学童クラブに興味があって様子を知りたい/働いてみたい方へ
この記事では
- 学童クラブで働いてみたい、
- 興味があるけどよく分からないな、
- 働きだしたら何するんだろう、
- いっぱいあるけどどの学童がいいのかな?、
- 職場はどんな感じなんだろう、
- 私って向いてるのかな
みたいな疑問を持った方への判断材料としての情報を書いた記事をまとめて紹介してます。



はじめましてジャムです。
私は学童クラブや児童館で20年以上、主に小学生と関わってきました。
もと理系の研究者でしたが、子どもと関わる世界に触れて魅力に気づき、それまでの経歴をリセットして保育士資格を独学で取るところからやり直した後発組です。
夢とやる気を持ち、保育士資格はもとより福祉系の周辺知識を通信大学で入れるなど周到な準備をして入ったこの業界。
ですが初任給手取り12万円少し、研修なしの都内某所にある単立学童クラブ。
経験と言えばボランティア歴が長いくらいの勤務経験なしにも関わらず、資格があるってだけですべての責任を負った正規常勤扱い。
右も左も分からず、当時はSNSもないしネット環境も少ない、後発組は人脈もない。パート含めて5人やそこらの職場内で完結する情報の中で本を読んで勉強するくらい。

働くとなると子どもたちを安全に過ごせるようまとめたり、生活のこと、他のことの関わりなどいろいろ教えないといけないわけ。
ただその方法、今の学童業界も似たようなもので、ちゃんとした経験者に教えてもらったり、それを元に試行錯誤して自分の経験にする感じの学びかたが主流。
研修なし!赴任当初は軽く考えていましたが、とつてもなく効いてきました。まともな経験者も現場にはおらず。
子どもたちは悪さもするし、危ないこともする。
家で不満のある子は障害を持った子や弱い子をあからさまにバカにする。
止めても言うことは聞かないし、
甘えてくる子は常にまとわりついてきて、他の子に攻撃してまで職員を独り占めしようとする。
教えたいことはいっぱいあったけど、伝え方が分からない。小学生のイメージ転換でした。まあかわいかったんですが、自分の力がないだけ。
保護者へ伝えようにも、もともと大人が苦手なのもあったのに"うまく話そう"みたいなよく分からない。頑張っても時を待たずして限界が来ました。
続きはそのうち書いていきます。
こっちでも少し書いています。
プロフィール

こんな環境の学童クラブ業界。私の働きだした20年以上前より、今はけっこう良くなったかなと思ってました。
でもツイッター、ヤフー知恵袋みたいなの、フェイスブックなど、遠くの情報も知れるようになると、"そうでもないな"ってことを知りました。
怒鳴る指導員は相変わらずいるし、"子どもへどう接していいんだろう"みたいな悩みも尽きない。
そうかと思えばパートの人と揉めてるとか、運営会社がろくでもないとか、子どもとは全然関係ないところでストレスを感じてる現場の方々。
今と当時との決定的な差は「情報環境」
調べようとすればいくらでも情報が出てきます。
だけど残念ながら学童クラブに限っては
「学童クラブは子育て経験を生かして働けます」(←実はこれは嘘です)みたいな誰でも思い付くような薄い情報、
「頑張ればできる」みたいな意味のないろくな情報がネット上にないこと、
ヤフー知恵袋で「子どもを叩いてしつけるのはどう思いますか」→ベスタアンサー「仕方ないと思います」
みたいな素人が適当に書いてる情報もたくさんあって危なっかしい。
そこで私が始めた学童クラブと、学童クラブくらいの年齢の子どもについての情報発信がこの「学童クラブ指導員と保護者の部屋」です
目次【本記事の内容】
-
- 1.学童クラブの仕事内容
- 2.学童の仕事の適性
- 3.学童クラブはひどい?
- 4.働く前に知る施設選びポイント
- 5.放課後児童支援員資格
- 6.必要なスキルとは
- 7.独学の保育士試験は超おすすめ

1.【学童クラブの仕事内容】楽どころか大変!魅力 やりがいと将来性
学童クラブの指導員(支援員)の仕事は、
なんか聞き分けのいい小学生と遊んでるだけで楽そうな仕事だなってイメージがあるかもしれない。
実際にそんな勘違いをして現場に来た人は、
1日でリタイアしていきます。
子どもたちはかわいいし、楽しい。
だけどそれだけだと思ってると、いとも簡単に谷底に突き落とされます。
私は20年以上学童クラブで働いてきたけど、
この学童クラブ業界ってところは大変さを知らないで入ってきて結局傷ついて、悪くすると精神を病んでやめてく人も少なくない。
だから学童クラブの魅力や働きがいなどのプラス面も書きます。
それと同時に他の求人サイトの職種紹介記事では決して書かれない現場の様子、辛いところ、おすすめしない人についても書きます。
どんな人にはおすすめしないか、記事を読んでみてください👇️
【学童クラブの仕事内容】魅力あるけど楽じゃない~辛い所とオススメしない人
2.【学童/保育士/向いてる人の特徴9つ】これ読む人は適性アリの理由
- 子ども好き
- やりたい気持ちがある
- 仕事の意味を理解している
- 人との関係調整をする力
- 気が長い
- 動じない
- 切り替えが早い
- 観察力と洞察力や気づく力
- 足りないところを自覚して努力できる
この内の一番大切なものはどれだと思いますか?
では向いてない人の特徴とは・・・なんだと思いますか?
この記事のタイトルの意味とは・・
これから学童クラブで働いてみたいって方、答えが気になる方はどうぞこちらの記事を読んでほしいと思います。
【学童/保育士/向いてる人の特徴9つ】これ読む人は適性アリの理由
3.【学童の指導員はひどい?】不満は対応や職員の質か。環境や待遇か?
「学童」「指導員」+「ひどい」とか「不満」の検索キーワードで私のブログ記事が、すごくたくさん表示されてます。
この記事の想定読者は
- 学童職員に不満のある保護者の方々
- 待遇に不満のある職員のみんな
- 単に学童クラブの生(なま)の様子を知りたい
各方面の方が、学童クラブのシステム自体、学童クラブの施設や職員、はたまた職員が感じている不満などをまとめて分析した記事です。
そういった不満があることを知って欲しいことがひとつ、そして何ができるのかは二つ目。
この記事ひとつ読むと、現場の状態が事細かに分かると思いますよ。
【学童の指導員はひどい?】不満は対応や職員の質か。環境や待遇か?
4.学童保育【仕事やめたいを予防する施設選び】働く前の見学ポイント
私は地方で学童クラブのボランティアや子ども活動を通して、子どものために働きたいと思い、それまでの積み上げを捨てて上京。
独学で保育士資格を取り、やる気・希望を持って就職した一発目の学童クラブが
"とんでもなかった"から。
結局一年半で退職。
だけど私は運が良かった。その後に就職した学童・児童館はかなりよくて、スキルも十分に取得でき、辛いこともありつつ楽しく働くことができました。
世の中の学童クラブ、それだけじゃなくて保育園やその他の子ども施設はいっぱいあるけど、不満を持って働いてる方も非常にたくさん。
そんな人たちは口を揃えてこう言います。
「こんなはずじゃなかった」と。
ここでかいた記事を読むことで、「こんなはずじゃなかった」を働きだす前に知るポイントが分かります。
経験の浅いまっさらな人ほど、始めからまともな施設で働くべきなのです。変な施設でおかしな苦労をせず、子どもの保育や育成についての"まともな"な苦労をした方がよほどいい。
だからこの記事を書きました。
学童保育【仕事やめたいを予防する施設選び】働く前の見学ポイント
5.【放課後児童支援員資格】唯一の学童クラブ公的資格~子どもと働く
学童クラブには長い間、国としての統一した基準はなく、各自治体が職員になれる人や人数・施設の広さ・開所時間などの基準をそれぞれ作って運営していました。
その全国的な一定の基準を定めるため、厚生労働省が2015年に「子ども子育て支援新制度」の一環として学童クラブの設置・運営基準を定めました。
その時に職員-人材の質的な基準としてできたのが放課後児童支援員の資格です。
学童クラブの専門資格なのに基本的には受ければ取れる。だから受講資格が気になると思います。
それは保育士などの資格をもっているか、現場勤務の経験が必要。
そう、裏を返せば学歴不問の「現場経験のみ」でも資格が得られるってのがこの資格の強みです。
現場経験って、アルバイトも含まれるからかなり間口は広くなりますよ。
【放課後児童支援員資格】唯一の学童クラブ公的資格~子どもと働く
6.学童指導員になるには【プロが教える必要な資格/スキル/実は誰でも..】
学童クラブ指導員(支援員)のうち、特にアルバイトは募集が多くあって、 検索をかけると山のように出てきます。
未経験や主婦など募集があるところで、誰でも学童クラブの指導員はなれるの?って疑問や不安がでてくるかもしれない。
この答えは簡単で、「やる気があれば誰でもなれる」
もちろんアルバイトと正規職員では必要なスキルも期待されてることも違う。だけど入り口は開かれてます。
資格とか、技術とか、そういうのを知りたいんだよって方々、一番のスキルとは◯◯です。続きはこちらへ👇️
学童指導員になるには【プロが教える必要な資格/スキル/実は誰でも..】
7.【子どもの仕事につく資格】独学の保育士試験は超おすすめ/あればいい資格も
子どもの施設で働こうと思うと、けっこうネックになるのが「資格の有無」。
実際のところ、資格があっても名前だけレベルの人もゴロゴロしてますが、それでもその"名前"が建前上大事になってきます。
そこでどんな資格を取ればいいんだ?って疑問には、「保育士資格が最適」という答えを提示します。
一番の理由は万能資格ってこと。だいたいの仕事~保育園・学童・児童養護施設・乳児院などなどは保育士資格でなんとかなります。
二つ目の理由は専門学校に行かなくても、大卒または高卒+保育補助などの経験で受験資格が取れること。
三つ目の理由は保育士試験が簡単ってこと。
教科は8科目あるけど、たいしたことないし、実技試験も昔はピアノ必須だったけど、今は絵とお話でなんとかなる。時間があれば3年かけて取れる。
といったところで、保育士試験の有用性や、勉強方法についてもかいた記事はこちらです👇️
【子どもの仕事につく資格】独学の保育士試験は超おすすめ/あればいい資格も

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