ギャングエイジ以上の年代でいじめが起きる集団心理
子どもの「いじめ問題」で、被害を自ら隠す原因や、解決の障害になる厄介な集団心理・仲間意識。
生まれてから小学校低学年くらいまで、親との関係が大切で、親の価値観がほぼ子どもの考え方。
それが高学年になると親との関係は大事
だけど、それより本人にとって大切になるのが仲間意識。
その準備として3年生~高学年くらいはギャングエイジと呼ばれる特別集団を作る年代です。
子どもの自立や社会人へ出ていくために必要、決して悪いものじゃないんですが、いじめ問題で集団心理が悪い方面での原因になります。
親や大人が介入しようにも、本人にとっては仲間の方が大事だから対応が難しい。
それでも「いじめ」と集団心理の関係を知ってれば解決・介入糸口をつかめます。
ひとえに子どもの世界が狭いことが原因なので、
- 親は必ず味方である
- 世界は広いこと
- 仲間でも悪いことは悪い
👆これらを伝えることが、親としてのいじめにおける集団心理への対抗手段です。
- 子どもの生きている仲間との世界が分かる
- 集団のなかで起きる不具合が分かる
- 外部からの対応と本人の教育が分かる
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
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- 1.自分を獲得するための集団
- 1-1.同調と自己同一性獲得
- 1-2.仲間から外れられない子ども
- 2.いじめを生む集団の質
- 2-1.レビンの実験
- 2-2.集団での匿名性など
- 3.空気が読めない子は要支援
- 4.集団心理への親としての対応
- 5.まとめ