【街コロ】レビュー~学童クラブや子どもと遊べる超オススメカードゲーム
「街コロ」はお金を使って街を発展させていくカードゲームで、学童クラブ勤務経験20年以上の私が、家庭などでも小学生へ自信をもってオススメできる人気オモチャです。
「街コロ」が発売されたのはけっこう最近で2012年、拡張版も2014年という新しいゲームです。
建築物カードをコインで買うと、サイコロの出目でカードの効果が発揮されて、コインが増えたり減ったりします。
建築物があるほどコインが増えやすくなる投資的ゲーム。
正式ルールだとコインを集めて街のランドマークを建設してクリアだけど慣れるとすぐに終わるので、限界までコインを増やしていく遊び方が学童クラブでの遊び方の主流。
飽きてきても安い拡張版もあるから、長く遊べます。
また「街コロ」はサクッと遊ぶ感じじゃなく、ある程度の時間がある時に集中して楽しむ感じのおもちゃ。
お金系のゲームは「お金がたまるハンバーガー屋さん」を紹介してますが、それよりは遥かに戦略的なゲームです。
ジャンル | 稼いで街作り系 カードゲーム |
人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分~ |
対象年齢 | 7歳~ |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)
目次【本記事の内容】
- 1.街コロの個人的感想レビュー
- 2.街コロの欠点と注意点
- 準備が手間
- プレイ時間が長め
- 攻略法がある
- ヘタレやすい材質
- 3.アマゾンなどでの口コミ
- 4.遊び方やルール
- 5.拡張版とアレンジルール
- プラス・シャープ
- 街コロ通・レガシー
- 6.総評
1.街コロを学童クラブでプレイした感想レビュー
「街コロ」はお金を使って街を発展させていく投資系カードゲーム。
カードがたくさんあって複雑なんじゃ?って思いきや、かなり単純で使うのもサイコロだけ。
サイコロの出目で買った建築物カードの効果が発揮され、コインが増えたり減ったりします。
そのコインを使って建築物を買っていき、自分の街を発展させる。
街を発展させると、コインが手に入りやすくなってゲームが加速するループ。
最終的にコインを貯めて、特定の建築物を作ったらクリアという、商売の縮図みたいなものがこのゲームに入ってます。
コインをひたすら貯めたくなるけど、それだとなかなかコインは増えない。
コインは減るけど建築物を増やした方が、結果的に早くコインを増やせるって言う投資的考え方や、先を見通す力がゲームを通してでつくかもしれません。
持ちコインを使って建築物を増やすのは、自分のタイミングでいつでもできます。
他のプレーヤーの出目によっては自分のコインを払う場面もあるけど、持ちコインが足りなくても借金にはならず0までで済むのがミソ。
わざと手持ちコインを少なく保つ戦略が有効です。
コインを貯めて高いのを買うか、持ちコインをいつもギリギリにして支払いを踏み倒すとか、いろんな戦略的をとれる。
性格が出るかもしれません。
お金を稼いで楽しむ系のゲームは「お金がたまるハンバーガー屋さん」を別で紹介してますが、「街コロ」はより戦略性が高くて学年が上がっても飽きずに何回もプレーできます。
それでも飽きてきてガーム自体が放置されるなら、
- 「街コロプラス」
- 「街コロシャープ」
という拡張版もあるのがGOOD!
学童クラブみたいな子どもがたくさんいるところで、かなり長く遊べて楽しめる、超オススメなカードゲームです。
学童クラブで子どもたちが遊んでる様子を見ると、いつでもクリアできるくらいのコインを貯めた上で、限界までコインを増やしていく遊び方が楽しいみたい。
「俺、街コロで100コイン貯めたぜ!」みたいな報告をしに来る子もいます。
この遊び方だと初期で入ってる「1コイン」「5コイン」「10コイン」だとすぐコインが足りなくなるので、追加で「20コイン」「50コイン」「100コイン」なんかを作ると喜びますよ(^^)
幅もありますよ
2.街コロのデメリット
楽しい街コロですが、いくつかのデメリットもあるので、この章でお話していきます。
準備が手間
人数より通常施設のカードが多すぎるから、準備に手間がかかるのは面倒です。
始めから各施設を少な目にしておくのが◯。
また拡張版だと使われないカードと使われるカードが決まってきます。
サクッとできないのはデメリットかも
「ちょっと5分だけ街コロやろうぜ!」みたいにサクッとできないのはデメリットとも言えます。
準備で5分かかります。。
裏を返せばじっくり遊べるってことだけど。
街コロには攻略法がある
通常版だけだと攻略法があります。
だいたい下記の組み合わせのカードをいち早く集めた人が、コインを荒稼ぎしておしまいになるパターンが多いです。
サイコロの出目で7が確率的に多いから、そこをついても攻略できちゃうのが上級者には物足りない。
特に「7の目のチーズ工場」と、「2の牧場」を限界まで集めると、7が出るたびに108コイン貰える👈ゲームバランスの崩壊・・
アマゾンレビューとかでヘビーユーザーが⭐️1をつけちゃう理由はこれです。
ゲームバランスは難しいですよね。
これは鉱山、小麦畑、牧場の使う初期枚数を始めから3枚しか出さないみたいに制限することで少し改善されます。
まあ学童クラブくらいで、「限界までコインを増やすルール」でやる分には問題ないけれど。
年齢が高くなったらプラスやシャープといった拡張版を入れると時間が延びるけど戦略が増えるから、問題は少しだけ解決されます。
知らなかったにゃ
カードがヘタレやすく、コインも悪くなってくる
街コロのカードは言ってみたら「紙のウノと同じ材質」なので、そのままだと端がめくれたりします。
早めにスリーブに入れるのがオススメです。
コインも汗かきやすい子どもが頻繁に触ってると、厚い紙に紙が貼ってある形態なのでやはり剥がれてきます。
コインはダメになったら、別で代用が必要になります。
エポック カードスリーブ レギュラーカードサイズ ソフト 110枚入 | ||||
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3.街コロの他の口コミ
私のレビューだけじゃ物足りないかたへ、アマゾンなど販売サイトのレビューをいくつか紹介しておきますね。
⭐️5
ボードゲームは幾つも持っていますが、こういうタイプのゲームは未体験だった為にかなり購入を迷っていました。でも、買って良かったです。
我が家は、私と小学校高学年の子供でやる事が多く、この街コロも2人でやってみました。
お互い楽しくプレイしましたが、街を充実させていくうちに、コインを増やしていくのが楽しくてランドマークの4つめをギリギリまで建てず、ランドマーク以外の購入出来る建物などを買い尽くしてから上がったのですが、二人プレイでもコインが足りなくなりました。
それで、急遽購入コストとしてはもう動かさずに済むコイン分のみを紙に正の字で書き記ししのぎました。
アマゾン
👆コインが足りなくなる遊び方ですね(^^)
⭐️4
ルールが簡単なので小さなお子様でも理解ができる反面、鉱山のカードがぶっ壊れ性能だったりパン屋が明らかに弱かったりするので戦略の余地が少ない気がします。(運と戦略のバランスは永久命題ですよね)
(中略)
よくできたゲームだと思います。所要時間は一緒にプレイする人に大きく依存します。慣れた人同士だと30分もかからないでしょうが、お子さんやボードゲーム経験の薄い人などとやると1時間以上かかります。
色々なボードゲームをやっている人からするとあまり面白く感じないかもしれません。
一方でボードゲームをあまりやったことがない人や小学生のお子さんなどと遊ぶにはうってつけのボードゲームだと思います。
特にお子さん向けには、確率や四則演算の勉強にも使えると思います。
アマゾン
⭐️5
小学四年と六年の次男三男がはまって家族四人で年末年始何回もやりました。
四人までなのであと二人位増やしてできるといいですね。
同時に赤いガードを持っている場合どうするのか分かりません。プラスとシャープも買いましたが、シャープはあまり使っていません。
アマゾン
本文が長かったので載せてませんが、レビューには⭐️1も少しありました。
攻略要素が拡張版なしの街コロ通常版には実はあって、それを見抜けるガチ勢には物足りないみたいな理由です。
まあ上の口コミにもあるように、私のサイトは学童クラブ向けなので小学生がやる分には全く問題ありませんよ。
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長いのでここで休憩
続きはルールや遊び方について
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