学童クラブ内のトラブルの責任は施設と保護者それぞれに別次元の責任がある
学童クラブで子どもの起こしたトラブル、育成時間内の事故やケガ・ケンカ・物が壊れた・無くなった。
こんなときの責任って子ども?保護者?それとも学童の職員?
どこにあるの?
具体的にどうするの?
これってけっこう根本的なよくある疑問。
この記事では施設職員向けにお話していきますが、保護者にとっても有益だと思います。
なぜなら・・
どうなってるの(怒)
あなたが保護者でこんな記事を読んでるってことは、何かトラブルがあって困ってる状況かもしれないので、
「施設としての対応や考え方はこうなってる」または「こうあるべき」というのが分かるから。
この記事でお話している「学童クラブとしての責任」を施設側が果たしていないとなれば、強く出ても良いと思います。
ただ法的に厳密な内容の記事じゃなく実際に訴訟にまでなると違うと思うので、そこまでいかないような日常的に多く発生する事例についての話です。
例えば
●学校から学童クラブへの送迎中、車で移動してて事故ったとかは施設の責任。
●出したおやつで食中毒になれば施設の責任。
●学童クラブ室内でヤカンでお湯沸かしてて、子どもがひっくり返して火傷したとかも、危機管理ができてない施設の責任。
でもこんな責任が分かりやすいものは少なく、子どもの起こすトラブルがとても多い。
- 子ども同士のトラブル
- ケンカで怪我した
- 悪口やなんかで心理的なダメージを負った
- 物の貸し借りで物を無くした
- 置いてあった人のメガネを踏んずけた
これらは仮に学童クラブじゃなくて、道端で同じことをしたんなら基本的には親の責任。
親がその場にいなくて、見てなくても。
預けている最中のとらについて、学童クラブと保護者それぞれに別次元での責任があり、果たすべき役割がそれぞれにあるので、
以下で詳しくお話ししていきます。
- 学童クラブとしての責任範囲
- 保護者としての責任範囲
- 施設も保護者も責任は割合で負う話
- 個人の責任か、施設の責任か
- 学童クラブのリスクマネジメント
- クラブが果たすべき責任とは?
- 仲介役としての施設の役回り
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
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