低学年のうちは親の関わりが大切、勉強面では音読くらいは見てあげよう

小学校に上がると勉強、宿題

学校で教えてくれて、学童クラブでも見てくれるところもある。

学童クラブに我が子を預ける保護者は、忙しくてゆっくり勉強を見てあげられないから任せきりになるのも分かります。

でもこの記事の結論は、

最終的に子どもの責任は親にあるので、いくらサービスがあると言って、学校・塾・学童などに丸投げはNG。

親がある程度の勉強を見てあげる必要あり、忙しくてしょうがないなら、音読だけは見てあげましょう。

というお話。

ジャム
こんにちは、
経験20年の東大出身
理系保育士ジャムです。

(プロフィール)(@jamgakudoツイッター)

全ての勉強は言葉を使います。

その基礎が低学年までに培われますが、親の影響が特に強い時期とちょうど重なります。

高学年以上になると親から離れ始めるから介入したくてもできなくなり、勉強内容も単純に難しくなって親が教えられるか怪しくなる。

だから高学年になって親から心理的に自立へ向かう前に、教えられなくなる前に、

保護者がちゃんと付き合ったかどうか?が一生響いてきます。

中でも音読は「全ての勉強で使う、言葉を学ぶ基礎の基礎。」

元東大研究者である、勉強については人より知ってる私ジャムが、

余裕がなくても、音読を低学年のうちだけは見てあげよう、

たとえ学童クラブで勉強見てくれると言ってくれても、音読だけは・・というお話をしていこうと思います

学童のうちは音読は親が見てあげよう

1.学童クラブで勉強関係でやってくれること、音読まで見てくれるのは少ない

このサイト全体で、「学童クラブ」というのは、厚生労働省管轄の「放課後児童健全育成事業」にあたるもののうち、公的なものを指し、放課後児童クラブとも呼ばれます。

①役所が設置して運営している

②役所が設置したものを民間事業者が運営している

③民間事業者が作ったものに、役所が補助金を出して運営されている

※③については幅広く一概に扱えない

一方で月額5万も6万もする塾や習い事の子ども預かりで、税金が一切使われていない施設については民間学童クラブと呼ぶことにします。


詳しくはこちらの記事の1章で分類を解説

基本的に公的な学童クラブでは、音読の相手をしてくれるどころか、通常の宿題なども見てくれません。

学童職員
宿題やりな〜

の声掛けか、学習時間の設定がある程度。

  • 人手や余裕がなくて無理
  • 勉強教えるのは仕事に入ってない
  • 保護者のために敢えて見ない

理由はいくつかあります。

学童業界では恥ずかしい話だけど、たとえ余裕があっても

勉強は、教えちゃダメな決まりになってます

みたいな融通の効かない学童クラブすらある。

明らかに間違えてやってる宿題を、大人が見てても指摘せずに持ち帰ってくるのは残念な気分になりますよね。。

↑こんなのは運営側の方針な場合が多くて、現場職員でも疑問を持ってる人がたくさんいるのはナイショ。

ただ公的な学童クラブといっても色んな形態があって、

例えば役所から助成金を得ているけど、中身は父母会運営の民間的な学童クラブの場合なんか、

指針よりも父母会で決まったことが優先される傾向。

そうなるとその学童の方針で、「親の負担軽減のため、可能な限り見てあげましょう」といった所があったり、

株式会社などは、そう深く考えずに単なるサービスとして打ち出している場合があります。

ノート

こんな感じで決まりはないけれど公的な学童クラブの方針として、厚生労働省が出してる「放課後児童クラブ育成指針」には、

勉強について「環境設定を行う」ことだけが明記されているだけ。

だから

・合ってる
・間違ってる
・解き方はこう

みたいな勉強を見るのは、学童クラブ支援員の仕事じゃないのは事実。

そして公的な学童クラブ教育機関ではなく福祉施設なので、「できることは自分でする、なんでもやってあげるはNG」がベースにあります。

この辺りのさじ加減は、施設によって大きく違うのが学童クラブ事情。

「子どもが宿題、自習等の学習活動を自主的に行える環境を整え、必要な援助を行う」

放課後児童クラブ運営指針(PDF)

【学童で宿題やってこない?】勉強見てくれないのには理由があります

一方で塾の延長的な民間学童クラブでは、

民間学童
うちは学習サポート
充実してます!!

と普通に宣伝してますが、

公的な学童クラブやがやっていないから、差別化の宣伝文句にできると言えます。

完全に民間学童クラブ、厚生労働省の放課後児童クラブとは無関係な施設では、英語・科学・プログラミング・武道など色んなカリキュラムや学習プログラムが組まれていたりしますね。

ジャム
代わりに利用料は、

公的に比べて
めちゃ高額ですけどね

【公立学童クラブVS民間学童】違い徹底比較→料金/送迎/時間/他

小学生の子どもを持つ親にとって、宿題や勉強を見て欲しいという願いは、忙しい保護者の普通の願い。

だから学童クラブによって違うけど、そこで見てくれる範囲で協力してもらうのは悪いことじゃありません。

だけど保護者として、例え塾的なところに預けたとしても丸投げではいけません。

特に宿題で出る「音読」。

低学年のうちだけは、他で見てくれるとしても家で保護者が相手をしてあげよう!

という話を次章からしていきます。

大人の昼寝

2.低学年のうちは保護者が少しでも勉強を見る必要あり

勉強まで担う民間学童クラブは、それが仕事です。

保護者も勉強を教えてもらい、我が子の学力を上げる目的で通わせます。

一方で、公的な学童クラブには勉強面で期待はできません。

預ける先で期待できることは大きく違うけれど、ここで大切なのはどこに預けたかじゃなくて親の姿勢そのもの。

なぜなら

✅どこに預けても子どもの成長は、低学年までの時期では親の影響が最大だから

✅そして低学年までの関わりが、その後の子どもの情緒的発達や自己肯定感なんかを左右し、行く先を決めるから

✅また何歳になっても最終的に子どもに対して全責任を負うのが保護者なので、忙しいからと初期から関わりがないのはマズいから


学童クラブに預けている親は、ただでさえ子どもの状況がよく分からないものです。

学童職員
学童クラブでは
こんな様子で心配しています

と話しても、

保護者
うちの子はそうじゃない!
学校からは何の話もない

って受け入れない人までいます。

分からないまま子どもが大きくなって、

保護者
何でこんな風になっちゃった?

と思う親の多いことか。。


【低学年の発達影響No1は親の言動】そこ気をつけずテレビ制限など無意味

学習で言えば、学校で教えてくれる。

宿題も出るからやらせておけばいい。

親はなくても子は育つってコトワザがあって、半ば親が放置状態でも関わってくれる大人のお陰で育ちはします。

だけどその子が、その子の素質を発揮した形で育つかどうかは別の話。

発揮させるためには、勉強では本当の基礎の基礎を、親が教えられるうちにできる範囲でも関わって道を示す必要があります

学校に丸投げだと、学校担任は1対30だからきめ細かく見てらんない。

学童クラブでも同じく。

そして、知らない間に少しずつ遅れてくるのが勉強と言うやつです。

唯一専属で関われる親が初めのうちだけでも見てあげないと、取り返すのが大変。

どこかに丸投げしている「やってくれ、なんでしてくれない?」のクレクレマインドは、

いずれ親子共々、路頭に迷うことになります。

学童クラブで言えば、職員に「宿題させてください!」と頼むだけで何もしなかった保護者ほど、卒会したあとに途方に暮れるのが常。

忙しいと言っても、少しでも関わりを持つ姿勢が必要になります。

毎日の宿題を見る見ないなんて、日常生活のほんの細かい些細な一要素なんですけど、一事が万事。

一番大切なのは、

低学年までの親の関わり

大変だ、大変だと言ってもせいぜい小学校2年程度〜3年生半ばまで。

親の影響が最大値のときに、いかにコミュニケーションを取って、我が子を把握して信頼関係を築いたかが今後一生響いてくるんです。

https://hoiku-pub.jp/mind/wan-to-mind/

3.音読は学習に一番必要な基礎を低学年のうちに培うことと、親との信頼関係を高める効果

毎日忙しい中でも子どもの勉強を見てあげる、生活スタイルによっては負担になります。

そして親も仕事が終わったらテレビも見たいしお酒も飲みたい、勉強も必要だし家事もやらなきゃ。

座ってゆっくり勉強を見てあげるのは、特に学童クラブに子どもを預けている保護者には難しいのは知ってます。

ジャム
私も親なので、
よく知ってますよ

そこで目をつけるのが、学校の低学年宿題で必ず出る「音読」。

家事の合間でも聞いてあげるだけで

●我が子は満足
●学習の程度もわかる
●褒めるとたくさん読む

学童におけるひらがな音読の発達的変化 - J-Stage

↑3年生までに読み能力の基礎ができるらしいという研究の論文

いわゆる「勉強」に関わる領域のあらゆる学習は言葉を使い、その比重は年齢が上がるほど増えて複雑化してきます。

学童クラブを卒会するのが一般的には3年生〜高学年、

抽象的な概念を、発達的に無理なく学び出せる頃と重なります。

抽象的な概念は、図や実物などの視覚的なものも多用して理解を促しますが、

結局の行き着くところは「言葉の概念のみ」によって理解する段階へ。

そう、言葉の学習が全ての基礎なのです。

だから我が子の言語的な発達こそ、保護者はちゃんと把握する必要あり。

こどもとのじかん

そこで言葉の学習を考えたとき、音読は最良かつ最適。

読んでいる文章を聞くと、我が子の理解力が分かります。

本が好きで黙読が超早い子に音読は必要ないけれど、

今はテレビやゲームやネットやユーチューブなどいくらでもあるので、基本的には本ばかり読んでる子は少ない。

マンガは好きでずっと読んでる子もいるけど、活字系ばかり読む子は見かけませんよね。

こんな感じなので活字を読み始めてせいぜい3〜4年しか経ってない低学年のほとんどの子どもに、音読は必須と言えます。

だから意識して音読に取り組ませるんですが、学童クラブや塾など人任せでは、本当に取り組めてるのか分かったものじゃありませんね。

何度かお話しましたが、学校では1対30、学童では1対20。

勉強を見てくれてもきめ細かさはなく、公教育特有の落ちこぼれる子を、大勢を一度に見ている大人には救えず。。

ジャム
公教育の限界

塾に行かせても丸投げは×

ちょうど低学年だと、音読すら楽しんでやってくれます。

快の感覚と共に、お話を聞いてくれる親を見て

子ども
学童クラブに行ってるけど、

お父さんお母さんは
ちゃんと構ってくれる

こんな感覚を無意識に持つ意味でも、信頼関係を作る上でも大切なことだと思います。

4.学童で見てくれても音読だけは保護者がやったほうが良いまとめ

いかかでしたか?

子どもを持つ保護者としては、例えサービス充実のどこに預けたとしても学習面での丸投げではいけません。

そこをやめた途端に、親子共々が途方に暮れることになります。

特に低学年のうちは

●親の影響が最大な時期
●基礎学力の元を作る時期

2つの要素が重なるためとっても大切で、

ここでの親の関わりがその子の一生に効いてくる、

というのは言い過ぎじゃありません。

宿題で出る「音読」低学年のうちだけは、例え学童クラブで見てくれるとしても、家で保護者が相手をしてあげよう、

というお話でした。

世の中には色んな教育メソッドがいろいろあるので、特にこだわりと信念があるならそちらでも良いと思います。

特にこだわりなく、迷っているくらいなら参考にしてください。

ジャム
ここまで読んでいただき
ありがとうございました

よければコメントなどいただけると嬉しいです👇️

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一応本も紹介しておきます。音読は単に読めばいいですが、意識するポイントを知っておくと効果は上がります。↓

1日10分!「音読」で国語の成績は必ず上がる! /あさ出版/齋藤達也
by カエレバ

文中で紹介したリンク👇️

子どもがやる気になったり、能力を上げたり、安定して過ごせることに繋がる関わりかたの記事👇️👇️

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