【360度恐怖体感 脱出!おばけ屋敷ゲーム】レビュー~協力系のおすすめボードゲーム
【360度恐怖体感 脱出!おばけ屋敷ゲーム】は1作目の「絶叫!おばけ屋敷ゲーム」の
リニューアルバージョン。
前作の「絶叫!おばけ屋敷ゲーム」は人を出し抜くゲーム性でしたが、360度の方は真逆で、みんなで協力して全員で脱出するボードゲーム。
1人を弾いたり、運の悪い人が諦めたりがありません。
ちなみに「360度」はスマホアプリ連動でオバケを探すとき画面を上下左右回すからこういう名前がついているだけなので、スマホ使わない場合は名前の由来がよく分からないかも(^^)
学童クラブで見てると、仲良くなくても協力しないとクリアできないから、普段遊ばない知らない子へやり方を教えながら楽しんでます。
テーマはおばけ屋敷だけど、一作目とは違ってむしろ平和的なゲームと言えます。
この記事では学童クラブで子どもたちが遊ぶ様をつぶさに見てきた私が、360度恐怖体感 脱出!おばけ屋敷ゲームの詳しい魅力や遊び方について、十分にお伝えしていきます。
ジャンル | 協力系おばけ屋敷脱出 ボードゲーム |
人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30分~ |
対象年齢 | 一年生でも教えたら やれます。 フリガナあるから プレーに問題なし |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
はじめましてジャムと言います。
もともと私は東京大学の大学院で
理系の研究をしていたのですが、
子ども達との出会いにより、
全く畑違いの保育業界へ転身を決意。
以来20年以上、
主に学童クラブで小学生と関わり、
様々なことを学んできました。
そこで得たものを使い、
保育士はじめ保護者の方々、
子どもに関わる大人の
- 疑問
- 不安
- 分からない
を解決することでアナタが幸せになり、
子どもに良いものが帰ることを願い、
このブログを運営しています。
現在は今までの経験を元に、
主に講演・執筆活動を行っています。
家では2人の子どもを育ててますが、
とっても安定してますよ(笑)
ツイッターやってます(@jamgakudo)
インスタグラム(@jamgakudo)
目次【本記事の内容】
- 1.魅力と個人的感想レビュー
- 2.おばけ屋敷の欠点と注意点
- 3.その他の口コミ
- 4.遊び方やルール
- 4-1.準備
- 4-2.移動~おばけ探し
- 4-3.ボスおばけと対決
- 5.裏面の死神の橋
- 6.総評
1.360度恐怖体感 脱出!おばけ屋敷ゲームの魅力を徹底解説
このゲームの魅力は、なんといっても協力してクリアしたときの達成感、そしてプレイ中から生まれる連帯感。
2人でやっても、
「こっちの部屋が全滅しそうだ!」
「じゃあ俺こっち行くよ」
「1人じゃ倒せないから来てくれ」
みたいな会話が自然に出てくる。
前作のような「これを食らえ」とか、他のプレーヤーを2マス戻したり、わざと死神に相手を捕まえさせたり、
前作のように、いつまでも鍵が出なくて動けない、👈みたいな足を引っ張る要素がなくて、全員がスタート直後からクリア直前まで楽しめます。
おばけの仲間を増やせなくても、全員のクリアに貢献できます。
みんなで協力して、"チームに貢献しよう"って気持ちが自然に出てくるゲームに思えます。
サブ的な面白さは、倒したおばけが仲間になるから、それを集めていくコレクター的要素。
ひたすら仲間おばけを集めて並べて楽しみ、ボス対決に駆けつける、なんて楽しみかたをする子もいます。
2.360度恐怖体感 脱出!おばけ屋敷ゲーム 唯一の欠点
このゲームの唯一と言える欠点が、初期設定のルールだと難易度が高いことですが、簡単に克服できます。
「ルールが分からない」ってレビューがたまにあるけど、教えたら一年生でも理解できて実際に遊べてるから、全く難しくありません。
ただ、通常ルールの難易度が元々高く、さらに難易度を上げるオプションルールまであります。
まお難易度を調節できる要素や、絶対にゲームオーバーにならない遊び方もあるから、欠点はないと言っていい。
通常ルールの難易度が高い話をすると、2つのゲームオーバー条件が厳しい。
「山札がなくなること」
実はゲームで設定されてるゲームオーバー1つ目は「山札がなくなること」つまり時間切れ。
この初期の山札が1人プレイだと20枚、2人なら30枚とか設定されてますが、その枚数でクリアなんててきません。
イベントカードで「幸運」(移動カードを増やす)とかを連続で引いて、移動カードをなんとか切らさないようにして、ボスおばけとの対決も連続で勝ち続けて、
(負けると遠くに飛ばされて移動カードが減る)ようやくクリアの可能性が出てくる感じ。
だから学童クラブでやるときは、全部の移動カードを山札にしてやってます。
4つの部屋どれか1つでも、おばけの部屋の恐怖ポイントが0になること
もうひとつのゲームオーバーは「おばけの部屋の恐怖ポイントが0になること」
下写真の全滅←3←2←1となってるポイントですが、いとも簡単に減っていきます。
移動カードにも混ざっていて、イベントカードでも減算、ボスオバケに負ければ減算、簡単にゲームオーバーになる。
だから難易度調整として、移動カードに混ぜてある恐怖ポイントが上がるカードを除くのが必須です。
これは説明書のルールにも難易度調整として設定されてます。
逆に難しすぎる通常ルールをさらに難しくできるアイテムもパッケージに入ってる。
(恐怖ポイントが初めから少なくするボード)
鬼の難易度だから、調整して遊ぼう!
時間をかけてプレイして、結局ゲームオーバーになった。。
大人ならそれでもいいけど、子どもでやってるときにゲームオーバーになると拍子抜けした感じで終わっちゃうから、難易度調節は必須です。
移動カードのなかの恐怖ポイントが進むカードを抜く
通常のおばけとの対決で負けても恐怖ポイントは減らない
移動カードがなくなったらゲームオーバーのルールを廃止
たまにゲームオーバーになるけど、たまになる分なら、「もう一回やろう」ってなるから楽しめるでしょう。
だから山札の移動カードがなくならないように補充していけばゲームオーバーにならない。
恐怖ポイント0も、恐怖ポイントが進むカードを除いて遊べば、めったに全滅しない。
協力してクリアしたの達成感や連帯感、コレクター的な楽しみなどいいものが得られるでしょう。
個人的には前作の"絶叫おばけ屋敷ゲーム"に続いてこちらも⭐️5を越えて⭐️7つ。
知らない人もいるけど、やらないのはもったいないと思います。
あっ、あと紙のゲームなので、何人も頻繁に遊ぶ学童クラブだと、ボードが傷んできたり、カードの端がめくれてきたりします。
早めに透明テープで補強しとこう。
1作目の絶叫!おばけ屋敷ゲームこちらは個人プレーで、他のプレーヤーを邪魔して出し抜くゲーム性。
こっちもおすすめです。
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価格は変動するので販売サイトで確認してね。
バンダイ 360度恐怖体感 脱出!おばけ屋敷ゲーム長いのでここで休憩
続きはルールや遊び方について
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