からだと心の相互作用~子ども仮病は本物かも
「仮病でしょ」とか、「気のせいでしょ」
👆子どもが体調不良を訴えたとき、こんな返しをしたことありませんか?
子どもが抱えている問題の原因が心にある場合、体の不調として現れてくるケースはとてもたくさんあります。
なぜなら心は脳が作り出すイメージがその本質で、その脳は臓器の1つ。
脳は体に作用する様々なホルモンを分泌しているので、容易に各部所の体調不良に結びつくからです。
逆も然り、体のどこか悪いと心に作用する。
これは「身体心理学」(ソマティック心理学)として、自分が感じる体と心の作用が研究されています。
心理学と言うと心だけ扱うイメージですが、
心=脳は単独で存在できないので、心と体の相互作用があるのは当然の話です。
「仮病でしょ」「気のせいでしょ」という前に、心と体の相互作用について知っておきましょう。
この記事を読むと分かること
- 身体心理療法の考え方
- こころの不調が体の症状になること
- 筋肉の鎧について
- 心と体はどちらが先か?
- 子どもの心と体のほぐした方
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
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目次【本記事の内容】
- 1.心と体の作用-心身症など
- 2.感情が先か、からだが先か
- 2-1.ジェームスランゲ説
- 2-2.キャノンバード説
- 3.筋肉の鎧
- 4.体と心の不調はどうしたらいい?
- 4-1.基本的な考え方
- 4-2.子どもに対しては
- 5.まとめ