1.セラピーの成り立ちと実態
名前だけ◯◯セラピーというと、いろんなものが含まれているので、この記事では二つに分けます。
※子どもの療育的なセラピーではなく、大人対象のものをここではお話します。
①道具も使うけど、主に言葉を使ってカウンセリングに似たことを行う心理的な働きかけ
②触れあったり匂いを嗅いだり・食べたり、気功などエネルギー系など、とにかく言葉以外のもの
②については体に心地のよい感覚を与えて気持ちよくなったり、落ち着くことでストレスを軽減・発散するもの。
この記事では扱いません。
①の言葉を使う心理系のセラピーについて、以下で扱っていきます。

1-1.セラピーの効果は、統計的なデータを取ってるわけではない
このサイトでは仕事でのストレスの軽減や、悩みなどを解消するツールとして一部セラピーの具体的なやり方を紹介しています。
私も心理学・ストレス対策などのために一時期そういったものを勉強し資格を取り、いろいろな方にセラピーをしました。
その中で分かったことは、これらのセラピーは
- 一番はじめに作った人勝ち
- 解釈の体系を考えた人勝ち

カラーセラピーで「赤」は怒りとか情熱などの意味を持つとされていますが、
色なんて光の波長を目がキャッチして脳が認識してる単なる物理現象です。
ただ「赤を見ると血や炎を連想して、そう思う人が多い」といった傾向はあるので、カラーセラピーを作った人がそれっぽく言い出しただけ。

その時怒りを
感じていたのでは?
✔カラーセラピーは視覚
✔アロマテラピーは嗅覚刺激
✔音楽は聴覚刺激
✔占いは心の動き
✔オーラは物理的に観測できない想像
👆領域としてこんなのを扱っています。
ナントカセラピーを作った人が「経験的にそう感じる人が多そうだ、という傾向をとらえて」
本来は意味のないものに、それっぽい意味をつけたのが世の中にいくらでもある「セラピー」の正体です。
中には実験をしたり、統計的なデータを取って科学的な検証をしているかもしれません。
しかしほとんどは経験的なものが積み重なった、なぜそうなるのかは後付けのそれっぽい理屈をつけただけの、実はなんとなくのものです。
科学的な根拠もあったものじゃありません。
数秘術などはその際たるもの。
4を嫌うのは日本人なら「死ぬ」を連想する人が多いからそういう解釈をつけてますが、本来はただの数字ですね。
それで何かが起きたとしたら、

と構えてるから、たまたま起きたことを印象深くなっただけです。

1-2.セラピーの材料に元々意味はない
セラピーの目的はクライアントが「自分を見つめ、未来への力を得る」ことですが、
✔そのためにはクライアントの行動を変える必要あり。
↓
✔そのためにセラピストはクライアントに信用される必要あり。
↓
✔そのために道具や演出を使い、セラピストを凄いと思わせる。
そこでスピリチュアルとか、訳分からないものを使ってでも、

信用しても良さそう
👆そう思わせるのがセラピーの仕組み。
初めに作った人の勝ちと言うことです。
石セラピー。
落ちてる石を拾ってください。始めに拾った石が、あなたの無意識を表しています。
👆️なんでもいいでしょ(笑)
今思い付いたやつです。
1-3.怪しい、怪しくないの議論も無意味
スピリチュアルやオーラなどを「ある」と認識している人も一定数います。
人が外界を認識するのは目から入った光信号を脳で情報変換しているだけなので、
情報変換の部分のバグで見える気がするとなれば、その人にとってはそれがその人の世界となります。
だからセラピーを怪しいという人がよく言う
信用できる、できないの議論は無意味。
信じている人にとってはそれが正しい事なので間違いとは言えないからです。

緑を赤と見間違える
ようなものです。
しかもセラピーに使う道具はなんでもいい、作った人勝ち。
だから、
あやしいとか、怪しくないとかも、全く意味のない議論なんですよ。
意味なんて元々ないんだから。
でもお金を必要以上にとられるみたいな害がなく、自分を見つめ直したり悩みが解消するなど役に立つものならいいじゃないですか。
拾った石って意味ないですね。

って実際あがり症がよくなるなら構わないでしょ。しかもタダだし。
ネットで調べたら「勾玉セラピー」なんてものを見つけました。
色とか星とか、メジャーなものは思い付いた人が既に使ってしまっているので、ニッチなものに意味をつけていったのです。
それについてのパイオニアになれるかもしれません。
私も石コロセラピーのパイオニアになれます。やらないけど(笑)
勾玉と石コロって似たようなもの、本当に何でもいいんですよ。

1-4.怪しむべきは価値に見合った報酬か?のみ
セラピーの目的はクライアントが「自分を見つめ、未来への活力を得ること」
その過程でセラピストは信用される必要があるので、セラピーには「信用される仕組み」が組み込まれています。
悪徳セラピストや団体はその仕組みを使って不相応に高い対価を取るので、そこは怪しんで警戒すべきと思います。
悩んでいる人は、その悩みが解消するなら相応の対価を払ってでもすがりたいものですが、
そんな心理状態だと付け込まれやすくなり、正気に戻ってから後悔する人もいるからです。
役にも立たない資格を、さも重要そうに見せて高額受講料で取らせる資格ビジネスみたいなものです。
【保育士に有利な資格はほぼない】元マニアが語る資格ビジネスの真実

2.セラピーの目的は、気付きと未来への活力
2-1.セラピーの目的と効果
セラピーの目的は「クライアントが自分自身に気付き、未来への活力を得る」
そのために行動を変えるわけですが、人はそう変わるものでありません。
だからセラピーでは、普段使わない道具を使って非日常的な刺激を与えます。
またアートセラピーやカラーセラピー、占い系などの心理系セラピーに関しては、ナゼか言われたことが自分に当てはまっているような感じがしますね。
誰にでも当てはまることを言うことで、言う人の信憑性を増すというバーナム効果はよく知られていますが、
セラピーには、セラピストが信用される仕組みも備わっています。
信用される仕組み・非日常的な刺激は怪しさと表裏一体ですが、それによって
・自分の考えがまとまってすっきり
・迷いや悩みが無くなったように感じる
しかもお金も少額なら、セラピストは料金分の仕事はしたことになります。

2-2.セラピーは自問自答のきっかけ
心理系セラピーの本質は、自問自答と同じです。
なぜならセラピストがセラピーの仕組みを使って、クライアント自身が知らなかった内面に気づいてもらうだけだから。
自問自答が上手ければ、本来セラピーは必要ないという話です。
コールドリーディングという手法は、よく知らない人に対してセラピストが

これかもしれない、
あれかもしれない、
どうでしょうか?
違いますか。
ではもしかしたら
~かもしれない
いろいろな言葉をかけていって、反応があったものだけを印象づけて話をして行く手法です。
実際にはほとんど外れですが、当たったことだけ印象づける。
この技術はセラピーでも使われるし、クライアントが自分で考えたり思い出したりして話すことを、セラピストが広げているだけです。

良いセラピストは質問の幅が広くて返しも上手く、本人が忘れているようなことも引き出して思い出させてくれます。
自問自答で抜け出せない思考ループから出してくれるんです。
人と話をして自分の考えがまとまるということと同じですね。
いい人がいれぱ、良くないセラピストもいます。
信憑性を持たせるため、リピーターになってもらうためなどの理由から、
「わざと断定することで、当たったときの印象を強める」という手法をとる人です。
こういったセラピストは、受ける人が自分で見つめる内面を無視する傾向があるので注意が必要で、
クソの役にもたたない。高額なお金もとれば悪徳認定です。
たまに思いもしなかったことがたまたま当たり、結果的によいという場合もあるから、全て悪いとも言えませんけどね。
コールドリーディングの本、分かりやすいです👇
一瞬で信じこませる話術コ-ルドリ-ディング 信用されれば仕事・プライベ-ト・人間関係も思いのま /フォレスト出版/石井裕之 | ||||
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3.怪しくても関係なし、セラピーのいい使い方・悪い使い方
セラピーの良い使い方
勾玉とか使ってて一見怪しくても、セラピーの良いところだけ活用できれば、
- ストレス軽減
- 悩み解消
- 生きる力が出てくる
などのメリットが享受できます。
そのためのコツは、自分自身を知るきっかけにするつもりで、人に話を聞いてもらう。
使ってる道具はこの際気にせず、構えずにやってみること。
セラピーの悪い使い方
一方間違った使い方は、セラピー自体に引き込まれることです。
自分の考えとは違うけど、セラピーでこういう結果が出たから、占いの人が言っていたからこうしよう
👆こんなのは間違った使い方です。
結果的によい結末ならいいけど、悪い結末になると「占い師に従ったらひどい目に遭った!」
依存体質や自己肯定感の低い人がこんな感じになるので、気を付けましょう。
「断定する手法」をつかうセラピストに当たったり、◯◯セラピーなどの正体を知らないとそうなり易くなります。
中には下らないものを買わせる悪徳もいるため、金銭的な面でも気をつける必要があります。

4.多くのセラピーの本質的な流れ
多くのセラピーではこのような流れで行われます。↓
①非日常の演出と料金説明 |
②作業ゾーン |
③作業の結果を読み取る |
④リフレーミング・作業やり直し |
⑤お土産 |
順に解説していきますね。
多分「セラピーの本質」として、こんなこと書いてる人は他にいないと思います。
①非日常の演出と料金説明
普段考えない使わないような物、例えばキラキラしたり不思議なものを道具として使って非日常を演出します。
- 勾玉
- オーラソーマのボトル
- 水晶玉
- タロットカード
珍しげな道具を使うのは、だいたい似たような狙いです。
部屋の雰囲気や話し方も大切な要素として演出が施されます。
また少額でも料金をとることも重要で、受ける人が損をしたくないという心理や、お金を払ったから真剣にやってみようという演出がされます。
⚠悪徳セラピーでは、必要以上に高額なので注意しましょう。後から商品が出てくる場合もご注意。


②作業ゾーン
カラーセラピーだったら色のついた液体が入ったボトルを指示にしたがって並べたりします。
アートセラピーだったら絵を描いたり塗り絵をしたり、
タロットカードならカードを選ぶなど、素材に合わせていろいろな動作・作業があります。
作業自体には後から意味を加えてるだけなので、たいした意味はありません。
作業結果を布石として、内面を探るきっかけを作り出す段階です。
③作業の結果を読み取る
作業の結果自体に、実はそれほど意味はありません。
関係ありそうな質問をしてセラピーを受ける人の内面を探ったり、
自分が忘れていたようなことを思い出してもらったり、普段は考えもしないことについて考えてもらう。
要はこじつけの質問をすることで、気づいてなかった自分の一面に気づくことが目的のフェーズ。
そしてそれを話してもらうことで、セラピストがその人を知っていきます。
いくつかの解釈をすることで幅を持たせ、どれかには当てはまるよう話を広げていく。
当てはまらない場合は「では次の~は」などとどんどん話題を変えていき、本人の当てはまる内容が出てくるまで掘り下げていきます。
クライアントが自分で話すことで、自分で納得する過程とも言えます。
⚠良くないセラピストや占い師は、ここで断定する話し方をしてくるので、やはり注意が必要です。セラピーの目的を果たせません。

④リフレーミング(視点変え)
一つの考えにこだわっていたり、何かに囚われている。
👆悩みを抱えてやって来る人は、だいたいこんな感じですね。
だから同じ状況でも、考え方の違う面をセラピーを通して示すことで、悩みが解決したり、迷いがなくなることもあります。
セラピストがうまく関わって本人が決めるのを手助けするのが、セラピー本来の目的。
たまにセラピストが特定の方向に誘導する場合もありますが、やはり悪徳に多いですね。
⑤お土産
一度セラピーを受けると、簡単に内容を忘れてしまうので、「これを見たら思い出す」というようなものを最後に渡す事が多いです。
カラーセラピーなら自分の色のカードであったり、アートセラピーなら作品、セラピーに使った用紙などです
悪徳はここでツボを売り付けてくるので、やほりご注意を(^^)

5.まとめ、セラピーって素人がやるには危険?ではありません。
セラピーは自分でできるものが多くありますが、素人がやるには危険という人もいます。
しかし基本的には自問自答と同じなので、自分でやっても人に迷惑をかけるわけでもありません。
失敗しても、せいぜい自分の思い込みが強くなる程度です。

危険と言えば危険だけどね
受けたセラピストもいないので、セラピストのせいにもできず、それこそ人に迷惑はかけません。
人格障害や精神疾患などの方については思い込みが強くなる危険は大きくなるけれど、それはプロに任せても同じことです。
占いで「これはこうした方がいい」と断定されて思い込んでしまう危険と同じ程度ですね。
心理学に内観法というのがありますが、セラピーは同じことを特別な道具を使ってやるだけなのです。
危険だと敢えて言う人は、そのセラピーを料金を取って行っている人が独占的に行いたい場合が多いかと思います。
アロマテラピーなどの薬品らしきものをつかう場合には、
「このアロマオイルは妊婦や子どもは使ってはいけない」
みたいな但し書きがあって、使い方を間違うと危険なことはあるかもしれません。
しかしこの記事で扱っている「言葉を利用する心理系のセラピー」に関しての危険はほぼないといってよいでしょう。
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人を介入させると気づきも早いけど、信用できる相手なら。
内観を助けてもらったお礼的に報酬をあげるつもりなら、それもいいけどね。
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