イライラしてて怒りっぽい反抗的な子どもが非行(行為障害)へ至るルートを断ち切る
保護者・子ども施設職員は、ちょっとのことですぐにイライラ・怒りっぽい子を見ると、幼児は大目に見ても小学生だと「将来大丈夫かな」
ちょっとのことで怒りっぽくイライラする子は、低学年のうちから友達トラブルも絶えず、暴力や暴言など困った行動も。
幼児〜小学生低学年くらいの「あいまいな不安」は、思春期になると引きこもりや非行・いじめなど「具体的な困難」に一定数つながります。
行為障害〜非行は人格障害につながる小学生くらいの前段階の状態は反抗挑戦性障害と言われます。
そこから非行や人格障害に移行するかは、大人の関わりにより大きく左右されるので、
学童クラブくらいの反抗挑戦性障害を知り、子どものイライラへの正しい対処を知ることで、その後の行為障害への道を断ち切ろうというのがこの記事のテーマです。
反抗挑戦性障害などをすでに知っていて、対応方法だけを知りたいかたは3章へどうぞ。
- 反抗挑戦性障害➔人格障害へ至る
- イライラの原因は何か?
- 正しい知識をもっての対応
- 具体的に関わる時の細かいテクニック
- 基本的は"問題なし状態での対応"
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)
- 1.反抗挑戦性障害とは
- 2.イライラから行為障害への道を断つ
- 2-1.悪循環がある
- 2-1.断ちきるために知っておくこと
- 3.理解しておくこと
- 3-1.脳の機能について
- 3-2.子どもの理解度
- 3-3.成長途中の葛藤や心理
- 4.具体的な対応
- 4-1.約束
- 4-2.その場での対処
- 4-3.ほめる
- 4-4.SST
- 4-5.駄目はダメ
- 4-6.やる気を引き出す
- 5.まとめ