見守りって見てるだけでも監視でもない
「見守り」って言うとどんなイメージがありますか?
- 優しく見てるイメージ?
- 細かく注意するイメージ?
- 優しくも厳しいみたいな抽象的な感じ?
そう、
結論を言うと、見守りとは
●見てるだけじゃない
●あれこれ手出し口出しするのとも違う
●だけど放っておくのとも違う。
●年齢によって意味や方法が違う
例えばこんな話がありました。
私が学童クラブで働いていた頃、子どもたちが遊んでるのを突っ立って見てた大人に、高学年くらいの子どもが近寄ってきた。
いつも僕たちを
見張ってるよね~
見てた人は見守ってた"つもり"で、頭の中ではいろいろ考えてたかもしれないけど、多感な高学年の子にとっては
みたいだなあ
まあ子どもだから冗談半分で言ったとしても、日頃思ってたことが素直に口に出たんでしょう。
言われた保育者はビックリしたそうです。
これが「見てるだけの例」
またそれとは違う話、私が子どもを連れて公園で遊んでたら、
近くで自分の子が友達と、砂場で遊んでるのを見てるお母さん
服を汚さないの!
何やってるの!
子どもが何かするたびになんか言う。
だんだん言葉遣いが荒くなり、
いつもそんな感じなのか、聞く耳持たずに繰り返しているその子たちは小学生。
だけど何やってるのか見ると、せいぜい砂場でくつを脱ごうとしたり、長ズボンでヒザ立ちになって汚れる程度。
これが「過度な介入」の例。
見守りと言っても人によって様々なので、学童クラブくらいの小学生への見守りの方法やマインド、介入のポイントや方法までお話ししていこうと思います。
✔見守りって見てるだけじゃないこと
✔正しく見守るにはマインドを整える必要
✔年齢別に見守りの考え方が大きく違う
✔いろんな子がいるときの見守りの注意点
✔介入のしかたやタイミング
✔介入したら見届けること
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
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