【ウミガメの島】レビュー~学童クラブに人気のオススメ子どものボードゲーム
「ウミガメの島」は秀逸な周回型スゴロク。
学童クラブで一緒にやりながら見てると、計算があるから一年生でも2倍・3倍などの算数概念を、遊びで繰り返すうちに自然に理解します。
ウミガメの島はメビウスゲームから出ていて、元は1974年にラベンズバーガー社(ドイツ)が出したゲーム「冷たい料理の熱い戦い ( Die heisse Schlacht am kalten Buffet)」のリメイクです。
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)
目次【本記事の内容】
- 1.【ウミガメの島基本情報】
- 2.ルール・遊び方
- 2-1.基本ルール
- 2-2.目的とゴール
- 2-3.サイコロ
- 2-4.おんぶ
- 2-5.動画
- 3.素材感・口コミ・感想
1.「ウミガメの島」の基本情報
「ウミガメの島」を簡単に一言で言うと、一周したら得点が入る系のスゴロク。
運か悪いと頻繁にスタートに戻されるので、得点が入る・入らないは運と戦略が必要です。
おんぶルールが他のプレーヤーとの駆け引きを楽しくします。
ウミガメの島 Mahe (ボードゲーム カードゲーム)ジャンル | スゴロクゲーム |
人数 | 2人~7人 |
定価(参考) | 2800円 |
プレイ時間 | 20分くらい |
対象年齢 | だいたい6歳~ |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
2.【ウミガメの島】の基本ルール・遊び方
「ウミガメの島」の基本のルール
一周21マスのコースを、サイコロを振って回るゲームで、一周したら得点が入ります。
1個ずつサイコロを振って、
✔1個➞ 出た目進める
✔2個➞ 出目の2倍進める
✔3個➞ 出目の3倍進める
✔ただし、合計の目が8を超えたらスタートに戻る。
出目を見て、1個で止める・2個降って止める・3個目を降る、自分で決められます。
3個目を振って7が出たら一度で一周できるけど、うまくいくかどうか・・
運と計算が絡むゲームです。
準備
●スタートはイカダです。
●カードをシャッフルして裏返して真ん中に置きます。
●一番上のカードだけ表にしておきます。
●サイコロをふる順番を決めよう。
ボードの裏表で、昼と夜だけどデザインが違うだけでルールは同じなので、好みで決めよう。
ウミガメの島で得点を得るには
サイコロを振って島を一周すると、カードをもらえます。
(ウミガメが一周すると、タマゴを生む設定)
カードには何個のタマゴ(1~6)を生んだか描いてあります。
(本来のルールはカードを表にしておきます。ですが、個人的には運要素が高まる裏にしておくのが、子どもがやるときにはオススメ。)
カードがなくなったら盤面に7個のタマゴが描いてあるものを、最後に一周したプレーヤーが擬似的に取っておしまい。
そして合計タマゴの多い人の勝ち。
カメが7匹あるので、7人までプレイできますが、やったことはありません。
後でお話する「おんぶ」が頻繁に出てくるので楽しそう。
サイコロの振り方
絶対ルール
サイコロは1個ずつ振って、3個まで振れるけど、合計が8を越えたらスタートのイカダ行き。
①まず一個サイコロを振る。
絶対ルールは8だから、一個振った時に越えることはない。
一個降振っておしまいなら、その数だけカメを進めて次の人。
1個振ったけど、出目が1や2なら2個目のサイコロを振っても8を越えない確率大。
2個目のサイコロを振って7までなら、出目の2倍進めます。
さらに3つ目のサイコロを降るかどうか?
迷うポイント・・と言うのも、3つ目を振って合計が8を超えなかったらまでなら出目の3倍進めるから!!
ウミガメの島は一周21だから7×3=21、ちょうど一周できます。
おんぶのルール
カメは道中に違うカメと同じマスに入ると、後から来た亀がおんぶしてもらいます。
一番上のカメが超恩恵アリ。
- タマゴを取れる
- 下のカメの番で、サイコロをいくつ振るかは上のカメが決める
👆下のカメは単なる運び屋に。
何匹も重なってるときは、自分より上のカメを連れていき、下のカメは置いていきます。
下の亀は自分の番で一周しても上の亀にタマゴを取られるので、ワザと8を超えたほうがいいけれど、そこも運が絡みます。
ウミガメの島プレイ動画紹介
短くまとまったいい動画があったので紹介します👇️
3.ウミガメの島について素材感、口コミ/感想
材質
盤面は四つ折りのしっかりしている紙製。
学童クラブなど子ども施設だと、透明テープを折れ曲がる部分に貼って補強すると長持ちします。
サイコロとコマは手触りの良い木製。
サイコロは無くなっても代用できるけど、コマは「おんぶ」できるようにぴったりめ作られていて、他の何かでは代用無理ねのでご注意を。
遊び感
普通のスゴロクより2倍・3倍の計算があるからかけ算とか足し算を自然に学べます。
ゲームとしては一発逆転を狙って、見えている得点の多いタマゴを取るか?
二人だとちょっと寂しいけれど、4人以上などの大人数でプレイすると、頻繁におんぶが出てくるから気が抜けない。
どうやって他のカメを出し抜いて、見えてる高得点タマゴを取るか、
1とか低得点のカードは無理せずに、他に取らせて次のタマゴカードを狙うか。
(カードが表にするルールの時)
本来のルールはカードを表にしておきます。
ですが、個人的には運要素が高まる裏にしておくのが、子どもがやるときにはオススメ。
頑張って運にかけて、カードをめくったら「1個かよ」と盛り上がれるから。
おんぶされてるときに一周しても意味ないから、上の亀を道連れにするため8を越えるように願ったり。
6だけが出なければいいときに6が出て、見込みが狂ったりします。
戦略をたてつつ、それ通りに行かない運要素がいい感じです。
カード枚数もいい感じだけど、2人だと飽きてくるから、減らしてもいいと思います。
大人数でやるのが楽しいボードゲームですよ。
2022年5月2日に日本でレビュー★4
セットアップも簡単で、サイコロを振るだけなのにとても盛り上がれます!
アマゾンレビュー
友人と4人でプレイしたのですが、まさかこんなに楽しめるとは思いませんでした。大人数でプレイするとさらに盛り上がると思います!
ウミガメの島 Mahe (ボードゲーム カードゲーム)2022年4月19日に日本でレビュー★5
5歳の孫にも分かりやすく ゲーム本体も丁寧に作られていいます。難しいルールより単純でいいです。
早ければいいと言うわけでもないのでいいです。
アマゾンレビュー
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