暴力的な子(主に6歳~7歳くらいの学童期の小学生)への対応
学童クラブでは、暴言を吐く子や暴力的な子どもがいます。
実態を知らないと信じられないかもしれないけれど・・
「片付けましょう」、「外遊びはおしまいだから部屋に入りましょう」こんな切り替えが必要な場面に
いけないことをしているのを注意すると超抵抗して大人を叩く、その辺の物をぶちまける
こんな感じの大人への暴言・暴力行為が学童クラブでは一定数存在します。
その対応に現場職員はとても困り、
- 力でねじ伏せる
- 諦める
- 悩みすぎて仕事を辞める
対応方法を知らずにこんなことになる支援員も0じゃありません。
また子どもに対しての暴力も同様で、
●人の使ってるおもちゃを知らずに使っちゃって「返して!」相手の子が手を伸ばすと
って言いながら叩く、顔を押す。
●ケンカをしてる子どもたちの中に関係ないのに首を突っ込んできて、自分の正義感で急に叩く
●チーム遊びでミスした子を罵倒し、それが原因で負けようものなら叩く、蹴る。
●じゃれ合いからたまたま相手の子どもの手が顔に当たったのを、力強く振り払って相手の顔を殴る。
世間の小学生のイメージは、言うことを素直に聞いて手出しなんてしない、が一般的かもしれませんけどね。
私が仕事してきた学童クラブ20年生活の中で、怪我した同僚は数知れず、骨折して入院した人までいます。
人の持つ攻撃性は本能の働きによるもの。
だけど人間は同時に理性も育つので、いつまでも攻撃性を表してると、同年代の中でも子どもは浮いてきます。
家庭では暴力的な子どもの親として、相手の家庭への謝罪も増える。
小学校や学童クラブなんかのたくさん子どもがいる場所だと全体の雰囲気にも関わる。
その子自身もだんだん相手にされなくなってくる。
こんな感じの悪循環しか産まない暴力的な子どもへの対応について、私の長年の学童クラブの中で出会った子達の事例も交えてお話していきます。
「なぜうちの子はすぐに手が出てしまうのか?」
allaboutより引用
「どこから暴力を学んできたのか?」と悩み、現場では「叩いちゃダメ」と叱責するものの、一向に変わる気配なし……。
- そもそも人の持つ攻撃性とはなにか?
- 暴力的になってしまう原因
- 人を攻撃せざるを得ないその子の理由
- 大人としての対応ダメな関わり方
- 暴力行動を直接なくすアプローチ
- 暴力的になる原因へのアプローチ
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
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