学童~小学生の子どもの叱り方
子どもって、しれっとダメなことする。
小学生でも油断できず。
- 人がいっぱいいる狭い部屋のなかで走り回る
- 室内の禁止されてる家具の上に登る
- 人のやってる遊びをふざけて邪魔して壊す
- 石を投げて人の家の壁に当てる遊びをする
- 砂を投げて人にかける
- 万引きしたり、人のもの盗んじゃったり
- 人の見た目を面と向かってバカにしたり
学童保育に通うくらいの小学生になると幼児や園児みたいな単純な物の取り合いから暴力・噛みつきのコンボみたいなのは減るけど、代わりに有り余るエネルギーを発散させるような事をしでかす。
たまたま見たら「コラッ、ダメでしょ」
ここで出てくるのが怒るのか叱るのか問題。
さらに伝えたいことがある時のうまい叱り方問題。



叱った後に「あーあ、ちゃんと伝わったのかな?」
- 反省することありませんか?
- 反省してたところで答え出てますか?
よく分からない自己嫌悪に陥って終わるってこのないでしょうか。
この記事を読めたあなたは、かなり運がいいと言えます。
なぜならうまい叱り方の要素を取り出して解説してるから。
叱った後に出てくる反省ポイントは、ほとんどの場合10要素のうちどれかが抜けてるため。
少なくとも"悩んだけど答えがでない。。"ってレベルからは脱出できます。
- 教えたいことがある
- 繰り返し
- 一貫性
- 単純明快に
- 譲らず迷わない
- 立場をハッキリさせる
- 誠実さ
- 理解できるように
- 後の行動は基本任せる
- 信頼ベース
この10個は、おそらくうまい叱り方要素を全て押さえてます。

って、思ったにゃ?
実はそう大変でもにゃいのよ。
多すぎるよって思うけど、やってみるとそうでもない。うまい叱り方の要素を取り出しただけで、自然に出来るようになる。
ーーー
注意してやめた直後に繰り返す子ども・何度言っても動かない子どもを見て、つい感情的になっちゃうのもしょうがない。感情がないロボットじゃなくて大人も人間だから。
ただ毎回感情に任せてると、伝えたいことがちゃんと伝わらない上に、あるループが完成する
どんなループかって、
- 子どもがダメなことする
- 繰り返し怒る
- 子どもはそれに慣れる
- さらに激しく怒るとかネチネチ怒り
その後
①パターン
- 上限がくる
- それでも繰り返す子ども
- 大人落ち込む
②パターン
- 子ども怯える
- いちいち大人の顔色見たり、嘘つきやすくなる
- 大人その様子を見てイライラ
- 親の沸点低くなり少しのことで怒りMAX
- 「大人の顔色伺うな!」

時には感情に任せて怒っちゃうにしても、怒ると叱るの違いとか、うまい叱り方、ダメな叱り方みたいな基本的なところを押さえておくといいでしょう。
- 怒ると叱るの違い
- 叱る前に子どもの心理を知ろう
- 叱る場合の10要素
- 前提を踏まえて叱るときのダメなこと
- 伝えたいことが伝わるテクニック
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたんですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが伝わることを願い、
このブログを運営しています。
私は今までの経験を元に現在独立し、
中部地方にて
主に執筆活動を行っています。
家ではまだ小さい、2人の娘を育ててます。
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)

- 1.怒ると叱るの違い
- 2.子どもの発達心理~どこまで分かる?
- 3.うまい叱り方の10要素
- 3-1.教えたいことがある
- 3-2.繰り返せ
- 3-3.一貫してぶれるな
- 3-4.単純に明快に
- 3-5.譲らず迷わないポイント
- 3-6.立場をハッキリさせる
- 3-7.誠実であれ
- 3-8.理解できるように
- 3-9.行動は任せる
- 3-10.信頼ベースと3章まとめ
- 4.人格攻撃はNGな件
- 5.細かい叱るときのテクニック
- 5-1.注目最大化
- 5-2.考えてもらうよう誘導
- 5-3.譲ったように見せる
- 5-4.大声要らず
- 5-5.感情を入れるかどうか
- 5-6.五分勝負
- 6.まとめ