ベテラン学童クラブ職員でもなかなか分かりません。
だけど予測をしながら、"もしかしてこうなんじゃないか?ああなんじゃないか"って考えながら関わっているとだんだん見えてきます。
このくらいの年齢だと、普通はこれくらいは
- 「分かる」
- 「分からない」
- 「分かる子もいる」
どの程度なのか一般論を知っとくと、ある程度の判断基準にできます。
例えば
アンガーマネジメント(怒り感情のコントロール)で、中学生に講義やワークをしたという資料を見てみると、
(リンク 中学校における アンガーマネージメントの試み - 岡山県総合教育センター)
中学生ですら相手が怒っているのか分からず、"からかい続けたら喧嘩になってしまった"みたいな体験談が紹介されてました。
中学生ですらそんな感じ。
学童クラブにいる年齢の子どもは、どこまでしたら相手が怒るのか、それどころかそもそも相手が怒っているのか、実はよくは分ってないようですね。
この一点でも、
分からない?
いい加減にしなさい!
なんて声かけを学童期の子にするのは的はずれ。
小学生の低学年では、人の心は分からなくて当たり前で、これに関しては一般論。
同じくトラブルが絶えない低学年の子を見て、「あの子は人の心が分からないのが問題だ」って考えるのも違いますね。
そもそも他の子も、人の心なんて分かってないんだから。
こんな風に、一般論を知っておけば人の心が分からないじゃなくて、別の問題だろうと予想できます。
勉強しかありません。
個々の発達に差はあるから目安にしかならないけれど、けっこう役に立ちます。
「これくらい分かってるでしょ」
➔自分も支援員なりたての頃、よく言ってしまっていましたが(^-^;
【誰も教えてくれない】アンガーマネジメント/自分と子ども相手の3つの怒りコントロール/の記事👇️
7-2.レディネスの概念
できないことを"まだ理解できないだろう"と教えず、
分かるようになる年齢を待つことを
「レディネス待ち」
といいます。
レディネスとは、物事の理解ができたりする準備がその子の中で整った状態。
レディネス
心理学用語。準備性。
学習活動に効果的に従事することを可能ならしめる学習者の心身の準備状態をいう。
心身の成熟,適切な予備訓練,興味あるいは動機づけなどに依存する。
コトバンク
反対に、まだ分からないだろうと思いながらもあえて教えたりするアプローチ。
レディネスを早く獲得できるように働きかけるのは、「レディネス促進」といいます。
どちらも一理ある考え方なので、どちらを大切にするかは分かれるところ。
大切なのは先にも書いたように、どこまで理解できているのかを、大人が計った上で対応をすること。
「分かってるだろう」と思って話をするのと、
「分からないかもしれない」と思って話すことは全然違います。
的はずれな話をして本人がちんぷんかんぷん、そしてこちらは指導したつもり。
どこまで理解できてるのか知るのは、働きかけをする第一歩です。
8.伝えたことが早く身につくには、場合分けをしないで話をするのがコツ
8-1.家でいいけど外はダメ、はダメ
●伝えたいことのポイントを絞る
●手短に伝えること
結局よく分からなかったわ
こんな経験ありますよね。
話したことの1割伝わればいい方、って話聞いたことありませんか?
子どもは特に、覚えてられないし、理解力も大人より弱い。
だからこそ細かい話はしないで、とにかく曖昧じゃなくて言い切る。
👆わけが分からない場合分けはだめ。
場合分けってのは、
✔ この場合はよくてこの場合はよくない
✔ いつもはダメだけど条件付きでok
単に話が長くなるだけで分かりにくくなるだけ。
一般的にダメとされていることは
"ダメ"とはっきり言い切ること。
- 顔は叩いちゃダメだけど体はいいとか、
- お父さんなら叩いていいけど、おじいちゃんにはダメ、
- 家ではいいけど外ではダメ。
全部子どもは分からないし、記憶に残るのは"良いって言われた"だけ
って理由言ったでしょ
条件の事なんか覚えちゃいない。
こういうのはけっこう多いと思うけど、
心当たりないありませんか?
場合分けについて低学年くらいでは、多くの子が理解の範囲外です。
8-2.お姉ちゃんだから我慢しなさいもダメ
兄弟で対応を変えるのは、実は虐待の前兆かもしれません。
同じことをして、妹が怒られないのに自分だけが怒られる
何が正しいのか?
お母さんに怒られないことが正しいこと?
大人の顔色を伺って行動するようになっちゃいますよ。
ポイントは駄目はダメで、状況や相手によって大人がブレないこと。場合分けと同じ理論。
特に兄弟間で差別するのは「良くない育成」、マルトリートメントと言われます。
マルトリートメントの例
子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書) [ 友田明美 ]脳が損傷するという衝撃の事実 不適切なかかわりが、子どもの脳を変形させる 脳科学が明らかにした驚くべき事実 「子どもの前での夫婦喧嘩」、「心ない言葉」、「スマホ・ネグレクト」に「きょうだい間の差別」──。
マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。
脳研究に取り組む小児精神科医が、科学的見地から子 …
子どもの脳を傷つける親たち
9.学童期の子どものケンカで教えるのは仲直りじゃない、のまとめ
いかがでしょうか?
ちょっと長かったですね。
要は大人として子どもに対して、社会で生きていくなかで必要な普通のことを、普通に伝えていくこと。
子どもだから許されるは、学童クラブの子だと既に許されないことも多い。
子ども同士のことでは、ちゃんとしたことをを教えていかないと、分からないまま大きくなります。
それを目の前にいる子が「理解できるように」教えてあげることが大切です。
“そのうちどこかで学ぶだろう”ではなく、あなたが教えてあげてくださいね。
本文中で紹介した本👇️
学童クラブ職員の悩みはだいたい
● 職場の人間関係で悩む
● 子ども対応のノウハウを知りたい
● 収入面や将来性に不満や不安あり👆これらを解決するには転職かスキルアップ。
転職に関しては、私も登録してみた信頼できる転職サイトがあるのでこちらから。
【はじめての学童指導員】登録した感想はかなり好印象、相談のみでもOK
スキルアップに関しては、
子ども心理/一般知識/事例/管理ポイント・・
個別にいくらでも学ぶことがあるので、それらを網羅して私ジャムがたくさん記事を書いています。
でも実は個別知識ばかり増やしても、根本的なものが足りないんです。
人間そのものを毎日相手にする学童クラブの仕事には、別次元のスキルや知識が必要、
というのが20年以上の経験と理系的思考による結論です。
・・では何が根本的に足りず、どうすればいいのか?
根本的に足りないもの
➔経営的な視点での基礎的な考え方、真の人間理解などのビジネススキル。
どうすればいいのか?
➔人に物を売るマーケティングを学ぶことで可能。
と思いましたか?(^^)
分野が全く違うように思えますがマーケティングを学ぶとは、人へ物を売ったり価値提供のために
✔ 人間を真面目に理解して読み解き、
✔ 発生した問題へどう対処すればいいか、
✔ お金/時間/情報/人材資源をどう使えばよいか?👆こんなのを学ぶ事になるので、結果的にあらゆる仕事に通じるスキルが身につきます。
これらが保育現場でも必要と言うのは、賢明なあなたには理解していただけるでしょう。
つまりマーケティングを学ぶと、どんな仕事にもつぶしが効く知識やスキルが身につくので、
保育に活用できるのはもちろん、ついでに副収入を得る程度は容易になり、収入面の不安もなくなってきます。
保育業界は価値観が偏りがちで、経験を積めば積むほど一般常識から離れてしまうジレンマがあります。
(経験が浅いと実感がないと思いますが、真面目に保育現場だけで経験を積むと必ずぶち当たる壁です)
特に現場リーダーや管理職になった時、一般的なビジネス知識やスキル有り無しは非常に大きな差となります。
良い主任や施設長は長い経験によって、自覚なしに身に着けているのですが、
あなたはその正体がマーケティングにより得られる知識やスキルということを知ったため、
それを学ぶことで、真面目に取り組めば1年ちょっとで10年以上の時間をショートカットして身につけられるわけです。
と言ったところで、私の学んだオンラインビジネススクールを紹介しておきますね。
名前は「次世代起業家育成セミナー」
●友達追加するだけで、20万円分の教材が無料でもらえ、巷に溢れている単発のビジネス動画でなく体系的に学べる。
●また私のウェブサイト(「学童クラブ指導員と保護者の部屋」または、「保育士の3大お悩み解決所」)経由で登録すると、私からも「保護者対応虎の巻」などを差し上げています。
「次世代起業家育成セミナー」のライン友達追加だけでかなりの特典が貰え、お金は最短2週間たたないと1円も払えないのでお試しのみで退会可能。
登録のみのデメリットはありません。
ここまで読むくらい熱心なあなたには、ぜひレベルアップして子どものために生かして欲しい(^^)
👇👇何が学べるか、どんな効果があるか👇👇
※以下「保育士の3大お悩み解決所」の記事が開きます。
試しに起業センス測定のススメ
次世代起業家育成セミナー自体の説明記事👇
👇無料教材が怪しいと思う方にはこちら(^^)
私からの無料プレゼント、さらっと「差し上げます」と話しただけですが実は大反響がありますよ。
学童クラブ支援員や保育士など、保育者の方向けプレゼント配布中↓
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