子どもから大人まで楽しめるカードゲーム"ナンジャモンジャ"ミドリ/シロのレビュー
ナンジャモンジャ、平仮名でなんじゃもんじゃって変な名前のカードゲーム。
名前もなにも書いてない特徴的なキャラクターが描いてあるカードが何種類かあって、種類ごとに何枚も、全部で60枚が入っているだけのカードセット。
これが学童クラブで子どもに人気、シンプルな分、定番化しています。
公式のルールが一応あるけれど、いろんな遊び方があります。
この記事では、なんじゃもんじゃの公式ルールと、他の遊び方とも言うべきアレンジルールを主に紹介していきますね。
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)
目次【本記事の内容】
1.ナンジャモンジャ緑と白、値段や人数など基本情報
子どもから大人まで楽しめるカードゲーム"ナンジャモンジャ"ミドリ/シロ
公式では山積みされて引いたカードに、
✔初回なら名前を勝手につけて
✔2回目以降は、つけた名前を始めに言った人が勝ち
得たカードの多い人が勝ちのシンプル遊びです。
ジャンル | カードゲーム |
人数 | 2人~6人くらい |
定価(参考) | 1430円 |
プレイ時間 | 15分(公式のルール) |
対象年齢 | 4歳くらい~ |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆☆ |
2.ナンジャモンジャ緑と白の違い~カードが違う
ミドリとシロが出てるけど、いったい何が違うのか?
👉キャラクターが違うだけです。
子どもが頻繁に遊んでると、例えばこいつは「いちご三角鬼」とか、何回やっても名前が固定しちゃいます。
だから新しい風を入れるために、もう片方を導入すると新鮮さが出ます。
キャラが多くなるから、混ぜて遊んでもいいくらいですよ。
大人だと記憶力が厳しくなってきます。
キャラクターが違うだけ👆️
3.ナンジャモンジャのやり方と公式ルール
アレンジルールとしての他の遊び方を紹介する前に、通常ルールを紹介しますね。
3-1.ナンジャモンジャ公式のやり方とルール
①カードを全部裏返して積む
②順番を決めて始めの人が1枚めくり、初めて見るキャラなら名前をつける
表にした捨札の上に、どんどん積んでいきます。
一度出てきて名前のついてるのが出てきたら、一番に名前を言った人がカードをゲット
最後にカードをいっぱい持ってる人の勝ち!のけっこうなシンプルさ加減です。
カードもシンプルなら、公式ルールまでシンプル!
3-2.ナンジャモンジャのプレイ動画(外部)
ナンジャモンジャのプレー風景、外部動画を置いておきます。
4.ナンジャモンジャ他の遊び方
4-1.ナンジャモンジャの定番アレンジルール「しばり」
公式ルールに手を少しだけ加え、名前にしばりを入れます。
・動物しばり
・食べ物の名前を含めた名前
(もともと食べ物っぽい要素があるけど)
・参加者がみんな知ってる友達の名前にする(イジメっぽくならないようご注意)
何でもいいから、つける名前に制限をもうけるだけ。
20文字(ひらがなで)以上とか、いくらでもありそうですね。
4-2.ナンジャモンジャの「神経衰弱的」な遊び
ナンジャモンジャには60枚で全部の種類が5枚ずつありますね。
そこで、全部ひっくり返して神経衰弱をします。
イチゴリラみたいに、5枚全部見つけたらゲットは難しすぎるから全種類を1枚ずつ抜いて48枚にすると、2枚セット✕2になってやり易いです。
または抜かないではじめは2枚でたらとりあえずゲット、一度とられたのは残り3枚見つけたらゲットとか。
イチゴリラ(参考)
数字の枚数だけ同じカードがあるから、その枚数だけひっくり返してゲット。
ゴリラは5枚連続でひっくり返せないとゲットできない。
"ゴリラ"と"ゴリラっぽい人"とか、似たのがある!カードゲームです。
4-3.ナンジャモンジャの「ゴキブリポーカー」的な遊び
ナンジャモンジャは同じメンバーで何度もやってると初めこそ楽しみますが、次第に名前が浸透して"これはこの名前"と決まって飽きられます。
そんな名前が浸透した状態だと、ゴキブリポーカー的な遊びができます。
ゴキブリポーカーは8種類の生き物、なんじゃもんじゃは12種類。似てます。
手札を5枚ずつ、残りは山札にして裏にして積んでおく。
「これは"いちご坊主です"」と相手に裏返しにしてカードを差し出す。
「嘘です」とか、「ホントです」とか答えて、見破れば相手にカードを押し付ける。
押し付けられたカードは自分の前に表で並べ、同じ生き物が3枚集まったら負け。
ゴキブリポーカーの記事を参考にしてね。
4-4.ナンジャモンジャの「坊主めくり」的な遊び
カードごとに効果を決めておきます。
12種類あるから、そのうちの3種類くらいを坊主、姫、色壇に相当するものと決めてしまうと、坊主めくりそのものになります。
坊主めくりで、「坊主」が出てもスルーされないけど、ナンジャモンジャは忘れてしまってスルーしたら効果なし。
毎回決め直すと、その辺の混乱も楽しくなってきます。
あ、間違えた。これはさっき姫だったカードだ。
とかね。
4-5.ハリガリ的な遊び
ハリガリは、場に出ているフルーツの合計が
5になったときに真ん中のチンベルを早く鳴らした人の勝ち。
なんじゃもんじゃだと、カードを分割して参加者に配ります。
順にめくっていき、表になってるのと同じのが出た時に一番にチンベルを鳴らした人が
出てるカードをもらえる。
必要なのはチンベルだけ!500円で買えます。
4-6.そっとおやすみ的な遊び
トランプのうすのろと言えば分かりやすいかな。
ナンジャモンジャだとカードが多すぎるので、参加者と同じ数の種類カードを(5人なら5種類のカード×5枚で、全部で25枚)シャッフルして5枚ずつ配る。
真ん中にコインを参加者数-1個を置いておく。
順に時計回りに1枚、相手に渡していきどれか一種類が全部揃ったらさりげなくコインを取る。
誰かが取ったと気づいた他の人は、残ってるコインを取る。
とれなかった人の負け。
4-7.じじ抜き的な遊び
一種類あたり5枚あるので、1枚ずつ抜いてしまいます。
さらにある一種類は、さらに1枚抜きます。
タイトルから予想できましたか?
トランプのババ抜きです。
何がババか分からないから、じじ抜きといえます。
5.なんじゃもんじゃの感想とプレー感や使用感
材質・使用感
ナンジャモンジャのカードの材質は、ほぼ紙のウノと同じです。
公式ルールゲームの性質上、手に長時間持って遊ばないのと、同じメンバーでやってると飽きられるので、学童クラブなど子どもがたくさんいる場所でも何年もヘタレずに長持ちしてます。
でもアレンジルールが浸透して頻繁に遊ばれるようになると、端のほうがボロボロになってきます。
プレー感〜ナンジャモンジャを学童でやると
公式ルールでも楽しく遊べます。
大人数の学童クラブなどグループが固定しない環境だと、違う子を入れただけで名前が変わってくるので長く遊ばれます。
「いちご小僧」
「これは「いちごニつ目坊主」だよ」
みたいに訂正されたりして。
子どもの記憶力は侮れないので、大人は本気でやっても負けます。
だから普段は手加減しがちな大人でも、本気で手合わせできる対戦カードゲームです。
6.ナンジャモンジャまとめ
4章のいろんな遊び方は、なんじゃもんじゃ自体がシンプルな分、いくらでも思い付きますね。(思い付いてほしい!)
トランプの数字を使わないでできることは、
ナンジャモンジャでもできます。
トランプの数字を使っていても、単にババ抜きや神経衰弱みたいな、組み合わせで使ってるだけの遊びもできますね。
違う遊びをなんじゃもんじゃカードを使うだけで同じことをしてるのに、なにやら新しい遊びをしてる気になってくる。
この辺の魅力が「なんじゃもんじゃ」
公式のルールだけて満足するのはちょっともったいないですよ。
ありがとうございました
コメントいただけると
嬉しいです
学童クラブ支援員や保育士など、保育者の方向けプレゼント配布中↓
このサイトでは子育て情報や子ども心理などのほか、学童クラブ~保育園や小学校の子ども向けのおすすめの遊び/オススメ本をそれぞれ100以上紹介しています
見やすい記事一覧です
👉️地域・自治体別の学童クラブなど👈️
学童クラブに関するよくある疑問はこちら👇👇👇