小学生の放課後/小1の壁
小学生の放課後の過ごし方はいろいろあるけれど、学童クラブはけっこう知られるようになりました。
1年生だと約半分が利用してるから、当然でしょう。保育園に行ってた子が小学生になったらどうするか?の小1の壁問題はあまりに有名かつ、働く保護者にとって切実ですね。
だけど学童クラブは使いたくても定員があって、毎年のように待機児童が出ています。
だから、自由に遊びで来られるような"放課後子ども教室"という居場所を学校の中に作るなどの取り組みがあります。
他には放課後には児童館とか、公園とか、自治体によってはプレイパークとか、放課後の居場所は役所もいろいろ考えてるところ。
放課後子ども総合プランというのが、小学生の安全な放課後を保証し、小1の壁も何とかしようという国の計画。
小学生の放課後に子どもが過ごせたり、保護者が働ける環境を作るのに、学童クラブと放課後子ども教室を連携して、質や量を確保して整備していこうというプランです(2014年)
2018年からは量の拡充を図る新プランで5年計画が実行中。
- 国としては厚生労働省の学童クラブと
- 文部科学省の放課後子ども教室が
互いに乗り入れていく一体的運営についても進めていく方針ですが地域により大きく差があります。
例えば東京都でも全く進んでいない区と、実験的に行い始めたところ・全て完了の区に分かれているくらいです。↓
学童クラブについては、学童利用者が2018年に117万人で待機が1万5000人くらいのところを、5年間でさらに30万人程度受け皿を増やす計画が進行中。
以下でお話していこうと思います。
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)
目次【本記事の内容】
- 1.学童クラブ
- 1-1.学童クラブの管轄行政
- 1-2.厚生労働省の定める基準
- 1-3.学童クラブの数や運営
- 1-4.1か月の育成料
- 1-5.一日の流れ
- 2.放課後子ども教室
- 2-1.管轄行政
- 2-2.放課後子ども教室の数など
- 3.児童館
- 3-1.児童館の管轄行政
- 3-2.児童館の数など
- 4.まとめ