1.いじめ被害を訴える低学年へ、前提となる親の態度
「こんなことされて嫌だった、いじめられた」低学年の我が子が訴えてきた時、親として共通する態度は、
- 我が子を守る
- 事実を見極める
- 教育する
我が子を守る
親は難しい事は考えず、わが子第一でOK。
あとは気遣いのレベルで「相手の子は大丈夫かしら?」程度は必要だけど、
いじめられたなど、低学年のうちに被害を訴えてるのに「あんたにも原因あるでしょ」👈素行によっては言いたくなるけど、こんな態度は不要です。
事実を見極める
いじめ被害を訴えてきた、内容によっては大きく動揺するでしょう。
でも待ってください。
自分の子を信用しつつも、100%全て言ってることが事実ではありません。
「いじめられた」と言う低学年は、勘違い、自分のやったことは隠す、説明足らず、正確に伝えられません。
- みんな言ってた➞一人か二人
- 押された➞自分がからかって、相手は我慢してたけど度が過ぎた
- 首を絞められた➞腕を首に組まれただけ
- 鉛筆折られた➞芯を集めようって言われたのをOKした
また年齢が上がるほど、家での様子と外での様子は違ってくるので、"一方的な被害者だと思ってたら我が子も相当やってる"なんてのもよくありますよ。
信じてない感は出さず、100%鵜呑みはダメということ。
教育する
「強くなれ」など教えて乗り越えさせるのは、低学年で取り組む優先度は低い。
自分なりに悩んで答えや対処法が出たらいいけれど、子どもの時間は貴重。
方法があれば教えてあげるのは、算数とかの勉強と同じです。
2.いじめ被害を訴える前に、低学年の娘/息子の異変に気づく
本人が訴えれば分かるけど、必ずしも言葉で訴えてきません。
その場合、子どもの様子から察知します。
- すぐイライラする
- 注意されることが増える
- チックが出てくる
- おねしょなど普段しないことをする
- 死にたいと言う発言
- 休みたいと言う
ここに書いたのでなく、親なら"何となく違うな・・"から分かるかも。
またいじめられてるのが低学年なら分かるけど、高学年は積極的に隠すので分かりにくいです。
繰り返し何度も、「何かあったら言えよ、必ず何とかしてあげるから」
口だけじゃダメですが、普段から言ってれば切羽詰まってからでも本人から訴えてくれる可能性が出てきます。
前章でお話した「我が子は親が守る姿勢」が前提ということ。
何となく違うを察知したいですね。
3.いじめ被害や意地悪、低学年の訴えがあれば、まず怒りを抑えて事実確認
3-1.いじめ訴え➞低学年なら事実確認のため本人の話から
口で言える分だけでも、遮らずに本人の話を聞きましょう。
話したいことを止めずに話を聞いたら、分からないところを聞き出していきます。
動揺したら親が時間をおいて、冷静になるのが必要です。
- 内容と程度や頻度の確認
- 相手は誰
- 何人かいる
- 何をされる
- 回りの子は知ってる
- いつから
- 一番最近はいつ
- どんなことされる
- 自分はなにした
- 先生には言った?
いっぱいありますね。
いじめとは・・
「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。」
(引用元:いじめの定義の変遷|文部科学省)
いじめ被害は本人の苦痛が判定の入り口。
「あなたが悪いんじゃないの?」「気のせいじゃない?」など話を遮るのは、前提から外れるダメな態度です。
3-2.いじめ状況を知るには、低学年の我が子の訴えから出てくる怒りを抑え、冷静になるのが大切
いじめ被害は低学年に限らず、「やられた側の訴え」
だから普通は同情したくなります。
特に我が子が親に訴えてきたら、簡単に怒り感情に支配される。
怪我してたり、「死ねと言われた」許せない程度を越えてれば我慢が難しい。
だからこそ冷静になりましょう。
「低学年の訴えは100%真実ではありません」
いじめの現場は低学年なら学校・学童・習い事・登校班など身近な分、怒りに任せた行動を起こしがち。
一応アンガーマネジメントの記事を置いておきます。
この時点で学童や学校に連絡がつかず、「とりあえず警察へ」も取れる選択ですが、相当の覚悟が必要です。
警察からは何度も連絡が来るので、日常の平穏は大きく乱されるでしょう。
学校や施設へ連絡が行き、職員は事情聴取されて疲弊、仕事に支障が出ることは間違いありません。
親の思いつき行動ひとつで、自分も相手も子ども、関係者全員が疲弊し、全てが悪い方面に行くことが多いので、一時の感情は抑えた方がよいと思います。
※いつもいい加減対応の施設に、パフォーマンスのため怒って見せるのはアリ
3-3.施設や関係者への事実の確認
我が子の訴えがあった場合、まずは事実の確認から。
学童クラブや学校なら大人がいるので、何か知ってるか状況を確認しましょう。
周りの子に直接聞くのは、隠したりごまかしたり、低学年でも「言うなよ」的な脅しを使う子もいるので注意。
このブログ記事(小1息子のいじめに親が出ていった話)のように尾行して様子を見るなど、事実確認の方法はいくつがあります。
我が子の訴えは事実なのか?
学校や学童クラブは把握しているのか?
そこで対応してくれたこと
事実なら相手の保護者には?
普段のようす
親から問い合わせる段階で、完璧に施設が把握していることは少ないので、とりあえずはココまで。
(把握していれば何らかの連絡があるため。職員の経験値次第では分かりませんが)
心配と思いますが、相手の子が休んだりで話が聞けない場合もあるため、何日は待ちましょう。
4.いじめ問題、低学年のうちはまず施設に相談
事実を確認したら自分で動くのはセーブし、施設に任せてみれば大半は解決に向かうと思います。
実際に対応してくれたら、親としては満足するでしょう。
- 対応の結果を報告
- 本人たちが納得し
- 相手の保護者も分かっている状態
を確認しておけば十分です。
併せて把握しておきたいのは
●我が子に、何か原因はあるか?
解決した場合は
✔一週間後そこで大丈夫か?
✔一ヶ月後どうなったか?
👆など定期的に本人に聞いたり、連絡張などで「以前のトラブル、その後大丈夫ですか?」など普段の様子を確認していきます。
ささいなトラブルは、その時の気分で繰り返すのが子どもの特性。
一発でなくなるは期待できないので、それくらいの確認は必要です。
それでも頻繁に繰り返されるようなら、対応について協議がいるかも。
自分の子か相手の子に重大な問題があるので、クラブでも苦労していると思います。
また、我が子のことでずっと冷静でいられないのでしょう。
1か月程度の期間をおいても解決できない場合、「親として我が子を守る」ことを主眼に動いてみましょう。
特殊ケース〜大人にやられたという訴え
指導員や先生にいじめられている(からかいなど不快感も)と訴えがある場合、これも事実の確認と相談がセットです。
確認の方法は本人ではなく、相手の大人より上の立場への相談。
そこで「親に言うな」という大人はまずいないので、態度は自発的に改めるでしょう。
それでも改善がないなら外部相談機関や警察も選択肢ですが、稀だと思います。
子どもに問題があると、
お母さんがまた怒るよ!
👆こんな子は3年生くらいに出てきますが、それを含めて施設内部の問題なので、親は気にしなくてOKです。
まあ普通の保護者は、我が子のそんな態度は許さないと思うけど、いじめ問題は解決ですよね。
5.いじめ問題対応に不満な時~低学年でも通用する、正当な常識を主張して再対応を頼む
いじめ・低学年でも、教員や施設職員も対応が甘い場合もある
例えば我が子が明確に傷ついているのに、こんな対応を取られたとしましょう。👇️
「お互い話し合いの場を設けましたが、相手の子は認めず謝りませんでした。」
または
相手の子が学年が上、一方的に暴力振るわれてるのに・・
「お互い話し合いの場を設け、お互いの悪いところを謝りました」
おしまい
・・・いやいやいや、となりますね。
施設職員も経験値はいろいろ、事実の確認が甘かったり不十分な対応もあるし、一度解決しても繰り返されることも。
- 学童は施設によっては素人ばかり
- 民間学童は塾なので勉強以外は期待できず
- 学校も担任1人対30人
相談したら即解決されるケースがある一方、解決に不満を持つケースもあります。
いじめ問題の学校対応の結果👇
先生が頑張ってもダメだったのもあるけど、対応を頼めば高確率で変化がある、というデータ(古いけど)
対応への不満は常識で論破する
我が子にキッカケがあっても、一方的・常習的・大人数など、被害が確定してるなら悪いのは相手。
「自分で何とかしな」、「お互いに対等に謝りなさい」にはなりません。
その辺の常識は、社会人経験の乏しい学童職員や教師の弱い面なので、分かってなさそうなら突っ込みましょう。
中途半端な対応をやられると、似たような事が繰り返されます。
モンペじゃないかなあ・・って心配して言わない人がいるけど「我が子を守るのは親の基本姿勢」、気にする必要はありません。
正当な心配と、理不尽な要求でなければ対応を怠った管理者の責任です。
それでも理不尽な要求にならないようご注意
解決まで長引くと親の冷静さは失われ、以下のような無理な要求・理不尽な要求をしがちなので気をつけましょう。
- 言われても無理なこと
- 言われた方に裁量がないこと
- あの子を近寄らせないで
- あの子をやめさせてくれ
- 精神的ダメージを補填しろ
- 誠意を見せろ
学童職員の経験から、こんな要求をしてくる親は事が終わったら目も合わさない。
施設として全員の力の数割を一人だけに使ってるのに親がダメ👈0じゃありません。
極論あまりに改善がないならモンペでもいいし、加害者の子がどうしようもない場合は「アイツをやめさせてくれ」も被害者の親なら言ってもいいけど、その通りになるとは思わないよう。
6.それでもいじめ対応に不満なケース~低学年の登校班/民間学童や塾/公設学童/学校など状況別
施設に依頼して解決しないなら、上のレベルか外部を巻き込みます。
6-1.いじめ加害者、低学年の親にコンタクトを取る
4章の通常対応の段階でも相手の親にも情報が行き、まともな親なら「謝ります」とコンタクトがあるので本来不要です。
あくまでも相手が言い出さず、施設も内部対応にこだわっている場合。
相手の親も悩んでいると思いますが、悩むのはその親と施設の職員なので、あなたは他人のことを考える必要なし。
さんざん通常の対応を要請した結果なら、理不尽なクレームでもありません。
まあ話してみて、
相手の子が発達障害(衝動性高いなど)で、本人に話してもダメ、施設で対応も不可能、相手の親も困っている
こんな状況なら自分が引くのも選択肢かもしれません。
直接話して分かることは沢山あります。
6-2.上のレベルへ移行する~学校と公設学童で効きます
担任
👇️
校長
👇️
相手の親の呼び出し
👇️
教育委員会
👇️
弁護士や警察
順番は前後します
「対応してくれないなら次はこうする」を匂わせるのも交渉術です。
多分上のレベルに行くのは施設としてもリスクも手間もかかるため、真剣度が増すでしょう。
真剣度を上げるために、パフォーマンスで怒ってるように見せるのも人を動かす技術。
解決したらまた仲良くしたらいいんです。
6-3.いじめ現場が登校班などで、低学年や高学年相手と話せる場合
普通に相手の子とコンタクトを取れる場合は、やれることがあります。
上から目線の脅すようなやり方は、相手の親との円満な解決の可能性を潰すのでやめましょう。
待ち伏せし急に出てきて一方的に叱るとかもダメ、あなたが不審者になります。
「うちの子が君に~されてるって聞いたけど、何があった?」
👆まずは親は知ってるをアピール
相手の話を聞いて、認めれば普通に話をしてOKです。
低学年ならこれで済みます。
話す内容は、相手がしらを切っても構わず、言うことは変わりません。
✔やられたと言う行為の悪い点
✔それについて我が子がどう思っているのか
✔いじめということ。
✔もし本当で繰り返すなら、親に責任をとってもらうこと
✔「いうなよ」とか口止めしたのが分かったらタダでは済ませない
など静かに伝えます。
次はこうなるを知らせ、やったらヤバイと思わせるのが目的
我が子にきっかけの原因がありそうなら、
「言うこと聞かなかったら放っておいて」
など、いじめ・意地悪するくらいなら関わらなくて良いを伝えましょう。
まあ相手によっては、さらに親が出てくることもあり得るので言い方には注意を。
学校などに対応を頼んだあと、自分でも解決したい場合こんな方法も取れます。
様子を見て改善されなければ、人を変えるのも有効ですよ。
父親に言ってもらい、マークされてると思わせるとか。
間違えちゃダメなのは、目的が「相手の意地悪をやめさせる」、別にこらしめる必要はありません。
懲らしめるつもりじゃないなら取る手段は合法的ですが、懲らしめるつもりだと相手の親が黙ってません。
6-4.いじめ現場が塾など民間学童クラブの場合
いじめられたと低学年の我が子が言ってる現場が、塾の延長の民間学童クラブの場合は厄介かも。
なぜなら相手は民間企業の営利団体、週5利用でお金をたくさん払ってる上客でなければ、子ども同士の関係調整なんか取り合ってもお金にならないから。
我が子が日頃から手を焼かせている場合はなおさら。
チェーン展開してるなら上に言えば可能性は上がるけど、よくある話なので適当にあしらわれるかも。
相手の子に関わるのがそこだけなら、場所にこだわる必要はないので、評判に☆1でもつけて辞めたらいいと思います。
事実だけ書き込んで誇張しなければ、名誉毀損になりません。
顧客を大切にしない施設はそんなことしなくても潰れると思います。
逆にとても丁寧な対応をされる可能性もあり、民間学童クラブは差が激しいので分かりません。
一方で公設民営の学童とか、民間で助成金をもらっている施設なら役所が上位なのでそこに言ってみるのもあり。
7.いじめ・意地悪キッカケでも、低学年のうちから育てる視点
自分の子にいくらか問題がある場合、相手が悪いとしても、我が子の問題は放置できません。
からかって相手を怒らせるとか、勝手な振る舞いを嫌がられたのが原因だった👈よくある話。
こんなのを放置してれば、上級生になったとき加害者になるかもしれません。
また被害に遭ったら
- 言い返す
- 親に言う
- 逃げる
我が子が性格的に取れそうな行動、まだ無理だけどいずれできそうなことを教えるのも必要。
「気にしなくていいんじゃない?」は、放置と変わらないので、他のことを教えたほうが良いです。
ナビ図は、いじめられた時にどのような行動をとったのか、それといじめが短期化したか長期化したかの関係を表す図です。
「泣いた」「逃げた」という選択肢を答えた者は、長期化している割合が高いことがわかります。このデータは、いくつかの解釈が可能です。
何かしらのリアクションが見られることで、いじめっ子を満足させ、いじめをさらに継続する楽しみを与えるということになるのかもしれません。
また、「やめて」と言わなそうな子があえて狙われているため、「泣いた」と答えてしまう子どもが長期的にターゲットに選ばれている結果なのかもしれません。
ストップいじめナビ
7-1.やり返せはダメですよ
たまにいじめ被害に遭った低学年の親が、いろんな思いをハショッて
と教えてるけど、これは年齢が上がれば加害者になる教え方。
これを家で言われてる子を何人も見てきたけど、ほぼ全員が単なる乱暴者になってました。
通りすがりに手が触れたかの程度の接触に、後ろから急に叩く。
聞いてみると「ぶつかってきたからやり返した」
相手の子は当たったことにすら気づいていないから、「急に叩かれた」となる。
👆️こんな「暴力を振るう側の子」を作るので「やられたらやり返せ」は教えちゃダメ。
特に学童や学校では「暴力は何があってもいけない」と教えるので、その指導の邪魔です。
「やられたら〜」を言った時にハショッた思いはきっと、
✔強さを身に付けてほしい。
・・なら伝え方は他にあるはず、よく考えてほしいと思います。
7-2.言える強さを少しずつ~低学年のうちでも理解できることを教える
意地悪や悪口・いじめっぽいことを上級生にやれれば、低学年は怖くて言えない。
「仕返しを恐れて言わない・言い返さない」👈が1年生同士でもあります。
でも加害者にはやったら言われると思わせた方がよいので、言い返せる強さを身に着けてほしい。
そのためには、関わる大人や親の「必ず守る姿勢」が必要です。
それを満たした上で、怖がっての「相手に言わないで!」は説得した方がいいです。
仕返しされたら、それも言えば何回でも対処してあげる。
「先生に言うぞ」って言いな、はいじめを受けてるのが低学年のうちは効果的。
ただ怖くてその場で言い返せないもあります。
大人が思ってるより、子どもの力関係は大きなもの。
だから、その場で言い返さなくても「親か先生に言いな」と教えましょう。
7-3.いじめられたと感じた時、低学年のうちから行動の幅を増やす
教えることは日常的な対応方法、逃げ方は多分自分で学ぶのでそれ以外。
- 相手を見ない
- その場を離れる
- 相手が普通の時だけ答える
いろいろありそうだけど、大人に言うのが基本だと思います。
7-4.発達の支援やコミュニケーション力/対処力
- コミュニケーション力が弱い
- すぐに手が出る
- 全体への話が全く理解できない
- 集まるのがいつも一番最後
学校や学童、保育園など集団ではハッキリと見えても、家では分からないことって多い。
聞けば先生も、言葉を選びながら教えてくれるでしょう。
わが子の課題は何か?必要なことは何か?
または集団内でうまくするのはあきらめ、個性と考えるか。
どちらにしても、先生や指導員に日頃の様子を聞くのが第一歩ですね。
8.いじめ問題、低学年の子どもの親ができる対応6段階のまとめ
わが子が巻き込まれた「いじめ・意地悪」を受けた場合、低学年のうちに親が対応できること。
冷静さをもって、できることを試していきましょう。
教師用ですが、何を教えたらいいか?の目安になると思います。👇
現場では、「いじめかどうか」の判断をして対応などしない。暴力や冷やかしという事実に対応するのだから、今のいじめの論議の無意味さは現場では誰でも知っている。しかし、誰も問題提起はしない。
アマゾンレビューより
著者の言うように、かつて「いじめ問題」はなかった。それは暴力や嫌がらせという事実に対応する生徒指導上の問題にすぎず「いじめ問題」とは言わなかった。それを1985年頃から「いじめ」と呼称することによって、学校内で起きる問題が「いじめかどうか」という判断に委ねられ、判断ミスが生じるようになってしまった。
いじめ指導24の鉄則 | ||||
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