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学童クラブの責任範囲-子どもの起こしたトラブルや対応の記事の挿入画像

目次【本記事の内容】

1.トラブルの責任はやはり保護者

子どもの起こしたトラブルに対して、責任の範囲について書いておきます。

また施設としての対応はこうなっているということを、保護者の方にも知っておいて欲しいと思いこの記事をまとめます。

法的に厳密な内容の記事ではなく実際に訴訟になったら違うかもしれませんが、そこまでいかないような日常的に多く発生する事例についての話となります。

学童クラブ内で子どもが起こしたこと、例えば他の子に怪我をさせたとか、物を壊した場合には基本的には子どもとその保護者の責任になります。

支援員や施設として、防げる事故や他害を察知して止めたり、必要な指導を行う、子ども同士の不適切な関係に気づいて介入するなどの対応は通常の仕事の範囲なので、その部分で不手際があり"なんで見てくれないんだ"と言われたらお詫びをするしかありません。

しかし突発的に子どもが手を出したとか、前触れなく物を投げて他の子に怪我をさせたなどは全てが支援員の責任範囲とするのは無理があります。

相手は行動が予測できて止められる乳幼児ではなく、俊敏な小学生で力もだんだんついてきています。そのため察知しても止められないことはとても多くなります。

(手を出す傾向のある子はマークしたり特に指導をされていると思いますが、そういった手を尽くした上での話です)

2.法的にはどうでしょうか

法的に厳密な記事ではないと書きましたが、一応法的にどうなっているかを調べた範囲で書いておきます。

保育園や学校・学童などで、保護者にかわって子どもを見る人は代理監督者と呼ばれます。

子どものような法的に責任無能力者は監督義務者が責任を負います。

代理者にも一定の責任はありますが、だからといって保護者(監督義務者)の責任はなくならないとされています。

上里弁護士の記事

以下宅建通信学院サイバー六法より引用

民法第714条(責任無能力者の監督義務者等の責任)

1監督義務者の責任~総論

本条は、未成年者(第712条)や精神上の障害(第713条)を持つ者で、責任を弁識する能力を欠く者(責任無能力者)が加害行為を行った場合には、その監督義務者に監督上の過失があれば、損害賠償請求を負わせようとするものです。

この監督義務者の責任は、被害者に対する直接侵害ではなく、間接侵害に着目し、監督義務者の自己責任を基礎として、過失についての証明責任を転換した規定ととらえられています。

つまり、責任無能力者の加害行為があった場合に、監督義務者は自己に過失がなかったことを証明しなければ免責されない、ということになります。

2監督義務者

本条の監督義務は、危険発生の予見可能性のある状況下での結果回避義務だけでなく、責任無能力者の生活全般について、その身上を監護教育する義務も含みます。

したがって、監督義務者の免責の証明は難しいものとなるでしょう。

また、本条の監督義務者は、「責任無能力者を監督する『法定』の義務を負う者」です。

この法定の義務は、未成年者の場合ですと、親権者(第820条)・親権代行者(第833条、867条)・未成年後見人(第857条)・児童福祉施設の長、成年被後見人の場合は、成年後見人(第858条)などです。

3代理監督者

この監督義務者の責任は、「監督義務者に代わって責任無能力者を監督する者」(代理監督者)も負うことになります。

代理監督者は、たとえば、託児所・幼稚園の保母、小学校の教員、精神病院の医師、少年院の職員などです。

この代理監督者と監督義務者の責任は併存することが可能で、不真正連帯債務となります。

学童クラブ指導員と保護者の部屋のロゴ
学童クラブ指導員と保護者の部屋のロゴ

3.実際のところは

保育園では発達的に子どもの起こしたことは全て園の責任と明示しているところもあり、法的にも実際その通りですが、学童クラブではほとんどないと思います。小学校はじめ各種学校でも同様です。

さて学童クラブで他の子が自分の子に怪我をさせたなどは、保護者としては心配になりますね。

親としては内容によってはその子は誰だ?とか、今その子がいるなら直接話がしたいと言ってくる方がいるのはクラブとしては想定内です。

保育園でも年長くらいになると、たまにはあるかと思います。

この場合の対応として、学童クラブとしては加害側の子と言っても勝手に相手方の大人に引き合わせることはできません。

厳密に言えば保護者以外の他の大人に、その子が実際に学童クラブに在籍しているかとか、今日は来ている来ていない、普段はどんな子などの情報は個人情報保護の観点からも一切出せません。

被害者側の保護者は心配になったり、怒りがこみ上げてくることもあるでしょうが、学童クラブ側が聞いたことをすぐに教えてくれないからといって怒っても仕方のないことです。

トラブルの際に、具体的に名前を出して誰とトラブルになったなども通常なら普段から教えてくれないと思います(普段から仲良しで保護者どうしの親交がある場合など例外あり)が、同じ理由です。

それでも何かのタイミングで子どもと相手側の保護者かかち合ってしまった場合には、理由を話してできないことを伝えて引き下がってもらうか、職員が間に立って代弁するなどを状況によって取ることになります。

状況によってというのは、まず保護者が怒っていたら引き離さないといけません。

子どもが一方的に怒られたり怒鳴られたりすることからは守る必要があるためです。

相手方が冷静かつ普段から丁寧温厚で信用できそうな方とか、ある程度分かっている場合には職員が立ち会って多少やりとりをしても問題がないかもしれません。

しかしかち合ってしまった場合でも基本的には離すで間違いはありません。

このあたりの取り決めがなく、安易に当事者の子どもと相手側の大人を引き合わせている施設もあるようです。

このときはこうするといった取り決めがないのは対応する指導員が困るので、想定内の事態に施設として決めておくのは管理的に必要なことになります。

被害者側の保護者として相手の子やその保護者を直接知らない場合には、学童クラブに仲介を頼み、事実確認と相手の保護者にこちらの意向を伝えてもらうことがセオリーです。悪質な場合や行動力が許せば方法はもっといろいろありますが、基本的にはこれで足りると思います。

子どものケンカの対応⑤-保護者への説明、親としての対応の記事参照

あとは保護者どうして連絡をとってもらえば概ね解決します。

どうなったかはこちらから聞かなくてもだいたい教えてくれますが、そうでない場合は機を見てどうなったか聞いておくのがよいでしょう。

それはごく稀に解決できなかったケースもあるためです。

こじれる場合はどこまでもいきますが、その家庭どうしのことです。

あまり首を突っ込まないことが、職員として精神衛生上もよいです。首を突っ込んだところで、変に巻き込まれるだけで何もできないのか関の山です。

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