嫌がる学童に何歳まで?学童クラブをやめるタイミング
結論として、「高学年の学童クラブはほとんどの場合必要ないので、自立へ向けた練習をしていこう」というのがこの記事の主張です。
※ここで言う学童クラブは塾のような民間学童でなく、自治体がやってる公的なものを指します。
✔ 小4の壁が困る。高学年でも学童に通わせたい!
✔ 我が子はどうしても心配
というのは、親の安心を優先して本人の思いを押し付けてるだけ・・かもしれませんよ。
高学年も通える公的な学童クラブはあるし、法律でも「小学生1年~6年生まで」とされています。
でも大部分の学童クラブでは、1年生を優先的に入れるように手厚くして、高学年は入れたとしても人数がとても少ない現状。
そう、学童クラブは基本的に低学年中心。
そんな状況下、もし高学年で入れる数少ない枠を突破して学童クラブに入所できたら、保護者は「あー、よかった」だけ。
ですが子どもにとっては大問題、しいては学童クラブの職員も大変な場合がとっても多いんです👇️
高学年の子にとって学童クラブは、
- 環境が幼い子向けでやりたいことと合わない
- 高学年にとって必要ない制限が多すぎ
- 下の子ばかりで友達がいない
- したくもない下の子の世話を期待される
👆こんな感じでストレスが貯まって荒れ、学童クラブ職員の悩みのタネという場合も少なくない。
このように高学年に学童クラブが必要ない理由や、むしろ高学年で学童クラブに通わせることで出てくる不具合について、詳しくお話していきます。
- 高学年の学童クラブが必要ない理由
- それでも必要な場合の、本人が無理なく通える条件
- 高学年の学童クラブの賢い使い方
- 高学年のの子は学童卒業後にどう過ごしているのか?
- いずれ来る自立へ準備すること
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)
目次【本記事の内容】
- 1.高学年の学童クラブは必要?
- 1-1.高学年の学童利用状況
- 1-2.うまくいってる?
- 1-3.運営がうまくいくケース
- 2.学童辞めた後は?
- 3.高学年学童クラブは不要
- 3-1.①環境が合わないから
- 3-2.②保護者と子ども思いが違う
- 4.学童クラブに側の事情も判断材料
- 4-1.保護者への働きかけ
- 4-2.支援が必要な家庭