褒めると調子に乗って天狗になるのは褒める内容が悪い

"子どもは褒めて伸ばしましょう"って有名なフレーズだけど、いい褒め方をしてる人は多くない、相手が幼児でなく小学生ならなおさら。

家で下手に褒められてる小学生の子が調子に乗って天狗になり、他の子どもを下に見たりバカにするのは学童クラブで頻繁に見てきた光景です。

「調子に乗るから伸びた鼻を折ってます」なんて笑い話を親がしてくるけど、この「褒めて伸ばすと増長する」は褒める内容を間違えているから。

結論的な小学生の子どもの褒め方は、できないことが目立ってできるようになる幼児とは異なります。

小学生の褒め方の基本

●能力を褒めすぎてはダメ

●行動や心意気を認める感じで褒める

👆小学生への褒め方は「存在承認」に重きを置きます。

うまく褒めるにはあまり言われないけど「褒める目的」を知っておくのも有効です。

なぜなら保育士や学童支援員は、それを意識しているからこそ道を外れたマズイ褒め方をしないからです。

また比重は低いものの細かいテクニックも有効なので記事内で紹介しています。

具体的には

  • タイミング良く褒める
  • 名前をつけて呼ぶ
  • 共感的に褒める
  • 理解できるように褒める
  • 叱る場面で褒めない、など
ウソと褒め方

例えばいつもバカにされてて劣等感を持っている子に対して、"自信をつけて欲しいな"と常々思ってたとします。

その子がたまにかけっこで一位になった時、ここぞとばかりに「足速いんだ、知らなかったよ、すごいね~」と褒めちぎってみたら。

そしてその子が自分よりも足の遅い子を「俺の方が足が速いから偉いんだ」みたいに見下し始めたらどうでしょうか。

・・・「なんでそうなるかなあ」ですね。

こうならないための上手い褒め方、気になる方は読み進めてみてくださいね。

この記事を読むと分かること
  • 褒める目的を考えたことありますか?
  • 褒める内容は◯◯
  • 褒めたら増長しちゃう理由
  • 天狗にさせない褒め方
  • 褒めるタイミング
  • うまい褒めフレーズ
学童〜小学生の子どもの褒め方
当サイトについて

はじめましてジャムと言います。

もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究
をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。

以来20年以上
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。

そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の

  • 疑問
  • 不安
  • 分からない

を解決することでアナタが幸せになり
子どもに良いものが帰ることを願い
このブログを運営しています。

現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。

家では2人の子どもを育ててますが
とっても安定してますよ(笑)

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