0.民間資格は役に立つ?
このページで紹介しているのは「民間資格」、早い話が国家資格でも公的資格でもありません。
その資格がないと仕事ができない、医師資格のようなものじゃありません。
といったところで、あなたが資格を取りたい理由はなんでしょうか?
①資格を取ることで就職に有利になりそう
②独立のため肩書きがいる
③知識を得たい
名前だけで何の役にもたたない資格を「①資格を取ることで就職に有利になりそう」の理由で目指すのはやめましょう。
知識を得たいために勉強するとき、いろんな本を読みあさっても時間がかかることがあります。
その点、系統的にカリキュラムが設定された資格試験を目指して行うと、だいたいその分野の基本部分が押さえられるので効果的です。
独立のための肩書きや自分のブランドを高める目的なら、「自分への投資によってコストを回収するつもり」ならよいと思います。
世の中には、資格ビジネス的なものが溢れています。
資格取得には時間もお金も必要なので、やり始める前によく調べてくださいね。
ここでは各種資格を、それら判断材料となることを目指して書きました。
おすすめはしておらず、あくまでも中立な情報としているので誤解のないように。
詳しくはこちらの記事もどうぞ👇️

1.ベビーシッター・ナニーの資格とは?
ベビーシッターは基本的に、なんの資格がなくてもできる仕事です。
究極的に言えば、信頼さえつかめれば個人でも契約をとって営める。
子どもの対象は赤ちゃん~利用者によっては小学生高学年など家政婦さんみたい感じで、ファミリーサポートやヘルパー資格の子どもバージョンのようなものと考えてよいでしょう。
資格の有効性ですが、
利用者はどこの馬の骨とも分からない、知り合いでもない、技術や経験の有無も分からない人に、大切な我が子は預けませんね。
だから信頼を得てお子さんを預けてもらうために、ベビーシッター系資格を取得してアピールするはメリットがあります。
利用者がその肩書きだけで信用してくれればそれでok、後は相性や性格的部分。
資格は信頼を勝ち取るその入り口というわけです。
逆に保育士資格を持っていても、利用者に拒否されたらそれまで。

その程度の意味

またベビーシッター派遣元に登録する場合は、選考基準に「子どもについて、何かしらの資格を持っていること」が条件な場合がほとんど。
そこにベビーシッター系の資格が含まれてれば、保育士資格がなくてもOKになります。
登録と共に研修の一環として、自社の研修などを受けてもらって認定資格として発行しているところもあります。
また「認定ベビーシッター」など資格を取るのは、
- 仕事についての理解が深まる
- 自信がつく
- 子どもの安全に繋がる
という意味では有効ですが、残念ながら社会的な価値はほとんどありません。
お金を払えば数ヵ月で必ずとれてしまうような代物だからです。
このような理由から、無理に資格をとるのではなく、派遣元などに登録してから内部の研修を受けるだけで十分と言えます。
登録すらできない場合は残念ですが採用してくれるところをなんとか探して入り、経験を積みましょう。
人手不足なので性格や人格的で採用されてどこかに入り込めればそれが職務経験になり、他のところでも働けるようになります。
無資格・未経験で働きたい場合に、民間資格だけ持っていても役に立つことはありません。
子どもについて専門的に仕事をするならベースとなる保育士資格なり、幼稚園教諭なりの国家資格をいずれ目指すことが必要です。
2.「認定ベビーシッター」〜一番知名度のあるシッター系の資格
社団法人全国ベビーシッター協会の主催の、ベビーシッター系では最大手かつ知名度がある資格です。
資格のカリキュラムは実技入り+講習受けるのに経験が必要なので、ベビーシッターとして「一定水準以上の能力」を保有しているとみなされる。
・・と言われています。
認定ベビーシッターの取り方
費用と期間
✔講座への参加は一般も可能で無料、テキスト代3500円程度
✔認定試験12000円程度、初回登録4000円、5年後に更新(一度だけ)
カリキュラム
こちらを参考にしてください👇️

2日の研修ですが、フルで詰め込まれているので内容は良いものです。
講座自体が無料というのもGood。
認定ベビーシッターについて一言
勉強のために講座を受けるならコスパはよく、ベビーシッター関連資格としてはよく知られていて内容もOK。
ただ資格を名前目的で取っても、就職に有利になる訳でもないため、意味はありません。
また実際に働くにはベビーシッターの派遣元に登録しないとお客さんが取れないので、これだけでの独立は無理だと思います。
ファミサポなどをやる上で、追加の知識などには使えそうです。

3.ベビーシッター(JADP認定)
通信講座大手の日本能力開発推進協会(JADP)が認定する民間資格。
子育てに関する基礎知識や子ども教育に関する職業能力、保育マインドに関する基礎知識、子ども教育に関する職業能力の程度を審査されます。
認定資格ということで、取得してもあくまでも泊がつくレベルまで。
ベビーシッター(JADP認定)のとり方
費用
✔受験料5600円
✔一般的な講座は48000円くらいで4ヶ月目安(通信のみ)
カリキュラム
子育てに関する基礎知識
・年齢別育児ポイント
・保育マインド
・家族とのコミュニケーション
・障害児保育
・ベビーシッターの基本姿勢
・子どもの病気の基礎知識
・知育
上記の範囲を通信講座で履修します。
JADPのベビーシッターについて一言
通信のみのオーソドックスな講座。
DVDでの学習もあるため、本だけでの勉強よりは分かりやすく、質問制限なしなどのサポートもあるようです。
ただし受ければ誰でも取れる資格、試験も自宅で受けられるため、合格率70%はどうにでもなります。
そのため資格自体には価値はなく、これだけあっても仕事はできないし、就職に有利にもなりません。
知識と自信を得るために勉強する場合のみ、意味が出てくる資格です。

4.ベビーシッター技能検定
よくありそうなベビーシッター資格で、一般社団法人 日本医療教育財団が行っています。
資料持ち込みOKの60分ペーパーテストを受け90点で合格ですが、そんな資格は取っても役に立ちません。
しかも取得過程で勉強するわけでもないので、何のための資格か意味不明。
まあ一応紹介だけしておきます。
技能認定の取り方概要
●ペーパーテスト60分のテストを受ける
費用
●受験料3000円
ベビーシッター技能認定に対して一言
資格自体が無意味かつ2022年6月現在、試験に申し込みすらできない模様。

5.ポピンズナニースクール・ポピンズナニー検定
「ナニー」はイギリスが発祥の職業と言われ、家庭訪問型の保育サービスを提供する、乳幼児教育や保育のプロとして働く人を指すそうです。
イギリスではベビーシッターと違い一時的に子どものお世話や家事をするのではなく、数年単位の長期契約が一般的ですが日本では聞きません。
実際に定義も曖昧で、日本だとベビーシッターと変わらず。
名称の珍しさから「日本ナニー協会」という資格ビジネスっぽい団体が数年前にありましたが、新型コロナウィルスの影響で淘汰された模様。
2022年「ナニー」と名のついた生き残りは株式会社ポピンズがやっている公開講座のみ。
講座はポヒンズで働いている方だけが対象でなく、広く公開されています。
子育て経験て子ども関係の仕事をしようとしている方、新米ママ、シッターを仕事として模索している方など幅広く役に立つ知識を講座形式で学べるようです。
取り方
取り方と言うより難易度別の講座を受けるだけで、修了しても資格がもらえるわけじゃありません。
カリキュラムは各級で10~18時間設定されています。
費用とカリキュラム
各級により1万円~7万円

ナニー検定について一言
ポピンズ内部で取得した場合はアドバイザーへ進むなどのキャリアアップも望めるようですが、外部の人が受ける分には完全に勉強のための講座です。
個人的には2級までなら受けてもいいかな、という程度。
ポピンズで働いてなければ、一級の育児コンサルタントなんて使い道が分からない物に7万も払うなら、時間とお金の用途が他にいくらでもあります。
カリキュラム内容だけ見たら、子育て支援員研修を受講した方がはるかに有用な気がします。

6.ベビーシッター、ナニーの資格まとめ
いかがでしたか?
ベビーシッター系の資格はそもそも少ない上、取っても意味がありません。
勉強のためにポピンズナニー検定とか受けてもいいですが、子ども関係の仕事をしようとするなら、一番のおすすめは保育士の資格です。
どこにでも通用するのに、本気でやれば学校に行かずに独学でも数ヵ月で取れるのがおすすめの理由。
しかしそれでも受験資格には高卒や大卒などが必要で、高校中退した方は苦労します。
そういった方ほどベビーシッターなどのすぐ取れるような民間資格に走り、
取った後に「意味ないじゃん」と、お金や時間を無駄にする傾向にあるため気を付けましょう。
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