1.家事スキルを子どものうちに身に付けたい理由
いずれ来る自立のため
子どもはいずれ自立していきます。
それは保育園から大きくなって短期間は学童クラブに入るとしても、
✔できる身の回りの事が増える
✔いずれ留守番ができる
そして、家庭内の戦力となります。
何らかの事情で自立困難な子もいるけど、何十年後かには一人暮らしか、家庭を持つか、いずれにせよ自立していく。
そこで必要になる生活のスキルは、体だけ大きくなっても自然と身に付きません。
👆結婚して、家事育児を全くしない男性へ女性からの不満が絶えないことを見ても明らか(^^;)

性別関係ありませんけどね
【実録】妻の「逆襲」!家庭を顧みなかった夫に突きつけられたもの
昭和の私の親世代は当然のごとく家の手伝いをさせられ、

学校なんて行くな!
と言われていたそうです。
そんな環境にいれば普通に家事スキルは身に付きますが、残念ながら昭和時代で家事は女性に限ったことだったようです。

家事スキルなし人間は、今の時代受け入れられない
世代が進み私の子どもの頃の話。
いつの間にか、自分の部屋の掃除をすることや、学校から持ち帰った上履きは当然のように洗うことになっていました。
父親からは「自分の自転車くらい自分で整備しろ」とやり方を教えてもらいました。
当時は「させられている感」が多少あったにしても、
その頃身に付いた家事スキルは独り暮らしをするときに役に立ち、家庭を持った今のベース。
今や昭和ではない。
家事をやらない男性は、社会や家庭で排斥されつつあります。
こんな時代だからこそ、子どものうちに家事スキルを身につけ習慣化するべきで、
親や関わりのある大人が意図して「やらせる」もしくは「やってもらう」、
さらに進んで「自発的にやれる」ように、ある程度は誘導する必要あり、と私は考えます。

叱るのではなく自発的にやれるよう
国立青少年教育振興機構では、子どもの「生活スキル」と体験活動や生活環境、保護者の子どもとの関わりについて
「子どもの体験活動の実態に関する調査」の調査データを公表しています(2014)
これによると、保護者による子どもへの「体験支援」「生活指導」の積極的な関わりが多いほど、生活スキルが高い傾向が見られます。
その一方で、保護者が子どもへの「叱咤激励」的な関わりの程度と、生活スキルとの関連は見られなかったということです。



楽しみ要素で手伝いから
2.「掃除・片付け」は基本家事スキル
年齢によってできる幅が違いますが、簡単なことから徐々に教えていきましょ。
- 汚れたところを拭いたり
- ティッシュのゴミをゴミ箱に捨てる
うちの子は1才から、見よう見まねでやっています。
乳児~幼児の低年齢のうちは真似っこから習慣にするのがオススメ。
そして「ありがとう、助かるなあ」などの声かけで子どものやる気が上がり、自己肯定感も上がり、片付けも進むでしょう。
誘導っぽい気もするけど、どこかに悪影響が出ることもありません。
逆に「やらないからと言って叱る」をやりがちですが、
こちらは良いことが一つもない、というのを覚えておいて下さい。

そして徐々に、
●部屋の掃除機かけは部屋の隅から
●ゆっくりかけてゴミを吸い取る
●片付けをしてから掃除をする
など具体的な手順を年齢に応じて教えましょう。

より知りたい方はこちら👇
子どもに遊び感覚で教える具体的な方法が、掃除・片付け・整理など項目別に、仕掛けるゲームまで紹介されてます。
10歳までに身につけたい 子どもが一生困らない 片づけ・そうじのコツ | ||||
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3.洗濯に関するスキル
今の時代は洗濯機が全てやってくれますが、
- 干す
- 畳む
- しまう
はまだ人の手頼み。
洗濯系は年齢が大きくなると面倒になるので、急にやらせようとしても難しくなる家事。
だから幼児のうちから少しずつ「お手伝い」の形でやってもらいましょう。
年齢が多少上がってもうまく褒めたり、乗せたり、感謝を伝えるなど糸口にできるけど、やはり幼児期からが楽。

年齢によってできるところから。
脱いだものを洗濯かごに入れる、洗濯機のスイッチを入れる。
洗濯ハンガーの洗濯ばさみに、濡れたものをつける
- 重ならないように干す
- 靴下のセットは一緒に干す
などを少しずつ焦らず。
畳む方のは「お母さんといっしょ」でコーナーがあるくらい、真似っこで楽しんでやれる家事。
子どもなりに考えて、タオルなら教えなくても3歳で畳めますよ。

3歳です。
〜♪ ♫ (畳む歌)
その流れで、ズボンはこう畳む、シャツはこう、靴下はセットをまとめる、などのコツを少しずつ教えていきたい。
家事を教える例にもれず「叱らないこと」
脱いだものを洗濯かごに入れないからと言って叱るのではなく、出来た時に褒めるを繰り返し、
習慣にしましょう。

4.お風呂掃除は「お手伝いやった満足感」に適した家事
お風呂を洗うのは家庭でもたまにですが、

良かった
と言う家庭が多いようです。
もちろんカビ取り薬剤を使うようなのは大人のみだけど、それ以外の
✔浴槽を磨くとか、
✔風呂場の床を磨くとか、
排水溝を掃除する・・は見た目汚いのでやらないかもしれないけど、
将来独り暮らしなどで必要になること。
普段やらない掃除でけっこうな大仕事なので、やったあとの達成感を家族で感じられるのがよいらしいです。
その後、「みんなで掃除したからお湯がきれいだね」など清々しい気分にもなれそうです。

もっと身近なところだと、「お湯を抜くときに軽く浴槽を掃除しながら流す」、とか。


👆楽しそうですよね(^^)
5.「くつ洗い」は小学生からの家事手伝い
身近な生活技能として盲点なのがくつ洗い。
小学生はだいたい週末に上履きを持ち帰り、靴洗いが宿題となってる学校もあります。
実際に自分で洗うだけでも、身の回りのことを自分でやる第一歩ですね。
上履きじゃなくても、子どものくつは雨が降れば水が染みてくるような物ばかり 👈頻繁に洗う必要あり。
大人の靴は洗えるものが少なくなるので、技能として役立つかどうか?疑問に思うかも。
それでも子どものうちにやっておくと、
「自分のことで、できる範囲のことは自分でやる」
という姿勢の習慣化に繋がります。

6.「料理手伝い」は親の満足度が高い
某サイトで家庭で子どもとやった家事を調査したところ、良かったもののダントツの一位が料理だった、という結果があります。
感覚的にも、料理したものを食べると満足度が上がりますよね。
家事スキルとしてだけでなく、
食育の観点から、楽しみながら一緒に作業をして、一緒に食べる一体感が感じられるから。
家事スキルとして、食事は毎日のことだから、大人にはほぼ必須の生活スキル。
毎食外食もありですが、あまりいいとは言えません。
はじめのうちは
野菜をちぎる
👇
子ども用の包丁
👇
火を使うときに注意すること
👇
衛生的な食べ物の扱い
様々なことを教えられるでしょう。
家庭での取り組みから料理に興味を持ち、その道に進むという人もいるくらいですよ。

リンゴを剥けるようになって
喜んでました

7.食事の用意・片付け
「食べる」に関しては、料理とともに配膳・下膳など食事の用意も大切な家事。
料理はお母さんが作って、子どもは単に待ってるだけ、料理が運ばれてセットされるのをテレビを見ながら待つ
だと親のストレスが溜まってきます(^^;)

食事の用意には、箸を並べるテーブルのセッティングや、テーブルを拭く、👈こんな簡単なのも含まれます。
また皿や茶碗を洗うのも、侮ってはいけない家事スキル。
料理ができても片付けができないじゃ、何にもならない。
なにかを作るより、片付けは作業やお手伝いをしているという感じが強いため、
やってくれたら「ありがとう」をいつもより多めに伝える気になりそう。
すると子どものやる気アップ!

8.出掛ける準備、身支度
自分で着替えを選び、持ち物を整理して準備する。
保育園や幼稚園に行っている子でも、3歳ころからやり始めます。
小学生になると初めこそ親が準備をしますが、次第に自分でやるようになります。
✔忘れ物がないよう前の日に準備
✔着替えやお風呂
✔時間管理まで考えてスケジューリング
自分のことは自分でやる態度は、他の家事スキルより優先的に小さい頃から習慣化したいところ。
年齢相応に手助けをし、徐々に自分でできることを増やしていく感覚がよいと思います。
自立を急ぐあまり手出しをしなさすぎるのは放任と変わらず、
家事スキルが上がっても親の愛情を子どもが感じられなくなる危険から、別の問題が出てくるので注意。
【自立を阻む学童児の親マインド】まだ小4の壁なんて言ってる?

9.子どもに教えたい家事スキルまとめ
いかがでしょうか。
ここで挙げたような家事スキルは小さいうちのお手伝いの延長から、年齢が応じて徐々に教えていき、最終的に習慣化するのが目標。
生活の中での指導がなされていると子どものスキルが上がる傾向にあります。
叱るより支援するのが大切で、
具体的な実体験として、子どもに経験を積んでもらうことが何よりも有効です。
性別・立場など関係なく家事スキルや取り組む姿勢が重視される世の中、
共働き世帯が増えていくため、しばらくはその流れが続くと思われます。
自立した時に困らないよう、親もしくは関わる大人が、必要なことを教えてほしいと思います。

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