4.子ども六法すごろくのルールや遊び方
簡単な説明や入っているものとか
- 対象年齢:6歳から大人まで
- プレイ人数:2~8人
- クイズはレベル1~3の3段階。
- 刑法 15問
- 刑事訴訟法 10問
- 少年法 5問
- 民法 15問
- 民事訴訟法 10門
- 憲法 10問
- いじめ防止対策推進法 5問
- 超難問クイズが8問
解説書に、全78問の解説が載ってます。
解説書の裏面に全部の答えが載ってるから、スゴロクのテンポはいいですよ。
子ども六法すごろくの遊び方
要はスゴロク、裏面はクイズなしの単純なものです。
書いてる内容は法律に関係してるけど、あんまり子どもは読まないので、個人的にはなくてもいい。
表面はこんな感じ。
普通のマス
クイズカードをにらめっこで負けたら渡す、レベル3カードを持ってたら3マス進む、みたいな指令があったりなかったり。
クイズマス
クイズカードを1枚引いて、◯×を答える。
正解したらカードがもらえて、左上⭐️の数が得点になります。
イベントマス
イベントカードを引いて従います。
イベントカードは5ポイントもらえます
超難易度クイズ
全8問あって、けっこう難しい。
んだけど、8問しかないからやり込んでると覚えちゃうかも。。
正解で⭐️5相当、不正解で一回休み
富の再分配イベント
サイコロを2回降って、出た目をみんなで話し合って分け合います。
法改正ディスカッション
全プレーヤーでルールの話し合い。
点数が一番低い人を勝ちにしよう!とか、多数決で決めちゃう
公共財購入イベント
みんなでクイズカードを出して、合計点が規定以上ならみんながクイズカードを1枚引ける
始めに出したクイズカードは回収されちゃう。
累進課税ゲーム
一番少ない枚数の人へ、みんなが1枚ずつカードを渡す。
課税ですね~。
ゴールしたら順位に応じてポイントがもらえ、取ったクイズカードの⭐️ポイントと合わせて多い人の勝ち!!
オプションのレベル3クイズ「異議あり申立て制度」
学童クラブくらいの子どもには難しいけど、レベル3のクイズを答えた人が間違ってる!って周りの人が思ったら使えるのが異議申し立て。
異議申し立てをした人が、ちゃんと説明できたらカードをもらえちゃうルール。
5.子ども六法の本の紹介もしときますね
子ども六法の、本の方はけっこう難易度高め。
「子ども」とついていても文字主体、法律の解説だからね。
読み仮名は全部にふられてるから、読もうと思えば読めるけど、読み込もうとする子どもは小学校4年生くらい~じゃないとあんまりいないかな。
でも好きな子は好きな内容、知りたい!を叶えてくれる本だと思います。
大人が法律の基礎の基礎を学ぶのに使ってもいいくらい、と個人的な感想です。
特に中学生、読んで損はないどころか人生が開けるかもしれない。
私も似たような境遇を経験したから、その頃に読みたかったなと思います。
筆者も子どもの頃いじめられてたそうで、その経験からくるのメッセージから強い思いが分かります。
本書の第7章(いじめ防止対策推進法)、巻末のメッセージ(いじめで悩んでいるきみに)を全文公開されてます。
子ども六法の目次
第1章 刑法
第2章 刑事訴訟法
第3章 少年法
第4章 民法
第5章 民事訴訟法
第6章 日本国憲法
第7章 いじめ防止対策推進法
いじめで悩んでいるきみに
作った人のインタビュー記事も紹介しときますね👇️
『こども六法』山崎聡一郎さんインタビュー 第1回 自分が欲しかった本を作ろうと思った
ちなみに私の経験した事の記事はこちらね。
【子どものいじめに親はどうする?】被害を受けた経験者が教えます
6.子ども六法すごろくと本について総評
子どものうちに法律に触れる機会ってあんまりないことですが、法律を知っていると場合によっては人生が開けたり、損をしなかったり、自分を守れたりします。
そんな法律を小さいうちから、遊びを通して身近に感じることができるのが子ども六法すごろくだと思います。
低学年でも遊びながら法律を学べるってのは、イベント用のDVDの他にはないでしょう。
子ども六法の本の方はさすがに難しいけど、それでも小学校高学年~なら理解できる内容。
子ども向けの法律の本なんて、今までなかったように思えます。
作者の山崎さんの信念から作られた、とてもいいものだと思います。
なによりも
- 低学年のうちは遊び中心~
- 年齢が上がってきたらその意味をちゃんと理解できる、
- 大人が読んでも勉強になる
くらい役立つ年齢の幅がすっごく広い。
値段以上の価値があるなって個人的な感想です。
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ジャンル | 法律スゴロク |
人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |