子どものやる気を上げ下げするご褒美と罰の間違った使い方とは
ご褒美か罰で子どものやる気を引き出す行為、大人はよく考えますね。
それに関係する心理効果は「エンハンシング効果」、逆に無くすのは「アンダーマイニング効果」と言われます。
アンダーマイニング効果とは、ご褒美をあげるとかえってやる気がなくなるもの。
例えば楽しんでお手伝いをやっていたところにご褒美を出すと、ご褒美目当てになって、それが出なければやらなくなるといったもの。
逆にやる気を出す「エンハンシング効果」というのもあります。
この2つの効果を踏まえて、やる気を無くさず出してもらう働きかけは
✔短期的なご褒美は出さない
✔好きでやってるものに、安易にご褒美は出さない
✔長期的に頑張ったご褒美は、習慣化に結びつきやすい
✔罰よりはご褒美
✔ご褒美は能力よりは過程を褒めることやや存在承認
やる気は心理学的には動機付けといいます。
子どもに毎日のように接しているあなたが、それを引き出す方法・なくす方法を知ることで、
子どもが自分で納得して自主的に学ぶ態度を身につけるなど、好ましい方向に促しやすくなるでしょう。
またそれに付随した疑問「褒めるのと罰を与えるのはどちらが良いか?」についても、
元東大研究者、学童クラブ20年以上の経験者である私がお話していこうと思います。
✔やる気を出すエンハンシング効果
✔やる気をなくすアンダーマイニング効果
✔ごほうびと罰はどちらがいいのか
✔年齢により効果のある方法
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
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